一階の広さを変えずに、総二階で床面積を節約する方法

    奇跡の間取り

    前回考案した間取りは、一階を広くしたまま全体の床面積を節約するため、苦肉の策で二階を狭くしたプランでした。

    たま〜に、一階だけがちょこっと飛び出ていたりする家を見かけたりするんですが、このようにバランスを取るためだったりするんですかね。
    なぜ、下屋が必要になるのかも、しみじみ勝手に実感してしまいました。

    下屋サンプル

    すっかり広いリビングと6帖の和室が確保できる間取りプランに舞い上がっていたのだと思いますが、冷静になるとあらためてまた見ると、また違う考えが出てきました。

    床_picsea-424444-unsplash
    床が増えずに広いままってどういうこっちゃ@Photo by Picsea on Unsplash

    和室は、やはり6帖ほしい

    アチチホームから素敵なプレゼンシートが届いたのですが、最初の和室が4.5帖のプランがベースなので、これは見直してもらわないといけません。

    4_5帖_きびしい

    しかし、ここまでしっかりしたプレゼンボードを作ってもらっておいて、やはり6帖の和室が欲しいとか、その分一階を広くして二階を減らして下屋を付けるなどと、お願いしても良いものか・・・

    折角、ほぼ30坪ピッタリの間取りのプランにしてもらっているんですけどね・・・

    心おどる♪アチチな回答 – 神奈川の工務店(茅ヶ崎、平塚、他)

    今度は、アチチホームからの回答がメールで届きました。見積もり依頼をした二日後なのでめちゃ早い。…

    と言いつつ、前回考案した和室を6帖に拡張した間取りをいざ送ろうかと、じーっと眺めていると、どうしても無理矢理感ある下屋がどうしても気になり始めました。外観的にもどうなるんだろうという不安が出てきました。

    下屋と総二階のどちらがコストアップ?

    ローコスト住宅を実現するポイントとして、総二階にするということが良く書かれているので、下屋を作ってしまうと、コストアップになりそうな気がしてきました。

    プロが教える!注文住宅コストダウンための具体的な34のテクニック – 暮らしニスタ

    注文住宅産業における環境は、円高や輸送費の高騰から建材が値上がりし、公共事業の兼ね合いで人材不足による人件費もあがっています。そんな逆風に負けず、限られた予算内で理想の家をつくるためには、効果的なコストダウンの工夫が欠かせ…

    CRJとトマト住建にも間取りを送ったばかりだったのですが、これはまずい気がします。
    そのまま総二階にすると、30坪から約1.5坪オーバーになってしまうのですが、予算に余裕があるなら部屋を広くしたり、収納を増やしたりしたいものです。
    1.5坪と言っても仮に坪40万だとして、約60万円のアップなので油断はできません。

    予算オーバー

    床がなければ坪単価に換算されないという勝手な願望

    将来余裕が出たら、60万ぐらい出せるかもしれませんが・・・・今はわかりません。

    ・・・!

    余裕が出たら・・・?
    余裕が出たら部屋を追加・・・?
    余裕が出るまでは部屋がない・・・?
    余裕が出るまでは床がない・・・?
    床がないから・・・・吹き抜け?

    吹き抜けイメージ
    吹き抜け!

    吹き抜けって、坪単価に計算されるんだろうか?
    もし、計算に入らないなら、吹き抜けにしておけば、外に下屋を取って床面積を減らさなくてもいいのでは?
    これなら総二階のままにできるかも?

    取ってつけたような吹き抜け間取り

    と、早速作ってみたのがこの間取り

    17帖縦和室6帖オリジナル2_fix

    リビングの上に吹き抜けを作って、下屋を取らない3.5間 × 5間の総二階で、ほぼ30坪になっています。
    二階の廊下は、お登りホームの間取りを意識して、広めにしました。
    廊下からバルコニーには出れないのですが、廊下で洗濯物が干せるかも?(苦笑)

    でも、寝室の形とクローゼットの位置が、なんとなくイマイチです。

    あと、気になっていた玄関とホールを少し広くしました。
    外から見て、玄関の間口も広くなりました。

    やっぱり洗面脱衣所は1坪に戻しています。

    ただ、この間取りには気づいていない決定的な問題がありました。。。。

    【追伸】約30坪の間取りを研究されている方は、次の記事で見られる最終版に近い間取りの方がご参考になるかもしれません。

    さらに吹き抜けの情報をお探しのかたは、吹き抜けに関する事トラコミュもお勧めです♪

    間取り検討の紆余曲折リスト

    1. [高級感と余裕] 魅惑のメーターモジュールと30坪の現実 [なのに狭い?]
    2. [水回りは] 2階浴室とリビングの広さの関係 [意外とスペースを取っている]
    3. [気兼ねなく]バルコニーとロフトは廊下からのススメ[誰でも出入り出来る]
    4. [対角線の目線で] 和室も広さも便利も諦めない、30坪の間取りの可能性[広がりが出る]
    5. 家具を活かす間取りの難しさ
    6. 家族思いの広々小屋裏収納は固定階段付きがお勧め
    7. 変形土地の間取りがムズイ
    8. これならちょっぴり庭がとれるかも?
    9. 間取りを入れて土地への思いが強くなる
    10. 出来そうで出来ない間取りカスタマイズ
    11. 見積もり依頼の開始と小屋裏収納付きの規格住宅間取り
    12. やっぱり和室は6帖で収納はもっと欲しい
    13. 一階の広さを変えずに、総二階で床面積を節約する方法
    14. 吹き抜けの位置には要注意
    15. 階段下は、トイレや収納とは限らない
    16. 建具の数と階段下の納まり
    17. 初めてのイメージパースは白い家?
    18. 冷暖房が心配な二階とつながる吹き抜け
    19. 22区画分譲に向けた妄想間取り
    20. 向きを変えたらスペースが増えたのだ
    21. 収納は人が立つ場所のスペースがポイント
    22. 間取り瞬殺くるりんぱ!
    23. コックピット型キッチンの通路は75cmで充分?
    24. セコすぎる?床面積の節約作戦
    25. 吊り戸棚が縦に伸びると食器棚なのか?
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    27. 洗面脱衣所になぜそんなものを!?
    28. 奥行き1365mmのトイレは、横からの出入りに向かない
    29. [我が家の間取り] 三枚引戸は壁厚注意 [最終プラン]
    30. 開ける道 [最終プラン室内窓修正版]
    31. 行き詰まる小屋裏収納階段
    32. もや下げて、屋根下がる。小屋下げないで、屋根上げる?
    33. 救いの天空率
    34. リビングの風通しは、キッチンの小窓が鍵
    35. 外観バランスとキッチン採光窓の位置
    36. 新たなるマドリヤン
    37. キンコンカンコン埋め込みたい、トンチンカンチン壁がない
    38. 約六畳の和室に三畳のたたみ?
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    40. [実施承認図] 二階図面と窓のクルクル [最終版間取り]
    東玄関30坪3.5間✕5間のローコスト住宅の間取り | 幸せなローコスト注文住宅
    建築費1000万円台で実現した我が家の間取りは次のとおりです。 まっしんはやぶさ家の間取り 1階床面積57.09㎡(17.27坪)2階床面積44.73㎡(13.53坪)延床面積101.82㎡(30.80坪)敷地面積132㎡(39.93坪)部

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