[前編]12年前に建てた我が家の資金計画は今ならどうなる

    奇跡の建築費用

    昨年、我が家の建築費を昨年のイエマガで公開したのですが、資金計画全体で見ると、どのくらいの変化になるのか気になったので整理してみました。

    土地と建築費の変化

    我が家の資金計画は、かなり前にフェーズ4としてご紹介したものが最後で更新していません。こちらをベースに、2012年当時の資金計画と比較する資料を作成してみます。

    まず、我が家の周辺土地相場を調べてみると、我が家の約40坪の東南角地に近そうな条件で、次の二通りの物件が見つかりました。

    • 約2,500万円、約42坪の東南角地(やや変形地・おそらく個人売主)
    • 約2,800万円、約35.5坪の西南角地(整形新規開発分譲地・業者売主)

    このそれぞれの土地購入費に、昨年時点のアコルデの建物価格を加えて、合計を出してみたのがこちら。

    なんと、33.5坪の土地の場合は、土地建物の合計だけで5000万円超えです。
    土地だけでも、我が家の2012年当時よりも1000万円高いですからね。
    我が家よりも6.5坪も狭くて、ここまで高騰しているとは驚きです。

    業者の開発分譲地で、きれいな整形地なのが魅力で、我が家の間取りも反転するとなんとか建てられそうです。(庭は取れないと思いますが…)

    角地でなければ、同じぐらいの広さの土地が2400〜2500万円程度で出ています。

    面積の近い42坪のほうは、逆に土地価格としては300万円も安いのは、おそらく個人売主っぽいのと、土地が若干変形しているのも影響がありそうです。
    こちらは、一応実例として出してみましたが、変形土地なので我が家のプランのままでは建てるのは難しそうです。

    当時のような奇跡的な出会いがあったとしても、東南角地の40坪の整形地を2500万円以下で購入できることは、まずなさそうという印象です。
    ちなみに、2012年の購入時は、我が家が見つけて来た物件のため交渉して仲介手数料を半額に出来た違いもあります。

    建物のほうは、イエマガで紹介したとおり、約800万円ほどアップしています。
    ただし、樹脂サッシやニチハFugeプレミアム30仕様など、仕様は大幅にグレードアップした内容内容なので、単純に高くなったというわけではありません。

    新築建売住宅であれば、この地域でも、4000万円以下で建物約30坪、土地面積32〜40坪ぐらいのものが選べる相場なので、土地からの注文住宅は益々高嶺の花になってしまった印象です。

    付帯費用で比較

    当時、多くの付帯費用は建築見積金額に入っていたので、今回の資金計画表では細分化しませんでした。前述の建築費の中にほとんどの付帯費用は入っています。
    それ以外のアコルデの見積もりに入っていないものを、ピックアップしたのがこちらです。

    まず、2012年当時我が家が支払った給水負担金の内訳はこんな内容でした。

    最新の水道利用加入金を調べてみると、次のように、当時の126,000円が、132,000円に上がっているようです。消費税も当時の5%から10%に上がっていますしね。

    しかし、審査手数料と検査手数料を見てみると….

    審査手数料は、6,900円で変わっていないのですが、検査手数料が、8,900円となっています。当時払った、17,800円のピッタリ半分なので、検査が2回必要だったのかも?と考えましたが、当時の状況がわかりません。

    ひとまず、今回は6,900円+8,900円=の想定で計算してみたら、水道加入負担感は少し安くなってしまいました。

    外構の相場感は、根拠がないのですが、アコルデの値上がり率をかけて割り出しました(約1.58倍)。
    当時のアスカの見積もりが異次元に安く、当時の相見積でも80万円超を出してくる会社もあったので、現在の相場だともっとかかる可能性は十分ありますが。

    ちなみに、アコルデに聞いたところによると、最近はアコルデ提携のアスカより安い外構業者が見つかったそうで、そちらを利用される方も多いそうです。

    追加オプションは、アコルデと契約後に追加になった費用です。主に照明関係の差額やマイセット吊戸棚などの費用です。当時から、注文住宅は契約後に100万円単位の追加が出ることが普通と聞いていたのですが、この金額で済んだのはアコルデのおかげです。
    サイディングの仕様変更小屋裏収納の隠し部屋の追加工事も、当初契約内で収めてくれました。

    同じようなサービスが、今でも期待できるかどうかは不明ですが、追加オプション金額も建物金額のアップ率に合わせて増額してみています。

    付帯費用の合計では、764,318円 → 1,122,976円と大きくは見えないものの、前述の通り追加オプション費用の増加幅は読みづらいので、油断は禁物だと思います。

    ということで、このあたりで、次回の後半に続きとしたいと思います。

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