生成AIで間取りを探してみた

    間取り

    我が家が家づくりをした当時は、情報収集のためにかなりGoogleを活用しました。
    参考になる間取りや規格住宅の間取りを探すために、Googleの画像検索もかなり重宝して利用したのですが、今使ってみると、なんとなく当時とは検索結果が異なる印象です。

    かなり前から、SEOや広告で汚染された結果「Google検索は死んでいる」とあちこちで言われているのですが、まさにそんな気がします。

    そこで、Googleの代わりに生成AIを使って間取りを探してみると、どうなるだろうと思って試してみました。

    我が家の間取りおさらい

    我が家は、約40坪の縦長の東南角地に、東西方向に3.5間(6.37m)、南北方向に5間(9.1m)の建物を建てています。

    東玄関30坪3.5間✕5間のローコスト住宅の間取り

    この建物は、元々32坪の土地に合わせて考えていたプランを左右反転した経緯です。

    さらに遡ると、規格住宅の間取りをアレンジしたのがスタートでした。
    ほとんど、原型をとどめていませんが、最初の間取りがたたき台になったおかげで、欲しい間取りのイメージをしやすくなったと思います。

    我が家の土地の場合、もっと違う配置計画や建物の大きさと形状の選択肢があると思いますが、ひとまずこの建物と同等の大きさを想定して間取りを探してみたいと思います。

    ChatGPTに聞いて見た

    まずは、おなじみのChatGPTです。
    プロンプトは、次のように入れてみました。

    東西方向に3.5間(6.37m)、南北方向に5間(9.1m)の建物の大きさの2階建ての一戸建て住宅の間取り例を探してください。
    東方向と南方向に道路がある、南東角地の敷地ですが、玄関は東道路に面した間取りを希望します。

    出てきた回答がこんな感じです。

    単なる間取りの検索結果だけでなく、間取りのポイントも整理して説明してくれていて、プロンプトの入れ方を工夫すると、意外な気付きが得られるかもしれません。

    実際に見つけてくれた間取りの例がこちら。
    東玄関や、3.5間✕5間の条件に合っていないのですが、興味深い間取りです。
    ローコスト思考の我が家は長方形前提だったのですが、このような土地の使い方があるんですね。
    注文住宅らしい手の込んだ間取りで、左右を反転すれば、我が家の土地にも入らなくもなさそうです。
    ただし、反転してしまうとバルコニーの位置が洗濯を干す場所としては、日当たりが悪くなりそうだとか、色々考えることはありそうですが、発想を広げるヒントに十分なりますね。

    Pinterest MJ HOUSEのプラン集 間口3.5間|大阪で注文住宅・デザイナーズ住宅・リフォーム・自由設計をお考えなら

    もう一つ、こんなプランもありました。

    IMIZUの家 住宅プラン 間口3.5間/南向き/4SLDK/32坪

    こちらも東玄関を満たせていないのですが、和室と玄関の位置を交換すると、なんとかなりそうな気がします。
    バルコニーがないので、今どきっぽい気がしたので、勝手口があるのでそうとも限らないかも。
    細かくあちこちに収納を設けているのが、かなり実用性を感じる間取りで参考になります。

    perplexityも試してみた

    続いて、perplexityというAI検索エンジンを試してみました。ChatGPTと、少し芸風が異なり、検索を得意としているツールです。

    ChatGPTと同じプロンプトを入れてみたところ出てきた結果がこちら。

    ソースの部分をクリックすると、ヒットした検索結果を見ることができるのですが、的外れのものが多かったので、紹介は割愛します。

    実は、最初プロンプトの記述を間違って、「5間」を「9間」として入れてしまったのですが、こちらの結果のほうが興味深かったです。

    要約された内容に、まるで、我が家の間取りのことを言っているようなところが、いくつかありました。
    このようにプロンプトの表現を少し変えるだけで、結果が大きく変わるので試行錯誤してみると、ヒントが得られるかもしれません。

    Claudeでも試してみた

    最後に、もう一つ、ChatGPTと組み合わせてよく利用しているClaudeという生成AIでも試してみました。
    Claudeでは、URLなどを提示してくれないのですが、次のように整理したアドバイスがありました。

    文字情報ですが、大まかなゾーン別のスペースの割り振りの手がかりぐらいにはなるでしょうか。

    既に、もっと賢く生成AIを家づくりに活用している人もいらっしゃるかもしれませんね。

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