神奈川に住むようになってから、驚いたのが水まわりに固着する白や黄色のカルシウムの塊のような頑固な汚れです。
関西に住んでいた頃は、あまり気にした記憶がないのですが、関東の水道水はミネラル分の多い硬水であることが起因しているのかもしれません。
今の家に住んでからも、年々色々なところにこのカルシウム汚れが蓄積してきて、除去しきれないところもあって悩み続けてきたのですが、とうとう決定版とも言える解決手段と出会うことができました。
今回ご紹介する製品は、ハウスメーカーや工務店が標準仕様として施主様にお渡ししておくべきぐらいではないかと感動した(笑)ので、ご紹介したいと思います。
カルシウムをカリカリ削れるセラスティック
今回、長年のカルシウム汚れの悩みを華麗に解決してくれたのが、このセラスティックという商品です。
購入直後に写真を撮っておけばよかったのですが、既に使用した後なので、ちょっと先がすでに角が取れてしまっています。
ここまで寄ると、かなり凹んでしまっているのがわかりますね。
アップで見ると、ここまで既に削れてしまっていますが….
最初は、こんな感じでシャープなエッジでした。写真の通り幅広の製品もあります。
いきなり、結構頑固なカルシウムの塊と戦わせてしまったので、角が落ちてしまいました。
おそらく耐水ペーパーなどで削れば、エッジを立てられると思うのですが、まだ試していません。
使用イメージは、こんな感じです。
金属ほど固くないけど、普通の樹脂より硬い不思議な樹脂なのですが、極細のガラス繊維を含んだ特殊樹脂製らしいです。
陶器の水垢除去用の製品らしく、釉薬より柔らかく水垢より硬いのだとか。
陶器以外やコーティングを施した陶器には使用しないほうが良いそうです。
水垢以外に便器の尿石落としなどにも使えそうです。
柔らかい水垢にはカーボンスクレーバーも有能
ちなみに、以前、カルシウム汚れに使えると聞いてカーボンスクレーバーを試したこともあります。
一見、普通のプラスチック製に見えますが、かなり硬さがあります。
と言いながら、かなり活躍してくれて、既にここまで出世させてしまいました。
確かに、このカーボンスクレーバーでも、細かな水垢やカルシウム汚れがカリカリとかなり取れたのですが、全く歯がたたない汚れが残っていました。
今回のセラスティックは、カーボンスクレーバーで落とせなかったカルシウム汚れを取ることができたので、さらに硬いのだと思います。
ただし、セラスティックは、厚みがあるので、このカーボンスクレーバーの方が使いやすい場面もあると思います。
特に、FRPの浴槽などは、セラスティックだと傷がつく恐れがあるので、まずはカーボンスクレーバーで先に試した後の方が安心だと思います。
洗面台の排水口で試してみた
このブログを書き始めた段階で、既に気になっていた部分をいくつもやっつけてしまっていたのですが、写真を撮っておくのをすっかり忘れていました(汗)
なんとか、実際に試してみた写真を紹介できないか探してみたところ、2階の洗面台にも固着したカルシウム汚れを発見!
こんな感じで、排水溝の周りにカルシウム汚れが黄色くうっすら固着しており、みすぼらしい見た目になってしまっていました。
こちらを、セラスティックで軽く擦ると、こんな感じでカルシウム汚れを削り取ることができます。
前述の写真のように、既に角が丸まってしまったセラスティックですが、取れました。
でも、新品のエッジが立った状態のほうがより効率よく削れると思います。
こんな感じでどんどん削れていきます。
あっというまに、こんなにスッキリ綺麗に取れてしまいました。
いかがでしょう?
一家に一本常備したくなりませんか?(笑)
我が家も、もっと、この製品に早く出会っていれば、カルシウム汚れを取るためのクエン酸で浴室のドア枠を溶かしてしまうこともなかったんですけどね。
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