壁と距離を離せるタオル掛けに交換した話

    DIY

    今回は、年始の更新でふれておきながら、かれこれ6ヶ月弱も経過してからやっと書く話題です(汗)

    タイトルの通り新築時に取り付けられたトイレや洗面室のタオル掛けをDIYで交換したって話なんですが、実施自体も、昨年末なのでちょうど半年前になります。

    実は、何故かアコルデの標準でタオル掛けは付いていないと思い込んでいて、打ち合わせ時にも全く仕様を確認しなかったんですよね。

    おそらく・・・

    • 確か、最初の建売のときにはタオル掛けが付いていなかった。
    • 入居前の借家(一戸建て)のタオル掛けのタオルがふれる部分がカビだらけになって困った

    経験があって、自分でタオル掛けはよく考えて選んだものを用意しなくちゃ考えていたような気がします。

    実際、実は一つだけ事前にタオル掛けを買って用意しており、上手く付けられたら必要分買おうと思っていたのですが、引き渡し時にタオル掛けが付いているのを見て、思わず固まった記憶があります(笑)

    ちなみに、このタオル掛けはしばらく放置していたのですが、後ほど屋外で使いみちが見つかり無駄にはなりませんでした。

    ということで、入居後約8年を経てタオル掛けを交換することになった経緯と交換の様子をご紹介します。

    1469243_s_タオルリング
    定番のタオルリングも取り扱いには注意が必要です@nikkoさんによる写真ACからの画像

    トイレのタオル掛けの壁にもカビが出ていた

    こちらが、アコルデが付けてくれたタオル掛けです。いわゆるタオルリングというやつでしょうか?
    0150_IMG_0265_当初のタオルタオルリング_タオルなし
    シンプルで定番な感じですよね。

    この写真は、一階トイレのタオル掛けなんですが、タオルを掛けたの様子はこんな感じ。(もっと良いタオルの写真にしておけばよかった…笑)
    0100_IMG_0259_当初のタオルリング
    見るとわかると思いますが、タオルが壁に触れているんですよね。

    ちょうど、このタオルが触れている部分をよく見ると、こんな感じの黒い斑点を昨年末に見つけてしまったんです。
    0200_IMG_0262_壁のカビ?
    これは・・・カビですね・・・・(汗)

    いゃぁ、すっかり油断してました。
    このブログでも、一階洗面台のタオル掛けのところにキズやカビが一部出ていたことは書きましたが、トイレのタオル掛けのことを全く気にしていませんでした。

    すっかり油断してた!一階洗面室防カビクロスがいつの間にかぁ!

    先日、洗面脱衣室のお掃除をしていて、全く油断していた部分が、意外な痛み方をしていたことに気がつきました。我が家は、洗面台横への水はねに強いホーロークリーン洗面パネルの採用に悩みました。ホーロー自慢のタカラスタンダードに魅せられただけに、当然水や汚れに強く、磁石が使えるというパネルはとても魅力的で、うまいことオプションを誘うなぁと関心したものです(笑)今考えると、1階と2階の二箇所で、2万円ほどのオプシ…

    洗面台のタオル掛けは、借家のときに同じく壁に結構酷いカビが出てしまった経験があり、この経験から壁紙を防カビクロスにすることにこだわった経緯があります。幸い、この借家では入居時にクロスが傷んでいたので張替え不要という契約だったので、退去費用には影響なかったのですが、タオル掛けには注意しなければと印象付けられたはずだったんです。
    https://blog.kisekinomyhome.com/blog-entry-287.html

    新居での快適な暮らしにそんな記憶がすっかり薄らいでしまったのか、トイレのタオル掛けは洗面台のタオル掛けと違うと勝手に思っていたのかわかりませんが、急遽やべぇなんとかせねばということになりました。

    幸い症状は軽かったので、こやつのお世話になりカビ自体はすぐに消えました。
    0300_IMG_0263_カビキラーゴムパッキン用

    しかし、横から見るとこんな感じなので、このタオルリングだと、確実にタオルが壁紙に触れることになります。
    0400_IMG_0266_当初のタオルハンガー横から

    このままでは、また壁がカビだらけになってしまう可能性が高いので、思い切ってタオル掛けをDIYで交換してみることにしたというわけです。

    タオル掛けを外してみる

    元々付いているタオル掛けを下から覗くとネジがありました。
    0500_IMG_0268_当初のタオルハンガー下から
    この製品は真鍮のメッキ製のようですが、リングの表面に白いシミができています。
    磨くと綺麗になりそうですが、手入れをサボって来た証拠が残ってますね(汗)。

    このネジを外すと・・・
    0600_IMG_0270_当初のタオルハンガー_下からドライバー

    簡単にはずれて、中に更にビス止めされた土台が出てきました。
    0700_IMG_0271_当初のタオルハンガー_外した後

    更に、このビスを二本外すと、完全に部品が外れます。
    0800_IMG_0272_当初のタオルハンガー_外した後
    仕方ありませんが、タオル掛けを付けていた跡がしっかりクロスに残ってしまいました。

    おそらく、間柱を下地にして付けているのだと思いますが、念の為下地捜しを使って下地を確かめます。
    0900_IMG_0273_下地確認
    あと、左右にも刺して、間柱の幅も確かめておきます。

    このタオル掛けの跡を図ってみると約5cmぐらいの幅でした。
    1000_IMG_0274_跡が付いた部分の幅
    ちなみに、上のマスキングテープ(何故かこんな柄のものしかなかった)は、下地の幅の目印を付けるために貼ってみたのですが、結局使わなかった気がします(笑)。

    意外に水平に固定するのが難しい

    交換するタオル掛けは、色々捜した結果TOTOのYHT100という製品を選びました。

    Amazonで、2,169円(2021年5月時点)なのですが、元々付いていたLIXILのタオルリングが大体1,000円ぐらいで売られているので約2倍の金額ですね。ちょいとグレードアップです(笑)。

    届いた箱は、こんな感じです。
    1100_IMG_0277_TOTOタオルリング_YHT100箱

    開けると、このようになってまして。
    1200_IMG_0278_TOTOタオルリング_YHT100箱_開封

    同梱物は、こちらで全てです。
    1300_IMG_0279_TOTOタオルリング_YHT100_同梱物

    まず、ベース金具を取り付けるのですが、元々の取り付け跡を隠せる位置をよく考える必要があります。
    1400_IMG_0280_TOTOタオルリング_YHT100_部品

    しかし、今回の金具は取り付け跡よりも少し幅が狭いんですよね。
    1500_IMG_0281_TOTOタオルリング_YHT100_部品
    あと、ネジの取り付け位置が金具の両端にあるので、下地の間柱の位置をどちらかが外してしまう心配があるので慎重に位置を決める必要があります。

    あらかじめ下地の位置は確認していたので、下地がある位置を意識しながら、手前の取り付け跡が隠せるギリギリ位置を狙います。
    1600_IMG_0282_TOTOタオルリング_YHT100_部品
    取り付け跡が少し手前にはみ出ているのですが、これよりずらすと下地を外す可能性があるので、このあたりにしておくことにしました。
    上に取り付け跡がはみ出ていますが、後から付ける金具が隠してくれるので、あえてギリギリまで攻めた位置にしました。

    かなり慎重に水平を見ながらネジを止めたつもりなのですが、固定後に確認すると、微妙に傾いていました。
    1700_IMG_0285_TOTOタオルリング_YHT100_水平確認
    ネジは3本で固定するのですが、ネジ穴に遊びのない金具で微調整が効かないため、最初のネジ位置にシビアなコントロールが求められるようです。

    続いてタオル掛け本体の準備です。
    1800_IMG_0289_TOTOタオルリング_YHT100_部品ネジ止め前
    まず準備として、U字型のタオル掛バーと固定用の金具を二本のネジで固定します。

    固定すると、こんな感じになりました。
    1900_IMG_0292_TOTOタオルリング_YHT100_部品ネジ止め完了
    取り付け方向によって、左右を逆にすることもできます。

    正面から見るとこんな感じ。
    2000_IMG_0291_TOTOタオルリング_YHT100_ハンガー正面
    LIXIL製と違ってつや消しのアルミ製ですが、落ち着いたなかなか高級感を感じる質感で気に入りました。

    取り付けて横から見ると、このようになりました。
    2100_IMG_0293_TOTOタオルリング_YHT100_横から
    元々のタオルリングと比較すると、かなり壁から離れているのがわかります。

    この写真で見ると、微妙に斜めに前に出ているようですね。
    2200_IMG_0294_TOTOタオルリング_YHT100_横から

    以前のタオル掛けの取り付け跡もほとんどわからず、全く違和感なく無事取り付けられました。
    2300_IMG_0295_TOTOタオルリング_YHT100_取り付け完了
    水平器で測らないかぎり微妙な傾きも全くわからず気になりません。

    好評なので追加注文

    このタオル掛けは、妻も喜んでくれたのですが、一番の評価ポイントは以前の丸いタオルリングのようにキコキコリングが動いて音がしないことです。
    一見、このTOTOのタオルかけはバー部分が動きそうにも見えますが、全く動きませんし音もしません。

    一階のトイレに付けてみて大好評だったので、早速追加で注文してみました。
    2400_IMG_0328_TOTOタオルリング_YHT100_追加購入
    3個届きました。

    この写真は、一階の洗面台のタオル掛けです。
    2500_IMG_0329_一階洗面当初のタオルリング

    こちらも、タオル掛け本体を外し・・・
    2600_IMG_0330_一階洗面当初のタオルリング外す

    土台を付けて・・・・
    2700_IMG_0331_一階洗面TOTOタオルリング_YHT100_取り付け

    今回は、かなり水平が取れています。
    2800_IMG_0332_一階洗面TOTOタオルリング_YHT100_水平確認
    かなり慎重にネジを固定すると成功しました。

    タオル掛けを付けてからも水平はバッチリです。
    2900_IMG_0335_一階洗面TOTOタオルリング_YHT100_水平確認

    最初のトイレでは向かって左側の壁に付けましたが、一階洗面台では右側の壁になるため、タオル掛の方向が左右逆になっています。
    3000_IMG_0336_一階洗面TOTOタオルリング_YHT100_取り付け完了

    やはり壁から前に出ているので、取り付け前よりも存在感はあるのですが、メタル調のピカピカ光るタイプより、この風合いは好みですね。
    3100_IMG_0338_一階洗面TOTOタオルリング_YHT100_取り付け完了
    この壁も、やはり至近距離で見ると壁にキズや少しカビが出ていたのですが、この処置でこれ以上進行しないことを祈ります。

    二階にも付けてみる

    続いて二階の洗面台です。
    3200_IMG_0339_二階洗面当初のタオルリング
    こちらは、ほとんど朝に私が使う専用の洗面台となっていますが、家族があまり使わないためか、この時点では壁紙へのダメージは見られませんでした。ちなみに、この壁紙も防汚クロスです。

    いきなり、金具取り付けが完了しますが、これも水平をバッチリ取れました。
    3300_IMG_0341_二階洗面TOTOタオルリング_YHT100_水平確認
    3回目となると、かなりコツをつかめてこれたようです。

    これで取り付け完了です。
    3400_IMG_0343_二階洗面TOTOタオルリング_YHT100_取り付け完了

    続いて二階のトイレですが。。。
    3500_IMG_0346_二階トイレ当初のタオルリング

    ここは、水平が、若干傾きました。
    3600_IMG_0347_二階トイレTOTOタオルリング_YHT100_水平確認
    最後に油断したのかな(苦笑)

    まぁ、実際そんな傾きまったくわからないんですけどね(笑)
    3700_IMG_0351_二階トイレTOTOタオルリング_YHT100_取り付け完了

    元々付いていたかのように、全く違和感ない佇まいです。
    3800_IMG_0353_二階トイレTOTOタオルリング_YHT100_取り付け完了

    タオルを付けるとこんな感じ。
    3900_IMG_0354_二階トイレTOTOタオルリング_YHT100_タオルあり
    これまた、もっといい写真がなかったんかいって感じですが。
    タオル裏っ返しのようですし(笑)

    横から見ると、なんとかタオルが壁から離れてくれています。
    4000_IMG_0355__二階トイレTOTOタオルリング_YHT100_タオルあり横から
    これで、少しでも壁紙へのダメージを軽減してくれると良いのですが。

    ということで、皆さんもタオル掛けの壁からの距離を今一度確かめてみてはいかがでしょうか?

    コメント

    タイトルとURLをコピーしました