これからPanasonicの水回りや収納・建具などを検討する人には、とても便利かもしれないサービスを知ったのでご紹介します。ひょっとしたら、Panasonicの住設を利用された方には常識なのかもしれませんが…
自宅で水回りのオプションの熟考がかんたんにできる
予算がシビアな状態で注文住宅の家づくりをしている際に、予算が予想以上に膨らむおそれがあるのが水回りのオプションだそうです。我が家も水回りのショールームに行くときに「水回りはオプション増えちゃうんですよね」と岡本社長に釘を刺されました。
アコルデの場合、元々仕様が充実している(LIXILの方に言われました)ので、我が家はほぼ追加は不要で済んだのですが、誘惑が多いので勢いで色々オプションを追加したくなる気持ちはとてもわかります。
そもそも、心構えがない状態で、ショールームで初めて魅力的なオプションを紹介されるのが危険な理由の一つかなと思います。
そんな方にお勧めだと思えるのが、今回紹介するPanasonicのアイハウズプランです。このサービスは、2016年にリニューアルされたものということで、リニューアル前から含めて歴史のあるサービスのようです。

ご存知の方には今更と感じられるかもですが、個人的には結構すごいサービスだと驚きました。

こんな感じで、通常はハウスメーカーや工務店経由で作成してもらう提案ボードや図面、概算見積書までを自分でカンタンに作成してしまうことができます。
プランの保存が不要であれば、ユーザー登録をしなくても利用可能なので、かなり気軽に試せます。
早速試してみた
ということで、早速試してみました。
「プランニングスタート」をクリックすると、こんな画面が表示されます。

水回りの他に収納や建具のプランニングもできます。新築だけでなくリフォームの工事の場合でもプランニングできるようですが、あえて今回は新築(戸建)でやってみます。
今回はキッチンで試してみます。

ラクシーナを選んでみました。
次に見積もりしたい商品選択画面になります。

カップボードのプランもできますが、キッチンを選びます。
まず、レイアウトを選ぶ画面が出てきました。

ここでは対面を選びましたが、プランNOからプランするというボタンがあります。
プランNOは、レイアウトや各種仕様があらかじめパッケージされたものが、下記のようにカタログに掲載されているもののようです。

ハウスメーカーや工務店の標準仕様でプランNOがわかる場合は、プランNOを入力してそこから何を変更するかを検討するのに便利そうです。
続いて、対面の場合のレイアウトのパターンを選ぶ画面が出てきました。

我が家は、耐力壁のレイアウトなので、真ん中を選びます。
カウンターの厚みは750mmか933mmから選びます。
我が家のキッチンの奥行きを調べてみると650mmなので、このキッチンだと通路が狭くなっちゃうなぁと思ったのですが、これは誤解だと後でわかります。
続いて、フロアユニットを選ぶ画面が出るのですが、この機種は引き出しタイプのみなので選択肢がありませんでした。

レール仕様が二通りあって意味がわからなかったのですが…
最下部のストッカー部分を柄付きにするかしないかの選択肢でした。

なんと、こんなことまでできるとは..:細かい。
続いて、シンクの位置とユニットの高さです。

シンクは今と同様の左を選び、ユニットの高さも今と同じ850mmにしました。
妻の背が低いので、低めのカウンターの高さにしたつもりですが、さらに低い800mmもあるんですね。
順番を飛ばしましたが、間口は2573mmを選びました。

我が家は2550mm間口のキッチンだったと思いますが、2573mmでも入るのだろうか…
特にリフォームだと2550mmピッタリのスペースだと厄介な気がします。
続いて、食器洗い乾燥機とIHを選びます。

いやぁ、こうやっていちいち聞かれると決めないといけないことが細かく本当に沢山あるなぁと感じます。
だがしかし!!
本番は、ここからだった・・・
そうです。キッチンのオプションが増える原因になるのはここからです。
この時点で、キッチン価格は、約179万円になっていました。

右側に基本仕様やその他の仕様とオプションが表示されていますが、ここから一つひとつ選択しなおすことができます。
まずは、楽しい扉カラー選びです。

価格の目安とグレード表示があるので、グレードの高いカラーを選ぶと価格が上がります。
試しにグレードの上のカラーを選ぶと取っ手も選び直すことになって、これだけで約10万円ぐらいアップしました。
こちらが取っ手選択の画面です。

一番上のカラーでは、ライン取っ手が選べないようです。とりあえず、ここではカラーも取っ手も標準のままにします。
食器洗い乾燥機も選ぶことができます。

昨年話題になった、Panasonicのフロントオープンタイプは選択肢として見当たりません。
ラクシーナにも取り付けられるはずなのですが、ここには対応が間に合ってないのかも。
その他の仕様は、こんな項目です。

オプションでは、クッキングコンセントの選択肢なんかもありました。

シンクは、今と同じ人大仕様を選んでおきます。

あまりオプションを増やしていないので、変化がわかりにくいですが、このように見積もりされたプランの明細が出ました。最初から4万円ほどのアップです。

定価ベースだとは思うのですが、システムキッチンってこんなに高いんですね。
我が家の場合、いったいいくらだったんだろう・・・
ここまで来ると、見積書とプレゼンボードと図面が作成できます。

ここで、「印刷する」をクリックすると、各書類のPDF生成が始まって、完了するとダウンロードできます。
出来上がった書類やいかに
まず、見積もり明細書はこんな感じ。


ハウスメーカーや工務店から坪単価で積算した見積もりで契約している場合、このようなキッチン単体の見積もりをもらう場面は少ないと思うのですが、どうなんでしょう?
この見積書をどのように利用すれば良いのか気になります。一律●●%割引とか決まっていて標準仕様との差額を見られれば目安にはなるのですが。オプションとして選択した部分がどれなのかも判別が難しそうです。
この見積もり機能は、単体でリフォームするときのほうがわかりやすいかなぁ。
続いて、プレゼンボードです。

これが自分で作成できるのは嬉しいですね。
ハウスメーカーや工務店からは印刷したものしか提供されない場合もあると思いますが、PDFでダウンロードした画質の高いデータが手元に残るのはありがたいと思います。
続いて最後に図面です。

こんなに簡単に図面まで作成してくれるのってすごくないですか?
この図面で判明したのですが、カウンターの奥行き750mmは壁の厚みを含んだ寸法だったようです。
壁部分を除くと、637mmなので我が家の650mmとほぼ同じ寸法でした。
この図面を見ると、換気扇がある耐力壁の部分だけに壁がありシンクの前の部分は造作の壁がない状態になっているようですね。

我が家のように造作の壁とカウンターをシンクの前に付ける場合は、奥行き637mmになるけど、壁がない場合は750mmの奥行きってことですね。
オープンに使いたい場合は、このスタイルになるのだと思いますが、よほど常に片付けられる自信がある人じゃないと勇気があるレイアウトになりますね(汗)
ちなみに、このサービスを使うと事前にしっかり検討することで、勢いでオプションが増えすぎてしまうことを避けられるかもと書こうと思ったのですが、むしろ詳細に選択肢を知りすぎて欲しいものが増える可能性のほうが高いかも・・・
これから、Panasonicの水回りや収納・建具を取り入れる方は試してみてはいかがでしょうか?

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