まだ卒業したくない卒FITのお知らせと謎の新プランが理解しきれない件

    奇跡の後付太陽光発電

    我が家は、2012年12月に太陽光発電パネルを後付したのですが、先日固定価格買取制度(FIT)の終了を告げるお知らせが届いていまいました。

    42円/kWhで売電できるのも今年いっぱいだと覚悟はしていましたが、やっぱり覚えてたんですね(笑)

    できれば、浪人させてもらいところですが、まぁ無理でしょうから現実と向き合うべく、どんな案内なのか見ていきます。

    卒FITのお知らせ

    固定価格買取制度満了の案内は、こんな封書で届きました。

    卒FIT 東京電力エナジーパートナー 案内 DM

    もしかしたら、特例で延長とか妄想しましたが、やっぱり満了でした(泣)

    再生可能エネルギーの固定価格買取期間満了のご案内 東京電力エナジーパートナー

    我が家は、パネルは6.4kWですが、過積載でパワコンは5.5kWのため受給最大電力も5.5kWとなっています。

    ご丁寧に、直近1年間の売電実績をお知らせしてくれています。

    固定買取価格42円での売電価格に換算すると、

    年間6,760kWh ✕ 42円 =283,920円

    になります。

    8年目に集計したときで、初年度の年間33万円代からは見劣りしますが、それでも結構よくがんばって発電してくれました。最近は、自家消費もかなり増えているのも売電額ダウンの影響です。

    10年完走したら、また実績をまとめねば…

    このまま東京電力で売電を継続すると、8.5円になるので同じ発電量で計算すると、ここまで落ちます(泣)

    年間6,760kWh ✕ 8.5円 =57,640円

    しかも、今までは毎月振込みだったのが年2回になるそうです。

    FIT終了後に、他の事業者と売電契約ができることを案内してくれているのですが、次の記載が気になります。

    ※いずれの小売電気事業者とも売電契約の締結がない場合、発電した電気は送配電事業者が無償で引き取ることになりますので、売電先変更の際はご注意ください。

    再生可能エネルギーの固定価格買取期間満了のご案内 東京電力エナジーパートナー

    この状況って、どんな時に起こるんでしょうかね? 売電先を変更するということは、他の事業者と売電契約を締結するということになると思うのですが、締結先の事業者が廃業になったりして契約がなくなってしまうケースの想定なんでしょうか?

    契約がちゃんと出来ていることを確認してねって、話しだと思うのですが、どんな背景でのご注意なのかが気になります。

    再エネおあずかりプランとは、なんぞや?

    裏面に、今後の買取価格に関して少しだけ詳しい情報がありました。

    年2回の支払いに変わるのは、10kW未満の場合のようです。

    我が家は、5.5kW(6.4kW)なので全然足らないですね。

    再エネおあずかりプラン- 東京電力エナジーパートナーから「余剰電力を活用するプラン・サービス」のご紹介

    東京電力での売電を続けた場合に、標準ブランの他に「再エネおあずかりプラン」なるものがあるそうです。

    これは、初めて知りました。

    再エネおあずかりプラン|再エネプラン|東京電力エナジーパートナー株式会社
    日中の電気のご使用量が多い、毎月の余剰電力が多いお客さまにおすすめ 蓄電池がなくても、余った電気をご自宅で使用!日中の電気のご使用量が多い、毎月の余剰電力が多いお客さまにおすすめ

    このサービスを利用するには、月額4,000円を支払う必要があるのですが…

    再エネおあずかりプラン - おあずかりサービス料金

    かわりに月あたり、250kW/月を上限として余剰電力を電力料金換算で高い順に買い取ってくれるそうです。

    再エネおあずかりプラン モデルケース

    夏季昼時間や、朝晩時間などの単価が適用されるようですが、2022年11月時点の我が家の電化上手プランだと、

    夏季 34.16円
    朝晩 25.94円

    になるので、8.5円/Kwhに比べるとかなり高く買い取ってもらえることになります。

    効果のシミュレーションが、できるみたいなので、入力項目を調べていると、我が家の8月の実績を見ると、夏季ピーク時間の使用量はかなり少ないことに気が付きました。
    (前述と単価が違うのは10月から改定されたためです)

    8月の電気利用実績 夏季ピーク時間

    よく考えると、昼間は自家消費しているので、一番高い単価で買ってもらえる時間は、ほとんど余剰電力が出ないんですよね。

    あと、使用電力量と書いてあるのが、自家消費分も含めてくれるのかどうかがわからず、シミュレーションの入力は、一旦諦めました。

    一応モデルケースを書いてくれているのですが、毎月4000円払って2700円の負担減がメリットがあるのかどうか、まだ理解出来てません(汗)

    再エネおあずかりプラン モデルケース

    うーん。ややこしい。もうちょっと、シンプルにわかりやすくして欲しいなぁ。

    こちらの説明が詳しそうなので、もうちょっと勉強してみます(汗)

    【仮想蓄電池】太陽光発電の余剰電力預かりサービスについて
    太陽光発電の再エネお預かりサービスは仮想蓄電池とも呼ばれており、蓄電池を購入しなくても...

    再エネ企業応援プラン」で「環境価値」を買取してもらうってサービスも、昔からあるんですが、これも、いまいち意義とメリットが理解できてないんですよね。。。コマッタ

    東京電力からの案内なのに他の買取業者の案内が入っていた

    意外だったのが、契約継続を促す立場であるはずの、東京電力からのDMにも関わらず、他の卒FIT買取事業者のPRチラシが入っていたことです。

    どうやら、卒FIT買取事業者連絡会という任意団体からの依頼で、卒FIT対象者に対象となる選択肢を情報提供することになっているようです。

    卒FIT買取事業者連絡会 経済産業省からのお知らせ

    まず、TOKYO GASのチラシがこちら。

    東京ガス TOKYO GAS 卒FIT 蓄電池購入プラン 9.5円/kWh 23円/kWh

    東京電力の8.5円/kWhより1円高ですが、基本的に蓄電池購入推しのようですね。

    ここでは、夜間電力19.78円/kWhを前提に説明されていますが、電化上手の我が家は15.12円なので、この計算でメリットがあるかどうかは判断が付きません。

    というか、まだ基本的に蓄電池は入れる気がありません。

    電化上手

    次に、こちらは全くノーマークだったのですが、東急でんきです。

    東急でんきの太陽光余剰電力 10.9円/kWh

    買取契約のみで申込可能で10.9円/kWhというのは、なかなか良い条件です。

    次に、以前から目をつけていたENEOSです。

    ENEOS 太陽光買取サービス 卒FIT 11円/kWh

    こちらは、以前調べたときに一番買取額が高かったので、有力候補だと考えていたところです。

    と、ここまでは、DMに同封されていた内容なのですが、よく調べてみると11.5円/kWhで買い取ってくれるスマートテックのスマートFITという更に高い買取価格を提供する会社があることに気が付きました。

    スマートテック スマートFIT 卒FIT 買取 11.5円/kWh

    冒頭の直近1年の実績で比較してみると

    年間6,760kWh ✕ 42円 =283,920円
    年間6,760kWh ✕ 8.5円 =57,640円
    年間6,760kWh ✕ 11.5円 =77,740円(+20,280円)

    となり、東京電力の8.5円よりも年間2万円ほどお得になります。

    うーん。やっぱり、こちらの方がシンプルでわかりやすい(笑)

    買取業者の変更は、比較的簡単にできるみたいなので、気軽にひとまず一番条件のよいところに契約してみても良いとは思うのですが、まだ何か見落としがある気がするので、もうちょっと良く調べて見たいと思います。

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