[オーニング大作戦 Part 2] DIY目隠しフェンス支柱の折れたボルトは想像以上に手強かった

    メンテナンス

    オーニング大作戦Part 2の続きです。

    前回、DIY目隠しフェンスの固定金具のボルトを外そうとしたら、固着したボルトが折れてしまって、途方に暮れたところまでをご紹介しました。

    一瞬、投げ出しそうになりましたが、なんとか気を取りなおして戦いを続けます。

    折れたネジやボルトを抜く方法を探す

    なんとか折れたボルトの軸を外す方法がないものか、ホームセンターで物色して入手してきたグッズがこちらです。

    左側は、ボルトというよりねじ頭が潰れた場合に、穴を作ってから螺旋状の先端のネジ部を食い込ませて回して外す、電動ドライバー用のビットです。

    作業中の写真が残ってないので、先に結論ですが、このネジはずしビットでは、滑って全くボルトが動きそうな手応えもなく、全く歯が立たずあきらめました。

    よく見ると「固着したネジ」にはご使用できませんと書いてあるので、仕方ありません(苦笑)

    おそらく、難しそうだろうという予感もあって、最初から右側のT型エキストラクターも、同時に買っておいたのだと思います。

    こちらは、「折れ込みボルト抜き」と、ズバリの商品名なので期待が高まります。

    ちなみに、一緒にこんなものも買っていました。

    下記のキーレスチャックは写真のものが見つからず、似てるけど違うものなのでご注意を。

    左側のインパクトドライバにドリルビットを取りつけるためのドリルチャックが、手持ちのものが壊れていたため購入したのですが、右側のセンターポンチをなぜ買ったのか、今となっては謎です。

    このように、折れたボルトに穴をあける際のドリルのセンター打ちのために使うのですが、T型エキストラクターの先がセンターポンチになっているので、こっちで兼用できるはずなんですよね。当時、センターポンチを別途買うべきかどうか、相当ホームセンターで悩んでいた、おぼろげな記憶はあるのですが、どんな判断だったのかどうしても思い出せません(笑)

    折れ込みボルト抜きを使ってみた結果…

    ネジはずしビットの作業の様子は写真が残ってなかったのですが、T型エキストラクターの作業風景は少し写真がありました。

    まず、センターポンチで位置決めしたあと、鉄鋼ドリルビットで穴を開けた写真がこちら。

    なかなか、真ん中に穴を開けるのが難しいです。

    ここに、T型エキストラクターをこのように差し込みます。

    ここで、ひねるとボルトの軸が回って外れてくれるイメージだったのですが、全くビクともしません(苦笑)

    結局、このT型エキストラクターでも歯が立ちませんでした。

    そこで、さらに調達してきた武器がこちら。

    もはや、ボルトを外すことは諦めて、あらためてネジ山を作ってしまう作戦です。

    下穴用のドリルビットとも準備して、穴を深く開けすぎないようビニールテープで印を付けます。

    ピンぼけですが、まずは下穴を開けたところ。

    ここからいよいよ、ネジ山を切るのですが・・・

    えっ…

    まじか! (泣)

    鉄工用ビットの感覚で、インパクトドライバでネジを切ろうとしたら一発で折れました。

    金額の損失もさることながら、この度にホームセンターに走らないといけないので、時間のロスが痛い。。。

    泣く泣くもう一本調達しました。

    次も折れるのが怖いので、ボールグリップのドライバーに取り付けて、手動でゆっくり開けることに変更しました。6角軸ビットなので簡単に取り付けられます。

    下穴さえ開けていれば、そんなに力がいらずに開けられるので、最初から手動でやっておけばよかった。。。

    ただし、今度は絶対折りたくないので、恐る恐る回していると、めちゃ時間がかかるのと、姿勢を維持するのがキツい。

    でも、これでようやく、無事ボルトが付きました。

    ふぅ。

    固着したボルトを外す方法を改良

    なんとか、折れた古いボルトを処置することはできたのですが、この時点でまだ外し切れていないボルトが沢山残っています。

    前回折ってしまったことを反省して、スパナで手動で回してみても、やはり折れてしまうので、バイスプライヤーを買ってみました。

    このバイスプライヤーを使って、ボルトの軸部分を掴みます。

    わかりくいので、拡大するとこんな感じ。

    このボルトは、長すぎて長らく飛び出た状態になっており、露出していた軸部分がかなり弱っているようだと考えました。

    ボルトの頭だけで回そうとすると、弱ったボルトの軸部分にねじれの負担がかかるため折れるのではという推測です。

    さらに、ボルトの頭にスパナをかけて、ゆっくりと同時に回すと、無事ボルトが外せるようになりました!

    それでも、数本は途中で折れてしまうこともあったのですが、この場合は前述のスパイラルタップでネジを切ります。

    ゆっくりですが、ようやく作業が着々と進み当初のイメージどおりボルトをつけることが出来ました。

    いゃぁ、これは一番最初に短いボルトを調達してつけておくべきでした。

    当初のボルトが飛び出していた状態から。。。

    あるべき姿となるまで、かなりの時間を要してしまいました。

    このとおり、すべての金具のボルトの交換と、補強が完了です。

    ところで、元々このボルトの交換は、金具を塗装するための前準備だったのですが、この作業でくたびれたのか、1年半以上、塗装に手をつけられていません(笑)

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