もうかなり寒くなってきましたが、暑さ対策のための二階の階段途中に設置するエアコン編の続きでございます。
今回のエアコン設置計画は、以前ご紹介したとおり、外壁面にエアコンの側面をくっつけて設置することになっています。
妻には、エアコンの風向きを心配されていたのですが、外壁に面するスペースが狭く、選べるエアコンが限られるため、この方法で断行しました。
風向きの問題はあまりないだろうと確信していたのですが、一つ見落としていたのが、エアコンの横配管の実態です。
私は、すっかり壁にピッタリくっつけられると思い込んでいたのですが、そうではなかったんですよね・・・
もしかしたら、新築でも間取りの都合上、エアコンの横配管を考えられている場合もあるかもしれませんが、室内側の「見た目」を注意して計画されることをおすすめします。
ということで、内容を続きでどうぞ御覧ください。
当初はこのくらい壁に寄せられるイメージだったのですが・・・(注意:この例は横配管ではないと思います。)
話しが違う!?エアコンと壁の距離
据付板と言われるエアコンを固定するベースとなる金具がついた写真がこちら。
穴が空いた、側面の壁から距離が離れているように見えますが、エアコンを取り付けると壁から10cm程度空くぐらいになるようです。
こちらは、正面からの写真
実は、取り付け寸前に「壁から20cmぐらい離すことになりますが良いですか?」と言われてびっくりしました。
事前現地調査の時は、10cmぐらい空くと言われていたので全然話が違います。(同じ人なのに・・・)
そもそも、10cmどころか、ほぼぴったり壁に付けてほしかったところ、メンテナンスの都合で空けなければならないと言われて渋々了解した経緯があったので、しっかり記憶していました。
理由は、20cm離して取り付けた方が、壁内の間柱にビスを打てるため、据付版をしっかり固定できるからだとのこと。
それは、一理あるのですが、室内配管が目立ってしまいますよね?
現地調査の時には、可能性含めてそのあたりの話はなかったのですが、「室内配管の化粧カバーって含まれてるんですか?」と聞いてみました。
すると、なぜかとても迷惑そうな雰囲気で「含まれてませんよ」と冷たく言われてしまいました。
言い方が悪かったのか、無料で付けろと要求してるように感じられたのかも・・・
いくらの追加でできますよとか、提案してくれたりはしないようです。
この辺が、イ○ンからの斡旋で来ている業者さんだけに、契約外の融通とかは難しいのかもしれませんね。
話してみると、ボードアンカーを使えば、10cm空きで取り付け可能とのことなので、当初予定どおりその想定で付けてもらったのが、前述の写真です。
考えてみれば、10cmの空きでも配管が目立つので、現地調査時点で気付くべきでした。
ちなみに、正直、この業者さんが外れで、壁付けピッタリでで施工してくれところもあるんではと勝手に考えていましたが、配管の方向に関わらず、エアコンの左右は5cm以上は空けないといけないようです。
【エアコン】 壁掛けエアコン室内ユニットの設置条件を教えてほしい。
【設置スペースの目安】
・室内ユニットの設置スペースは、機種によって若干異なりますので、ご検討時にご確認をお願いいたします。
詳しくはご購入予定のお店もしくは設置業者に確認してください…
室内にエアコンパテが見えてしまうのは予想してなかった
早速、工事の様子を見守りながら、スマホで検索したら、エアコンの室内化粧カバーを後付する方法が見つかりました。
これなら自分できそうと安心したのですが、さらに見落としが・・・
室内化粧カバーを付けないと、室内にホースだけでなく、エアコンパテも露出した状態になってしまうんですよね。
例えば、こんな感じ
うーん。これはかなりかっこ悪い!
業者さんに写真を見せて(上の写真よりも凸凹した例で)、同じようなエアコンパテの仕上がりになるのか確認したところ、「もう少し綺麗にしますけど・・」と言いながらも、そうなるとの回答でした。
これは、やはりなんとかしなければなりません。
記事中でも紹介されている、こちらの後付可能な配管化粧カバーが良さそうなのですが、一度付けたエアコンパテを取り除く必要があるようです。
そこで、業者さんには室内のエアコンパテは付けずに施工を完了させるようお願いしました。
折角付けても無駄になる上、取り除いたあとが汚くなりますしね。
ちなみに、なぜか他の用途で買ったエアコンパテが家に残っていたので、万一室内化粧カバーが上手くいかなくても自分でエアコンパテは付けられます。自分でやるなら、なるべく丁寧に綺麗に仕上げようという考えでした。
エアコンホースが越境でドキドキ
次は、いよいよエアコンの据付です。配管ホースはどのように取り付けるのか知らなかったのですが、エアコンにあらかじめ取り付けたホースを外に出していくやり方でした。
こちらが、その様子。
約2.5階から一階まで届けるホースなので、かなり長いです。
バルコニーに出て、ホースが出ていく様子を確かめると・・・
ビヨーン!これって完全に越境してません?(汗)
そもそもはしごを掛けさせていただいているので、今更越境もなにもないんですが。
最初、お隣の壁に当たるんじゃないかと、少し心配になりました(笑)
まぁ、これだけ距離があれば、まず大丈夫なんでしょうけどね。
ホースがすべて出し終わったら、ホースをつないだエアコンを壁に近づけて・・・
一気に・・・
よいしょ!
結局、はしごなどを使わず届く位置につけてもらいましたが、これだけの作業を不安定なはしごの上でやってもらうのは、やはり相当大変でしたね。
作業を見ていて、当初の段差用はしごを使った施工の想定は、かなり無茶だったと痛感しました。
エアコン設置完了!問題は、壁の距離と配管は?
ということで、設置直後の写真がこちら。
心配だった配管部分ですが、短くあまりくねくねしていないからか、意外にそれほど見栄えは悪くありません。
ただし、エアコンパテを付けていないので、野暮ったい感じに見えないだけなのかもしれませんけどね。
少しアップしてみると、こんな感じ。
施工が完了して始めてわかったのですが、穴の位置って、エアコンの配管の出口の真横じゃないんですね。
配管をまっすぐ出そうとすると、もっと壁ギリギリに穴を空けてくれた方が良いのですが、ドリルの都合なのでしょうか?
穴の位置のズレのせいか、ホースも少し斜めになっています。
もしかしたら、エアコンの配管の出口と穴の位置を揃えることが至難の業なの?
メンテナンスの理由だけでなく、この穴の位置を合わせられないと、壁ピッタリに付けるのはそもそも難しそうですね。
さらにアップで、撮った写真です。
まだ、外の施工が終わっていない段階なので、外の光が漏れて見えています。
こちらの希望通り、パテを付けないこの状態で室内工事は終了にしてもらったのですが、予想以上にここからが大変だったのです・・・続きます。
- みんなのWeb内覧会
- WEB内覧会<総合>
- WEB内覧会*玄関
- WEB内覧会*キッチン
- WEB内覧会*洗面所
- WEB内覧会*お風呂
- WEB内覧会*トイレ
- WEB内覧会*階段
- WEB内覧会*ダイニング
- WEB内覧会*リビング
- WEB内覧会<和室>
- WEB内覧会*寝室
- WEB内覧会*子供部屋
- WEB内覧会*書斎
- WEB内覧会*ワークスペース
- WEB内覧会*外構
- ローコスト住宅等の情報&住宅巡り
- 魅力ある家づくり...
- 家づくりを楽しもう!
- いえづくりのこだわり
- 新築・リフォームの間取りアイデア
- 家づくり
- 新築一戸建て
- マイホームブログ
- 住まいと暮らし
- マイホーム、我が家
- DIYブログコミュニティ
- 庭・外構・エクステリア・リフォーム
コメント
SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
エアコンに対して穴の位置が斜め下なのは除湿した水がスムーズに流れるようにするからで下手くそで斜めにつけてるわけじゃありません。 仮にエアコンに対して真横に穴あけしたら、溢れた分だけの水しか排水されず、常にドレンホースの中(内機の中)に水が入っている状況なので、カビ著しくは水漏れの原因になりますので、一般的な取り付け業者なら真横には穴あけはしません。
SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
コメントをありがとうございます。
なるほど、エアコン配管に勾配が必要なことは、一階のエアコンの取り付けの時にも聞いてわかっていた気になっていました。
確かにエアコンの出口からの勾配を考えておかないといけないのは、おっしゃるとおりですね。
誤解を招くような記事で大変失礼しました。
SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
間柱にビスを打ち付けたいとの事で横にシフトさせたのは正解ですね。
軽量機種でも、アンカーを石膏ボードだけで持たせるよりも絶対にいいし、そもそも壁から20cmあけるのも正解です。
壁掛けエアコンはメンテナンスの事を考えて20ぐらいは離して取り付けます。(特に右側は電源が集中する為尚更)
スリーブもツバ付きじゃないけど入ってるし、しっかりしてるように見えます。(自分ならツバつきにするけど・・・)
勾配の取り方もいい感じで、セオリー通りの取り付けに見えます。
2階以上の取り付けの場合は室内から外に配管を出しますね。外から入れる場合は一階作業だとありますが基本的に皆内から外が多いはずです。(外に大きくせり出せない環境などを除いて)
コアドリルを使うとよく分かるのですが、奥にいっぱいいっぱい穴を寄せたいけどドリル本体が邪魔で限界がありますので、写真位置がギリかなと思います。奥の手で外からあける手段もあるんですがよほどの事が無い限り内側からあけますのでがんばった感あるなと思いました。
業者の粗探しみたいになってしまいますが、指導側から見てもいい感じに見えました。
SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
りだおさま
コメントありがとうございます!
当然かと思いますが、エアコンの取り付けも奥が深いのですね。
指導されている方のご意見をお聞きできて大変安心できました。
勝手に、疑いの目で見てしまっていたことを反省です。
確かに思ったようにドリルで穴を空けるのも難しいですね。
階段途中という変な場所に取り付けていただいただけでも感謝しなければと思います。
SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
エアコンの穴って円形にしかあける想定をしてないんですよね。
だからどうしても壁面ギリギリとかが難しくなってしまうんです。
ただ、カバーを取り付けるならギリギリにしたい。
振動ドリルだとギリギリ狙えない(前述の、ドリル本体が干渉する)
他の工具でギリギリを狙ってもいいんですが、じゃぁ外壁側の壁はどうやってあけるの?って問題になり・・・・(どこが室内の穴の裏に相当するのが分からない)
というエンドレスに近い、まるで図画工作が開始されてしまうのでそこで!登場するのが段差継ぎ手です。
これも限界があるのですが、イナバ等から出ているオフセットされたもので凌ぐしかありません。
どうしてもエアコンの取り付けを考慮して家を作られてないという現実が有るので消去法で出来ることが限られていながらも取り付けを考えなければならないという業界の闇(?)との戦いでもあります。
SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
ふと思ったんですが、配管部分だけでなく、いっそのこと、エコキュートの脚部カバーのように本体を壁まで延長するようなカバーがあると良いかもですね。
それほど数も出ないでしょうし、本体のデザインごとに必要なので量産効果が出ないのでやらないと思いますが….