スイッチひとつで戸締まり完了となる日は来るのか

    便利グッズ

    最近、ますます良く見かけるスマートハウスという言葉は、実は1980年代に生まれた言葉なんですね。

    湘南でスマートハウスといえば、街全体がスマート化している藤沢のFujisawa SSTが有名ですが、正直電柱がなくってすべてのお家に太陽光が搭載されているというぐらいしか理解していませんでした。

    先日、新聞記事で知ったのですが、Fujisawa SSTでは公園の防犯カメラの映像がリアルタイムで自宅のテレビで見られるんですね。子供を公園で遊ばせていても、自宅で安心して見守れるということで、確かにスマートな仕組みでびっくりしました。一方で、自分の子供や親が公園にいることが、他人にもわかってしまうんですよね。ちょっと、これは便利の反面恐ろしいなぁと思ってしまいました。

    我が家は既に建ててしまいましたし、どちらにしてもスマート化に予算をかける余裕はなかったので、考えても仕方がありませんが、もし我が家がスマート化して嬉しい機能があったらなんだろうと考えてみました。

    それは・・・スイッチ一つで家中全ての戸締まりが完了する機能!

    それだけだと、スマート化というより単なるIT化?という感じですが、外出先からも戸締まりを確認したり開け締め出来ればスマート化とも言えますよね?

    と、唐突な妄想をしながら調べてみると、意外に荒唐無稽な話でもない情報が出てきましたのでご紹介したいと思います。

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    ポチッとなGerd AltmannによるPixabayからの画像

    スマホでシャッターを開閉できる

    以前もブログで書いた気がしますが、我が家の仕様で、とても満足度が高いのが一階の3箇所の電動シャッターです。ローコスト住宅といいながら、随分贅沢してしまいましたが、窓単位とはいえ、レバーひとつで戸締まり出来る便利さは、もはやない生活が考えられません。

    LIXILのページにも、「つけてよかった住宅オプション」満足度No.1は電動シャッターとあるのも頷けます。

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    [引用: LIXIL 住宅用シャッター イタリア]

    しかし、我が家は冬場以外は窓を空ける生活なので、外出前に二階に上がって戸締まりの確認をするのが面倒に感じることがあります。だんだん、急いで階段の上り下りをすると息があがるようになってきた気がして、将来が少し心配になってきました(笑)

    そんな我が家にピッタリでは?、と思うのがこちら。

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    外出先からスマホ操作で開閉できる電動窓シャッター「マドマスター・スマートタイプ」をご提案します

    近年の大型化した台風の発生は、地球温暖化による気温の上昇傾向と明瞭な相関があるとは結論づけられていませんが、今後、最大風速が45m/sを超える勢力の強い熱帯低気圧の出現数は、地球温暖化に伴って増加傾向にあることが予測されていることから…

    夏場は、一階の窓は開けたままでシャッターだけ閉じて外出や寝ることもあるので、自動でシャッターをまとめて閉じてくれれば、外出時の戸締まりも安心です。突然雨が降って来たときに、慌てて階段を駆け上がらなくてもよいので助かりますね。

    他にもこんな機能もあるようです。
    おこのみタイマーおひさまタイマー
    昔、雨戸を締めて真っ暗な部屋で寝ていたら、すっかり寝坊してしまったことがあるので、これも嬉しい機能です。

    同じようなことは、YKK APLIXILの商品でも出来るようですので、もはや当たり前の機能になって来ているんですね。(高いけど)

    我が家の一階の電動シャッターに後付は難しい・・・でしょうねぇ。

    後付で窓をスマホで開閉可能に

    しかし!これなら後付できそうです。

    なんと、既設の引き違い窓を、後付で自動で開閉できるようにしてしまう商品が登場していました。

    サンコー_ムーブウィンドウ

    サンコー、スマホで窓を自動開閉できる、工具不要で設置可能な「自動窓開け閉め装置」 – 家電 Watch

     サンコーは、自宅の窓へ簡単に後付けできる自動窓開け閉め装置「ムーブウィンドウ」を発売した。価格は29,800円(税込)。

    しかも、窓枠内に突っ張って取り付けるので、工具も不要で窓に傷を付けることもなさそうです。

    なんとも大胆なこの商品、防犯アラーム機能も備えており、スマートフォンアプリで外出先から窓を空けることもできます。我が家の二階は、引違い窓が中心なので、問題なくこの商品は取り付けられそうです。

    これは、とっても気になります。
    そこそこ良い価格なので、ちょっと気軽に試してみるというわけにはいかなさそうですが・・・

    ブラインドもスマホで自動開閉!

    さらに、こんな商品もありました。

    市販のブラインドに取り付けるだけで、スマホで自動開閉を可能にする「Blind Engine」

     +Style(プラススタイル)は、自宅のブラインドの開閉を手軽に自動化できる「Blind Engine(ブラインドエンジン)」を発売した。価格は1個17,900円で、2個セット34,800円、3個セット50,000円、5個セット76,000円。

    我が家は、一箇所ブラインドがありますが、シェードカーテンの開け締めの作業の方が頻繁なので、シェードにも使えると便利かも。吹き抜けの電動ブラインドも専用の本格的なものはかなり高いイメージですが、こちらを使って低価格で実現出来たりするのかな?

    オペレーターハンドルはスマート化しないのだろうか?

    我が家には、一箇所アコルデの岡本社長の提案で導入したオペレーターハンドルの縦すべり窓があります。この窓は、手前に洗濯機がある場所なので、窓に手が届かないため、オペレーターハンドルがないと開閉できないのですが、ハンドルをクルクル回すだけで窓の開閉が出来るのは思った以上に便利なんですよね。

    知らなかったのですが、このクルクル回す作業を電動化した商品も既にあるようです。(後付部品ではないと思います)

    ここまで出来るのであれば、引違い窓のスマート化よりもこちらの方が簡単にできそうなもんですが、自分で探した限りでは見つかりません。

    おしゃれな注文住宅では、なるべく引き違い窓を避ける考え方もあるようなので、見た目とスマート化に相性が良さそうな気がするんですが、不思議ですね。もうちょっとで出てくるんでしょうか。

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