奈良編の続きでございます。
一度は、マイホーム取得の夢を描き契約寸前まで進みながら、契約を断ってしまったところまでを書きました。
[ジーザス・・・]
逃した魚は・・・・と、よく言いますが、本当にこの選択は正しかったのかどうか、これから新婚の住まいをどうしたら良いのかと悶々とした日々を過ごしていました。
10年分負担の意味とは?
そんなとき、ニシオカから一本の電話が入ります。
ニシオカ「先日は、すんませんでした。説明不足で本当に申し訳なかったです」
ニシオカ「私も、ここまで来て契約でけへんのは、もう誰にも申し訳が立たんので、会社と掛け合ってみました」
ニシオカ「ちょっと、話聞いてもらえまへんやろか」
全く予想してませんでしたが、何やら我が家に再度契約を考え直すための条件を考慮してくれたようなのです。
なんだなんだ?
ニシオカ「まっしんさんも、まだ若いので収入的にカツカツなんはよくわかります」
ニシオカ「そこで、気にしてはる団信の保険料をウチが10年分負担するって話でどうでっしゃろ?」
ニシオカ「10年もしたら、お給料も上がってあとはなんとかなるんちゃいますか」
ん???
どういうこと、ニシオカの会社が10年分負担するってどうやって?
総額なんと実質62万円分値引き相当!!!
さらにニシオカの説明は続きます。
ニシオカ「具体的には年払いの公庫の団信保険料35,840円を10年分で358,400円」
ニシオカ「さらに、年金の団信は月払いで4,370円×12ヶ月×5年分で262,200円分まで」
ニシオカ「年金は5年までやけど、合計620,600円分を、ウチの仲介手数料から値引きちゅうことですわ」
ニシオカ「ウチの仲介手数料が93万やねんけど、31万円まで下げる方向で会社になんとかOKもらいましてん」
つまり、約62万円分値引きするので、約10年分の団信の保険料と相殺できるこことして、なんとか契約してもらえませんか?という話です。
なんと、思いもよらず62万円もの値引きを申し入れてくれたわけです。
まさか仲介手数料の値引きをしてもらえるとは夢にも思いませんでした。
この提案はなかなか絶妙でして、ちょうど契約を見送ったことを悶々としていた気持ちから、後戻りするもっともらしい言い訳となりました。確かに10年分の保険料をケアできればなんとかなる気はします。
ということで、まんまとニシオカの提案にカタにはめられ結局無事契約に至ったわけでございます。
覚書での約束が少し怪しい・・・
ただし、この条件は重要事項説明書には書けないようで、次のような覚書の中に明記してもらいました。
少々微妙な表現の所は、伏せてありますが・・・・(汗)
よく見ると、重要事項説明書の押印日4月7日に対して、この覚書は4月11日の後日になっていますね。
本当は、同日に覚書を受け取っておくべきだったと思いますが、おそらく後日に思いついて文書で約束をもらったのかなと思います。
しかしまぁ、よく考えると5年後にはステップ返済で支払いがドンと上がるわけで、まだまだそのあたりの見通しは甘かったなぁと思いますね。
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