[寝室暗室化計画] 観音開きの窓を遮光してみた

    DIY

    足がへんなところに出ていても、気にしないでください(謎)

    前回に続いて、寝室の吹き抜けに面した採光窓と観音開きの室内窓を、遮光のために塞ぐDIYのお話です。

    今回は開閉する観音開きの窓なので、前回に比べて格段に難しい挑戦です。

    我が家の観音開きの室内窓

    調べてみると、竣工当時に我が家の観音開きの窓をきちんと撮影している写真がほとんどなかったことに気が付きました。かろうじて唯一あったのがこちらの写真です。

    おそらく、ブログでも紹介していなかったのですが、窓フレームとガラス部分の構成がこのようになっています。

    以前、この観音開きの窓から朝日が入るのが問題ということをブログでも書きました。

    吹き抜けの室内窓からの採光は眩しかった

    そのとき、こんなカフェカーテンを付けたのですが、当然このようなカーテンだけでは、夜に寝室を真っ暗にすることはできません。

    吹き抜けの室内窓からの採光は眩しかった

    前回の採光窓と同様に、窓枠全体を塞いでしまうのがシンプルですが、それでは折角の室内窓が開かずの窓になってしまいます。そこで、ガラス部分だけを、なんとかうまく遮光しながら、窓の開閉や遮光と採光の変更が簡単にできる方法を考えました。

    準備した材料

    前回塞いだ、採光窓に使ったデコパネと同時に準備した材料はこんな感じです。

    観音開き用にも大きなデコパネや、小さなツマミ、L型の樹脂製アングルや細い木製角材などを入手しました。

    さらに、自宅に余っていた、こんなアングルも活用します。

    以前、子供部屋の本棚にカッティングシートを貼ったときに利用したものの残骸です。

    枠を作る

    ガラス部分を塞ぐ前に、脱着のしやすさや光の漏れを防ぐための枠を作ります。

    まずは、先程の残骸アングルを使います。

    このようにガラス部分の横幅に合わせてカットしました。

    このまま、窓枠の下部分に両面テープで貼り付けます。

    手前部分が盛り上がっているのがポイントなのですが、なぜこのようなことをするのかわかりますでしょうか?

    続いて、茶色いL型アングルを両面テープで貼ります。

    もうちょっと、淡い色があったらよかったんですけどね。

    近づいてみると、こんな感じになっています。

    誤算だったのが、枠部分が直角ではなく少し開いてしまったことです。

    直角のアングルが、左右の枠に両面テープで貼っているのですが、ガラス面から浮いてしまっています。

    枠部分が、直角ではなく、少し開いてしまっているのかなと施工当時は思っていたのですが…
    あまりに気になるので、今になってあらためて貼り直してみたら、かなりましになりました。

    じやっかん枠が丸みを帯びているのが影響していたようですが、貼り方次第でこのようにできることが、この記事を書いていて判明しました(笑)

    さらに、上の部分に木製の角材を取り付けます。

    端の部分がささくれてたりと、仕事が雑です(苦笑)

    果たして、これらの枠がどのような意味を持つのでしょうか?

    カットしたスチレンボードを取り付ける

    続いて、取り付けた枠の内寸を測って、スチレンボードをカットします。

    前回同様にカットしたスチレンボードに、壁紙を貼って取り外しがしやすいよう取っ手を付けておいたのですが、作業の様子の写真を残すのを忘れていました。

    ということで、早速取り付ける様子を御覧ください。

    まず、先程取り付けた木製角材の下に潜り込ませるように、スチレンボードを差し込みます。

    無事、すっぽり入りました。

    この角材があることで、上からスチレンボードが外れてくることを防ぎます。

    続いて、このスチレンボードをしならせて、下部をはめ込みます。

    このしならせるときにも、取り付けた取っ手が結構役に立ちます。

    無事、ぴったりはまりました。

    正面から見るとこんな感じです。

    しならせた上下の中央部分は、後から押し込む必要があるのですが、観音開きのロックをかけておかないと窓が勢いよく開いてしまうので、注意が必要です。

    両脇にL型のアングルを付けたのは、左右の隙間から光が漏れそうな気がしたからです。
    自分でカッターで切るので、キレイにピッタリサイズでカットできる自信もないですしね。

    狙い通り、アングルのお陰で隙間の光もれはかなり防げているのですが、昼間に確認してみると、アングルを取り付けた両面テープが途切れている部分から少し光が漏れていました。

    実際は、全く気にならないので、問題ないのですが、これは盲点でした。

    枠の下部分に出っ張りを設けたのは、そのまま観音開きの内窓を開いても、スチレンボードが万一落ちることがないようにです。

    ピッタリサイズのスチレンボードを押し込んでいるので、実際は下の出っ張りに頼らなくても落ちる気配はないのですが、このちょっとした出っ張りだけでも安心感があります。

    前に出てきても、こんな感じで止まるということです。

    これで、このようにスチレンボードで遮光したまま、観音開きの窓として利用することができます。

    もしかして、壁紙を貼らなくてもよかったかも説

    枠を取り付けただけの状態の写真がこちらです。

    夜に撮影したのと、吹き抜け側の照明が付いていないので、ガラス部分が暗くなっています。

    この後、壁紙を貼る前のスチレンボードをテストのためにはめ込んだ状態がこちら。

    思わず、妻と一緒に、全くなにも変わらんと爆笑してしまいました。

    壁紙は貼らなくてもいいんじゃないのと、本気で妻に言われたのですが、折角なので貼ってみたのがこちら。

    やっぱり壁紙を貼った方が、綺麗です。
    近づいてみると、残念な素人仕事感(笑)はありますが、こうやって遠目でみると、そんなに気になりません。

    肝心の遮光性ですが、予想以上にバッチリです。

    観音開きの窓枠の下に隙間があるので、こんな感じでの光の漏れがあるのですが、ベッドに寝転んでいる状態では、死角になる位置なので、全く気になりません。

    これで、12年目にしてようやく、1階で照明を付けていても完全に真っ暗になる寝室を実現し、妻も大変喜んでくれました。

    引き換えに、採光窓から朝に寝室に自然に差し込む光がなくなったので、目覚ましを忘れるといつまでも寝てしまわないよう注意が必要になったんですけどね(笑)。

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