子供部屋の凹みスペース活用問題

    DIY

    建築当時に13歳だった長男が、なんと先日無事成人式を迎えました。

    我が家が新築したのが2012年8月なので、既に7年以上経過しているのですから20歳になるのは当然なのですが、あまりの時の流れの速さに驚きしかありません。

    当時は、子供部屋は最低限の広さで、快適にしないほうがリビングに家族が集まって家族団らんが増えるという考え方に共感したのですが、さすがに大学生になると自分の部屋に籠もることが増えました。そりゃぁ電気も使いますよね(そればっかり)

    自分でアルバイトして買った荷物も色々増えてきて、約4.5畳の長男の部屋はすっかり物が溢れているのですが、次は、就職となると部屋の使い方もより考えなくてはならないなぁと想像しています。スーツや仕事着なども増えるでしょうしね。

    就職までは、約2年なのでまたまたあっという間に訪れそうです。とはいえ、無事現役で卒業して就職してくれることが前提ですが(汗)

    さて、そんな心配をしながらも、なかなか抜本的な対策を打てていないのですが、かなり前に少しだけ長男の収納問題に対応したことを、ご紹介したいと思います。

    boy-4211416_640.jpg
    いつまでもこのままやないねんで@Виктория БородиноваによるPixabayからの画像

    自分の部屋に本棚がほしい

    数年前に長男がいい出しました。子供向けの本棚は、兄弟で共通利用する本も多いはずなのでタンスストリートの上棚をまずは活用してもらおうと考えていたんです。

    img_20141018171651_011.jpg

    とりあえず、現状は親の書類を色々突っ込んでいるのですが、全部開け放して兄弟共通で利用してもらっても良いと考えていました。
    スペースが足らなければ、向かい合った子供用タンスの上も空いているので、同様に本棚を追加してもよいと思っていました。
    img_20141018171651_012.jpg
    タンスの上は、子供が小さい頃はとても届かない位置ですし、大人でも頻繁な出し入れは厳しいかなとは思いましたが、その分子供部屋は最低限のスペースで使えるという計算だったんですよね。

    しかし、親の思惑通りには行かないですね。
    長男いわく、やはり自分の部屋に専用の本棚が欲しいらしいのです。
    自分の部屋にあったほうが、当然すぐに出し入れできるので便利だからというのもあるようですが、自分の小遣いやバイト代で買った本は、弟にも勝手にさわってほしくないそうです。

    なるほど。勝手に親は共有スペースを有効活用してと効率重視で考えていましたが、子供の達成意欲や自己効力感を感じさせて自立心を高めることへの意識が不足していました。

    ということで、なんとか長男の部屋に本棚を追加する方法を考えることになりました。

    冷蔵庫のために広げた床が役に経つときが来た

    我が家は、外奥行きがある冷蔵庫によって、キッチンの通路幅が狭くなることを心配して、冷蔵庫の後ろの壁を少しずらして床面積を広げる対応をしました。
    この影響で二階の床面積も広がってしまったため、長男の部屋には一部凹スペースがあります。

    広がったのは、この赤枠の一番上の部分になります。
    20130222231018a4d_20200112195521445.jpg
    当時は、床面積に換算されて建築費が高くなるのを避けるために、二階は壁をふかしてもらうことも考えましたが、結局アコルデの太っ腹サービスで二階に増えた部分にも床を貼ってもらっています。

    しかし、今になって冷静に考えてみると、床面積の換算は壁芯からの計算なので壁をふかしたから床面積が増えないという理屈は無理があったかもですね(苦笑)

    その、凹スペースは3Dパースで見てみると、こちらです。
    北東の子供部屋
    現在、このパースの通りの配置で無印のマットレスベッドが置いてあって、凹部分にすこしかかっているのですが、ここを活用できそうと目をつけました。

    図面で見るより意外にスペースがあった

    こちらが、実際の凹スペースです。
    IMG_1893.jpg
    当時は、柱一本分の奥行きぐらいをずらす程度で考えていたのですが、アコルデの岡本社長から「どうせならもっとずらしましょう。施工もそのほうがかえってやりやすいので」という感じのことを言われて、そういうもんなんだと思ったのを思い出しました。その結果、私の図面案より大きく凹スペースを取っていただいたおかげで、割としっかりと奥行きが取れています。

    アップした写真がこちら。
    IMG_1894.jpg

    当時は、気づかなかったのですが、連動して基礎も当然広がるんですよね。いやぁ、つくづく甘く考えていました。
    ちなみに、以前ご紹介したように基礎部分は広げずに少しだけ冷蔵庫用の床を広げる方法もあるようです。

    ということで、次回は、このスペースをどのように活用したかご紹介していきたいと思います。

    ところで、全然関係ありませんが、昨年末、長男が自動車の免許も取得したので、自家用車保険を見直しして長男に運転に慣れてもらおうと考えているのですが、20歳の保険料って高いんですね。
    我が家が利用しているSBI損保では、年齢制限なしと21歳以上で大きく保険料が変わるのでどうしようか思案中です。

    子供が大きくなっても、親の役割が色々続きますねー。親も勉強だなと実感する今日このごろでございます。

    コメント

    タイトルとURLをコピーしました