まさかのローコスト注文住宅の高騰と建物価格1500万円前後のかすかな望み

ローコストハウスメーカー

先日コミコミ住宅の最新の価格表示を見て、30坪の建物で1800万円ぐらいがコミコミ価格の相場かもと書きましたが、最近見た某ハウスメーカーのチラシを見て、これは大きな見当違いだった気がしてきました。

というより、価格表示を公開している会社のWebサイトが、我が家が検討していた頃より少なく、日々価格が動いているのだろうという気がしています。

もし、現在我が家が家づくりを検討していたら、建物価格の手がかりが少なく、より悶々と過ごす日々が続いていただろうと思います。

では、早速どんなチラシだったのかから見ていきましょう。

コミコミ価格でも33坪で2,090万円

アイダ設計と言えば、ハウスメーカーの中でもダントツにローコストな会社の一つです。

我が家も2012年当時、当然検討しましたが、30坪の家が一声1千万円で建つとのことでした。

当時、コミコミ住宅という表現はしていませんでしたが、この1千万円は本体価格ではなく、付帯工事費も含めた金額で実際に見積もり事例も見せてもらえたのですが、本体価格は800万円台でした。

家なんて1000万で建てて、30年住んだらまた建て直せばいいでしょ」と言われたのも、妙な説得力があり、「それもありかも」と考えた記憶があります。

当時の我が家の予算事情から考えると、ここにすがるしかないぐらいの選択肢だったのですが、とある不動産仲介にアイダ設計はトラブルが多いのでやめた方が良いとかなり念押しされたので、踏みとどまった経緯です。

実際、ブログ村のローコスト注文住宅ランキングでも、アイダ設計で建てて苦労されている方が多かったので、聞いていた話しと一致するという印象でした。

なんとなく、ローコスト注文住宅のトラブルが多いイメージが浸透しているのは、この会社の影響もかなり大きいのではと感じています。

そのアイダ設計から入った、最新のコミコミ住宅のチラシがこちらです。

なんと、33坪で2,090万円だそうです。

30坪換算の坪単価で約63.33万円/坪となると考えると、30坪だと約1,900万円になりますね。

仕様が違うので、直接比較しても意味がありませんが、10年前から900万円も上がってしまいました。

2017年に出ていたコミコミ住宅の1,280万円から比較しても620万円アップです。

ただし、今年の頭では、30坪プランでコミコミ1,480万円で出ていたような情報もあり、この一年で一気に価格が高騰していることを実感します。

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確か、アイダ設計は、海外で設計することで大幅にコストダウンするようにしていると聞いた気がするので、設計部分で円安の影響を受けやすかったりするのかも?

2012年の価格情報と比較してみた

以前書いた情報も含めて、2022年時点のローコスト住宅の価格帯を考える参考に少し整理してみました。

床面積仕様2012年コロナ前2022年
アイダ設計約30坪コミコミ仕様約1,000万円1,280万円1,900万円
平塚のコミコミ工務店約30坪コミコミ仕様1,780万円
アチチホーム29坪標準仕様1,039万円1,098万円1,330万円
アチチホーム30.8坪我が家仕様1,374万円1,761万円

勝手な予測価格がふんだんに含まれている点はご了承ください。

このように見ると、アイダ設計の上がり幅が突出して目立ちますが、もしかしたら他社も実際に見積もりを取ると、軽く1900万円を超えてくるのかもしれません。

1900万円にもなると、とても30年で建て直せば良いという金額ではありませんね(苦笑)

あと、当時建てておいて、建て直そうと思っていた人も計画が狂ってくる話でもあります。

我が家を建ててくれたアコルデの場合、以前1800万円台の契約が普通になってきたと聞いた記憶があるのですが、現在はどうなっているのか気になります。

ここまで、ローコスト住宅の価格が高騰すると、ハウスメーカーの価格帯は・・・推して知るべしですね。

以前は、中堅ハウスメーカーで建てていた層の方や、コロナ前に言われていた税込み2000万円以下のちょうどいい塩梅の家を目指していた方々が、ローコスト住宅をターゲットにせざるを得ないケースも増えてきそうです。

しかし、我が家のように1500万円前後で建てたいと考えていた人たちは、どこに行けばいいんでしょうね? 

建物の価格が高騰しても、収入が上がらない限りはも元々結構なボリュームゾーンとして引き続きあるはずの市場で、住宅会社も充分認識していると思うのですが。

そこで、ちょっとどんな選択肢があるのか調べてみました。

東京でも3階建て25坪で1500万円で建てられる!?

実は、当ブログへのアクセス数は、東京圏からが圧倒的に多いのですが、土地の高い東京からローコスト住宅の情報を求めるアクセスがあるのは、自然だと思います。

そんな東京や関東近郊で諸経費コミコミで1110万円で建てられるという住宅会社がありました。

http://www.housing-architect-tokyo.biz/category/1547472.html

建坪25坪になりますが、ビルトイン車庫付きでコミコミ1500万円で建てられるそうです。

とはいえ、2021年仕様から情報の更新がされてないので、価格も変更になっている可能性があるかもしれません。

この会社を選ぶ際に、注意が必要なのが、

<他社プランの持ち込みがローコスト住宅への近道です!!>

施工が主体の「建築会社」

モデルハウスがあって、立派なパース図面が出てきて、カラーコーディネーター・インテリアコーディネーターが一から色々提案してくれる。
というものを希望されているお客様は申し訳ありませんがご遠慮下さい。

と念押しされている点です。

見る人が見ると、大きく批判を受けそうなスタンスでヒヤヒヤします。

なかなか大胆で、清々しいぐらいですが、施工に絞ることでコストダウンするというのも、確かに一つの戦略な気がしました。

我が家の場合も、自らほぼ作成した間取り図面を持ち込んで見積もりしてもらったのが、プラン作成にかかる手間やリスクを省いてコストダウンにつながったと思っています。

誰もが間取りを作ることができるわけではありませんが、オープンソースのソフトウェアのように誰もが無料で取得できる膨大な間取りデータベースが公開して利用できたりすると、そこから選ぶだけで、このような施工専門の会社に安く建ててもらうという時代が来たりしないですかね。

ハウスメーカーでも、まさか今どき30坪で1,516.9万円の家? 

次は、ハウスメーカーの木下工務店から、今どきまさかの30坪で1,516.9万円の家の情報がありました。136通りの間取りから選ぶということなので規格住宅ですね。

https://www.kinoshita-koumuten.co.jp/lp/concepthouse/

あとから追加費用が発生する心配がありませんと、書いてはありますが、あくまで本体価格表示なので、この価格を真に受けてはなりません。

2012年の当時、ハウスメーカーのイシカワの規格住宅で、1,082万円ぐらいのコミコミ価格の家が….

実際見積もりを取ると、1,250万円ぐらいになったので、この手の価格表示は油断してはいけません(笑)

ただ、このEVOLUTIONは間取りが土地に合えば、とてもコスパの良い家だったと今でも思います。

1500万円を切っても追加ゼロの家

その名の通り追加ゼロをコンセプトにした「TSUIKA 0」という規格住宅が見つかりました。

このご時世で、税込み1,420万円で、追加ゼロだそうです。

次の3つからプランを選択するようになっており、選択肢が限られているので好みや土地条件と合うことが前提になります。

価格帯と外観の雰囲気から25坪ほどのコンパクトな建坪なのかなと思いましたが、DOMAというプランは約28坪あるようです。大きな土間スペースとリビングをつなげる事のできる開放感のある、若い家族に広く好まれそうな間取りです。

Slimプランは、名前の通り間口の狭い敷地に対応できそうな約28.3坪の間取りです。

このプランも玄関ホールとつなげて開放することができる間仕切戸があります。

DOMAも同様ですが、2階の洋室の一つが収納がないのが、ちょっと気になりますね。

LDK21プランは、名前の通りLDKが21帖の広さがあるプランです。

26.56坪と、3つのプランの中で最も小さい建坪ですが、間仕切りして在宅ワークができるフリースペースまで確保できています。

2階の子供部屋は小さいですが、一応それぞれ収納が確保出来ています。我が家も4.5帖なので、違和感ありません。

このプランは2階にもトイレがありバランスが良い間取りだと思います。

どのプランも共通して、インナーバルコニーを採用してあるのも、今の流行りを押さえている感じですね。

片流れの屋根なので、小屋裏収納も作れるかもと思ってしまいます。

規格住宅なので、全てが思い通りとはいきませんが、この金額でこの間取りであれば、なかなかコスパが高く魅力的な選択肢ではないでしょうか?

ただし、関西エリアの会社なので神奈川では残念ながら建てられないのですけどね。

神奈川にも来てくれればいいのに秀光ビルド

関西と言えば思い出したのが秀光ビルドです。

価格を表示している会社が少ないと書きましたが、秀光ビルドは、このように細かく金額を公開しているシミュレーションサイトがありました

ここまで、具体的に間取りと価格を公開してくれているのは本当にありがたいですね。32坪で1500万円を切る価格表示もこのご時世で素晴らしい。

ここから諸経費がどのくらいかかってくるのか、秀光ビルドの見積もりスタイルがわからないので、なんとも言えないのですが。

あと、オプションを付けると、どのくらい追加になるのかをシミュレーションできる機能があるんですね。

オプションがどのくらいかかるか、メニューとして公開されている住宅会社は少なく、このような機能があると思う存分試算できるので、施主側だけでなく住宅会社側も都度見積もり回答する手間が省けるので、もっと多くの会社で取り入れられるといいのになと思います。

ということで、やはり見ていると、今でも1500万円の価格帯って、かなり意識されているような気がするのですが、いかがでしょうか。

急激な住宅価格の高騰で、まだまだ業界全体が対応しきれてないのだと思いますが、日本人の一般的家庭の懐事情が急に変わるわけではないので、1500万円前後をターゲットにして工夫をこらした住宅が、これからまだまだ出てくるのではと勝手に妄想しています。

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