当時はなかった! 進化したDIY目隠しフェンスの強風対策

    奇跡の外構

    入居直後の我が家のDIY目隠しフェンスは、強風が吹くとぐらつくような、かなり弱々しい状況でした。

    試行錯誤による様々な改良を重ねた結果、今でこそ、何度も大型台風に見舞われてもぐらついたりすることはなくなりましたが、かなり手間がかかりました。

    少し調べてみると、当時はなかった(見つけられなかっただけかも)強風対策グッズを見つけたのでご紹介したいと思います。

    サイズオーダーできる人口樹脂製控え柱

    1つ目にご紹介するのは、人口樹脂製の控え柱です。

    我が家の場合、後付で金属製の控え柱を追加しましたが、かなり小さく土に杭で固定しているだけなので、強度的にはかなり心もとないです。

    我が家の場合は次のようにフェンスがコの字型の配置で角で強度を補強しているから、弱々しい控柱でも倒れずに済んでいるのだと思います。

    上だけ隠すフェンスなら台風にも強いという発想はなかった

    設置例写真がこちら

    60cm角なので、我が家のDIYフェンス同様に、コンクリートブロックや土に埋める土台の金具を利用して固定できるようです。土台となるコンクリートブロックを右の写真のように控え柱が固定できるようにT字型に施工しておいてもらえば、後のDIY作業が格段に楽になります。

    しかも、この控柱は完全受注生産でサイズオーダーできるとのこと。

    我が家のフェンスも、本当は上の左側の事例のように、もう少し背を高くしておきたかったのですが、そうなると、このぐらいしっかりした控え柱は必須でしょう。

    現在、フェンスの最端部分が、かなりくたびれたラティスフェンスに寄りかかって頼っている状態ですが、次のような感じで、この控柱を追加することもできそうです。

    見た目もスッキリで、強度も安心のブロック固定金具

    我が家が利用した、ブロックを挟み込んで固定する金具は、素人のDIYでも比較的簡単な方法なのですが、肝心の挟み込む力が弱く金具が開いてぐらついてしまう欠点がありました。

    おそらく当時は、なかったと思うのですが、現在では、こんなブロック上設置用の金具があるようです。

    ブロックを挟み込むのではなく、ブロックの穴に埋め込んでモルタルで固定するタイプの金具です。
    私は、基本的にモルタルを使った土台作りを避けたいと考えていたのですが、その理由は水平や垂直を取る自信がなかったことが大きな理由です。しかし、この金具の場合コンクリートブロックの高さと水平が取れていたら、難しくなさそうです。

    また、穴に埋める分のモルタルを練るだけで良いのも良いですね。


    我が家の場合、DIYフェンスを設置する前提で、次のようにコンクリートブロックを外構業者に施工してもらったので、位置合わせしてこの金具をあらかじめ固定しておくところまでやってもらえたかもしれません。そしたら、めちゃめちゃ後が楽でした。

    あぁ、懐かしい写真。

    挟み込みタイプの場合、表面が凸凹している化粧ブロックへの固定は非推奨なのですが、この埋め込みタイプだと、化粧ブロックでも利用できます。

    下記の画像で化粧ブロックが✕になっているのは、あくまで「穴のない」場合です。

    挟み込む部分がない分、仕上がりもスッキリスマートですし、挟み込むよりも固定強度が高いのは一目瞭然ですね。当時この製品があったら、間違いなく選んでいたと思います。

    この製品は、タカショーのアルミフェンス製フェンスや木製ラティス用の金具です。
    下記のようにブロック塀用には、従来型の挟み込みタイプと二種類ラインアップされています。

    我が家は、ガーデンライフ彩のフェンスとセットで販売されていた金具を購入したのですが、当時、タカショーから発売されていた、ウッディプラフェンスという樹脂フェンス用のタカショー製金具そのものでした。そのまま、流用して売っていたようです。

    なので、我が家の金具はタカショー製の金具なのですが、よく見ると挟み込みタイプの金具の仕様が変わっていることにも気が付きました。

    以前、支柱を固定していたボルトが折れてリカバリに苦労した話を書きましたが、太いボルトではなく、シンプルなネジになったようです。しかもステンレス製なので、錆びて折れる心配もなさそうです。なにより、見た目がスッキリしたのが良いですね。

    ただし、ガーデンライフ彩のフェンスのアルミの支柱に固定するのであれば、ドリルねじにした方が良いかもしれません。

    なるほど、じゃぁ、ガーデンライフ彩の金具もこの製品に変わったのかなと思って調べてみたら、そうではありませんでした。

    左側が最新の挟み込み金具で、右側が当時の我が家が利用したタカショーの金具です。
    支柱部分の太いボルトは同じなのですが、何故か真ん中にスリットが入っています。
    あと、挟み込み部分に当時なかった凸部があります。おそらく金具が開いてしまう強度不足を補うための改良でしょうね。これは、前述のタカショーの製品も良く似た凸凹があるのですが、ちょっと形状は違うようです。

    現在はタカショーの製品の流用ではなくて、専用品を開発されたのかもしれません。

    流石に10年以上経過すると、改良されていくもんですね。


    しかし、未だにこの手の金具は必ず黒なのは何か理由があるのでしょうか。不思議です。

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