年末に大掃除したら自宅の思わぬ不具合が見つかって、年明け早々に工務店に連絡したなんて経験のあるかたいらっしゃいませんか?
私も何回か年末の大掃除で、気になるところが見つかったものの、年明け早々に連絡するのは気が引けることが何度かありました。
昨年末の大掃除の時にも、そんな不具合が見つかりました。
バルコニーのトップコートが剥がれてきていた
昨年末は、しばらく手をつけられていなかった、バルコニーの高圧洗浄を頑張りました。
いつも、この時には、バルコニーには外水栓と屋外用コンセントを付けておくべきだったと悔やみます。
高圧洗浄そのものよりも、ホースや高圧洗浄機の電源を引いてくる準備がおっくうなんですよね。
すると、見つかったのがこちら。

バルコニーのFRP防水のトップコートの塗装が剥がれて、下地のFRP防水部分が見えています。
ここまで最初から剥がれていたわけではないのですが、塗装が明らかに浮いているところがいくつか見つかったので、触ってみると、簡単に剥がれてきました。といっても、塗膜は結構分厚く固いのですが。
トップコートの塗り替えは、早ければ築5年目ぐらいからと言われるぐらいなので、今年築12年にもなる我が家ですから、当然の劣化症状です。
防水自体は、FRP層が担っているので、即座に雨漏りにつながるというわけではないのですが、FRPは紫外線に弱いので、このままでは問題があります。
とりあえず、応急処置として、自宅にあったこの塗料をチョチョイと塗っておきました。

その後、DIYでトップコートの塗り替えも考えたりしたのですが、サンディング→脱脂→プライマーと結構工程が多いことや、塗料選びも難しそうなことから結局断念したままになっています。
DIYで入手できる塗料で塗装してしまうと、万一プロに塗装し直してもらいたい場合に、ややこしいことになることもあるそうです。
バルコニーの防水は、雨漏りに関わるので、不用意に素人が手出しすべきじゃなさそうだなとあきらめたのですが、ではいつ再塗装すべきなのかは思案中という状況です。
この話しは、また気が向いたら深堀りしますが、もう一つ気になる不具合がありました。
バルコニーの排水が流れない
我が家のバルコニーは、西と東の両方に排水するようになっているのですが、西側の排水が進まず水が溜まっていることに気が付きました。
どうやら、この雨樋の角ます部分に溜まった水が、縦樋に流れず詰まっているようで、角ますの下から漏れた水が壁を伝って真下に流れている状態でした。

この角ますには、バルコニーの上からも下からも手は届きません。
ここで、やめときゃ良いのに出来心で、こんなグッズを引っ張り出してきてしまいました。

これは、キッチンの排水口のお手入れ用に入手しておいたものなのですが、もしかしたら、これで取れるかもと思ったんでよすね。大方の予想の通り、かなり奥まで見事に全く抜けなくなりました(笑)
どう見ても、雨樋の中で引っかかりやすそうな形状なので、そんな予感がしたんですが、抜けなくなったときは、呆然自失状態でした(笑)
結局、アコルデに泣きついて、見に来てもらうことにしたのですが、来てもらう前にもう一度ダメ元で引っ張ってみたら、運良くスボッと抜けて助かったのですが、決して真似されないことをお勧めします。
梯子がかけにくい問題
我が家は、当時現場監督だった鈴木さんがずっとアフターサービスも担当してくださっていたのですが、今はアコルデから独立されて、個人でリフォームを手掛けているそうです。
今でもアコルデとも提携して仕事をされているようですが、他のアコルデブログでもおなじみの久保園さんが、今回から我が家を見に来てくださいました。
問題は、この場所がとても作業がしにくいことです。

このように、この縦樋の真下にはエアコンの室外機があり、梯子をかけることができません。
室外機がなくても、奥行きがないので、どちらにしても梯子をかけるには、お隣の敷地を使わせてもらうしかないかもしれませんが。
この室外機とメッシュフェンスの間に梯子をかけるのは無理があります。

そこで、南側の壁に梯子をかけたのですが、今度はテラス屋根があるので、頭が支えてしまいます。

そこで、こんな感じで、脚立の梯子を組み合わせて足をかけて作業されていました。

かなり無理な姿勢で、本当に大変だったと思います。
角ますが外れにくかった原因
最終的に、このように角ますが無事外れたのですが、一時はあきらめるしかないかなと思うほど苦戦されていました。

ちなみに、久保園さんもワイヤーブラシを使っておられたのですが、私のように引っかかって外れなくなるようなことはありませんでした。そもそも、私の場合は、雨樋を外さずにバルコニーの排水ドレンから突っ込んだのが無謀だったのですが。
久保園さんが、苦戦していたのは、この雨樋ビスが原因です。

このビスは、半ネジタイプといって、ビスの頭側にネジが切られていない(矢印部分)ので、ネジを外そうとしても空回りしてしまい、一向にビスがぬけなかったそうです。
業を煮やして、ペンチで切断してしまおうとされたりしたのですが、硬すぎて全く刃が立たなかったようです。
なんとか、根気よく回し続けて外すことが出来たときはホッとしました。
しかし、実は、この角ますの中には、特につまりの原因となるものはありませんでした。

結局、つまりの原因となっていたのは、この寄せ枡の部分でした。

ここに糸くずのようなものが詰まっていました。
我が家のバルコニーは、木の葉などが入ってくることは、まずないので、おそらく洗濯物の糸くずが蓄積した結果のような気がします。
この、つまりに気が付かないままだと、バルコニーに水が溜まった状態が長くなり、雨漏りの原因となってしまうので、気が付くことが出来て本当によかったです。
アコルデの久保園さんは、とても苦労して対応してくださったのに、今回は費用を取らずに帰っていかれました。
いつも無料とは、限らないと思いますが、ハウスメーカーのアフターサービスでは、なかなかこのようにはいかないのではないでしょうか。
これを当たり前と思わないようにしたいと思いますが、アコルデで建てておいて本当によかったと、築12年目にあらためて実感させられた経験となりました。

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