「2023年の夏は過去最高を大きく上回る圧倒的な暑さ」と言われた暑さも、ようやく少し落ち着いて来ましたね。
8月利用の9月支払い分の電気料金が値下げされるらしいことを前回書きましたが、結果が出ましたのでご紹介します。
予想以上の値下げで命拾い
まずは電気使用量からです。
昨年の電気使用量に比較して9kWhを上回っていますが、ほぼ昨年と同等の使用量になりました。
今年も、昨年同様に冷房は間欠運転でした。夜寝る前に2階のエアコンを付けておくタイミングを忘れると、寝るときに寝室が暑いぐらいで、あまり不便はありませんでした。
あと、3月に買い替えたコロナのエアコンの冷房がよく効くので、1階は付けるとすぐに涼しくなるので間欠運転で全く不自由は感じません。アプリで外出先からエアコンをON/OFFできるのも、かなり便利です。
エアコンの省エネ性能が上がったはずなのですが、その効果は反映されている実感はありません。
で、肝心の電気料金を見てみましょう。
なんと、前年同月比マイナス3,239円の、10,005円となりました。
次のとおり、昨年は13,244円だったので、少なくともこの金額は超えると思っていたのですが、予想以上に抑えられた金額となって驚きました。
昨年は、燃料費調整額の上乗せも大きかったのですが、今回はどうなっているのでしょう。
こちらが、今回の明細です。
昨年と異なり、燃料費調整額が約5000円もマイナスになっています。
再エネ発電賦課金や全電荷住宅割引額も、昨年より軽減されているみたいなので、昨年同等の金額の場合の電気料金を予測(赤字部分)してみたところ、約18,880円になることがわかりました。
(単価が昨年から大幅に値上げになってます)
もし、この夏の値引きがなかったら、ここまでの支払額になっていた可能性があったということですね(恐ろしや)。
8月の使用状況の比較
8月の日別の使用状況を昨年と比較して見てみました。
まず、今年8月の使用状況がこちら。
大体、一日あたり13〜15kWhの間で平均的に推移しています。
一方、昨年の日別の利用状況はこちら。
原因は確認していませんが、今年よりも一部凸凹が大きいところがあったようです。
天気の影響かな?
つくづく思うのですが、電気料金を決める要因は、本当に様々な要素があるので、エアコンの性能や家の断熱性能から計算して皮算用した過度な期待はしないほうが良いですね。
売電実績の更新
併せて、売電がどうなったか見てみます。
猛暑の反面、発電成果に期待してしまいます。
このとおり、8月の売電量は(9月分)昨年を大幅に上回る627kWhとなりました。
とはいえ、4月と同等の売電量なので、日照が良くてもやはり夏の暑さには弱いようです。
また、2013年の売電量がいかに良かったのかを思い知らされますね。
エアコンをほとんど利用していなかった当時とは、日中の自家消費が大きく違うはずなので総発電量で比較しないと意味がないのですが、カラー表示ユニットの画面が表示されなくなったので確認できないんですよね(泣)
多分、経年相応に発電性能も落ちているのでしょうね。
売電金額では、こんな感じ。
なんとか、今回も7000円台を確保してくれました。
電気料金と太陽光売電の相殺での収支結果はこのとおりです。
さすがに、今回は電気料金の増加のほうが大きく収支のマイナスが大きくなりました。
とはいえ、値引きがなかったら、こんな程度では済まないところでした。
前回同様のグラフにしてみるとこんな感じです。
ちなみに、1月〜9月までの電気料金の平均は、約13,246円ですが、4人世帯の1軒家の電気代平均額は13,948円/月らしいので、ほぼ平均値ですね。
くらしTEPCOの似た家族との比較だと、我が家はかなり下回っているようにも見えましたが、そうでもないようです(苦笑)
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