【痛恨の失態】蒸気を甘く見てはいけない!

    家具・収納

    当然ですが、キッチンには蒸気がつきものですよね。
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    随分、長く蒸気と付き合って来たはずなのに、いまさら蒸気にしてやられた話でございます。

    その対象は、買い替えたばかりの食器棚で起こりました。
    新築入居後、4年目で理想的な背面カップボードが実現したのですが、すっかり浮かれていたのかもしれません。

    ちなみに、我が家が選んだ古賀家具のセレクトという食器棚は、カウンター部分の上に耐熱性と共に蒸気を吸収するモイスが付いています。しかも背面はアルミ性で、熱にも蒸気にも強いとすっかり油断しておりました。

    しかし、すっかり甘く見ていたポイントがありました。
    そう、勘が良い人は、もうお気づきでしょう。

    蒸気と言えば、最も警戒すべき、ヤツのことをすっかり油断していたのです。

    わずか半年でベロリンチョ(泣)

    この写真を御覧ください。カップボードの、どこの場所かわかりますでしょうか?
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    これは、炊飯器置き場の上部分なんです。
    写真の通り、手前の角部分が下に膨らみ、白一色だったはずのカップボードに木質繊維が出てきてしまっているんです。
    もちろん、納品された時点では、この部分は、まっすぐピッタリキレイにふさがっていました。

    当然、炊飯器はスライド棚で前に引き出すことができるのですが、引き出し方が甘いことがあったのか、または結局湯気がこの部分に回ってしまうのかもしれません。

    それにしても、まさかわずか半年で、こんな状態になるとは夢にも思いませんでした。
    もっと早く気がつけば、目立たないうちに対処ができたのですが、悔やんでもくやみきれません・・・

    残念ながら、この部分にはモイスが付いていないんですよね・・・

    緊急止血と目隠し処置

    とにかく、これ以上の悪化を早急に止めなければなりません。運良く手元に、別の用途で利用した、ホームセンターで購入したコーナーアングルがありました。

    コーナーアングルを、あらかじめ寸法通りにカットします。
    コーナーアングル

    一応白系ですが、食器棚のカウンター上に置くと、真っ白とは言えませんね。

    この木目が、白く見えない原因でもあるのですが・・・
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    さてどうなるでしょう・・・

    取り付けには、当ブログでも何度かご紹介しているブルタックを使います。
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    が・・・ブルタックだけでなく、黒いものが付いていますね・・・

    この黒いのは、これもたまたま自宅にあったスポンジ状のゴム製テープです。
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    L字型に取り付ける、下部分にスポンジ状のゴムテープを付けておくことで、ちょっとでも下から蒸気が患部に回り込むことを避けたいと考えました。

    早速ですが、取り付けた結果がこちら!
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    実は、左右の寸法がかなりピッタリで、ブルタックがなくても落ちないぐらい左右の圧力だけで大丈夫そうだったのですが、念の為ブルタックを使って万全の固定にしておきました。
    粘着力は、ブルタックのある縦面だけですが、かなりしっかりくっついています。
    黒いスポンジゴムは両面テープではないので、粘着力はないんです。

    少しだけアップにしてみました。
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    偶然ですが、意外に色がピッタリでびっくり!
    最初、この膨らみを見つけたときは、かなりのショックでしたが、応急処置をした後は、全く気にならなくなったので、本当に助かりました。

    ちょっと、あのままでは、みすぼらしく目立ち過ぎますからねぇ。

    次は蒸気レスの炊飯器にするべきか

    同じような悩みを抱える人がいるのでしょうね。今どきの炊飯器は蒸気レスや蒸気セーブの機能があるそうです。
    昔、炊飯器を検討した時に、蒸気セーブ機能のものを検討した記憶があるのですが、なぜか手持ちの炊飯器は結局蒸気セーブではなかったようです・・・

    たとえば、最近では、こんな製品があるみたいですね。
    炊飯時の蒸気をカット

    ホントかよ!って感じですが、これなら蒸気で食器棚が膨らんで変形することがなかったですね。
    後の祭りです・・・

    もしこれからご入居で、同じような食器棚をお使いになるかたはご注意くださいませ。

    モイスのDIY

    あと、炊飯器スペースにモイスが付いてないと書きましたが、モイスはカット売りもあるようです。実際に、カット売りのモイスを取り付けた方がいらっしゃるようなので、将来的に調整してみようかなとか思ったりしています。

    モイスカット売りのお店は、こちらです。

    ちなみに、モイスは6mmと9.5mmの厚みがあるようなのでご注意ください。

    厚み分、手前に木口が見えることになるのですが、今回取り付けたコーナーアングルの高さがあれば、十分隠せそうに思います。

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