トイレの止水栓の位置は結構大切だった

    振り返り

    トイレ掃除が終わった直後の実感を引きずっての記事となります(笑)

    毎回、実感するのが、トイレ両脇の奥を掃除するときの姿勢の辛さです。以前もトイレ両脇の幅のことを記事にしましたが、尺モジュールだと宿命なのかなと思っていました。

    でも、同じ尺モジュールだったはずの以前の借家と奈良の建売と何か違う、掃除のしにくさがあるんですよね。
    以前の住まいで、あまり困った経験がなかったから、意識になかったのだと思いますが、設計時にもう少し工夫しておけなかったかなというポイントをご紹介いたいと思います。

    トイレ掃除
    [腰いてぇ〜]

    床からか壁からかの違い

    まずは、この写真を御覧ください。
    我が家のトイレ止水栓_IMG_6546
    我が家のトイレの止水栓です。この止水栓の周りを綺麗にするのに、いつも苦労してるんですよね・・・
    ハンディ掃除機でも、なかなか埃が吸いにくいですし、拭き掃除も姿勢が難しい上に、スパッと吹けないので余計に手間取ります。しかも、ちょうど換気扇の真下に位置するので、少しお掃除をサボっていると結構換気扇から埃が落ちているときもあります。

    なんだか、そんな苦労した記憶がないなぁと思っていたら、奈良の家のトイレは壁に止水栓が付いているようでした。
    (10数年前に茅ヶ崎に引っ越したときにクリーニングした直後の写真です)
    奈良の家のトイレIMG_3378
    決して、このトイレも左右の幅に余裕があるわけではありませんが、止水栓が邪魔で床掃除が大変ということはありませんでした。茅ヶ崎での以前の借家も奈良の家と同時期の築年数だったのですが、やはり同様に壁付きの止水栓だったと思います。

    アップで見るとこんな感じですね。(奈良の家のトイレの写真ではございません)
    トイレの配管_壁からアップ
    配管やケーブルが露出している限り、見た目ではあまり変わりませんが、壁付きだと、ちょっと配管やケーブルを上にあげれば、さっと床掃除が出来ます。これは、掃除効率の面では全然違うと思うんですよね。

    しかし、アコルデのブログで施工事例を見ると、結構床に止水栓をつけているトイレが多いようなんです。
    考えるに壁に止水栓を出すために、給水管を床下から壁に通そうとすると、土台が邪魔になる気がします。
    おそらく、この土台を切り欠きして配管するのは良くないためにアコルデは、床付の止水栓を付けてるのかなと思いますが、我が家の奈良の家とかは土台をやはり切り欠いていたんですかね。

    例えば、こんな感じでしょうか・・・

    土台切り欠き

    洗面台の配管の状況です。(手前から排水・給湯・給水)

    洗濯機用の配管の状況です。(手前から排水・給水給水管が壁の中を配管するので土台を少し欠いでます。(保温材も配管支持もバッチリです)

    一般的には、よく行われている工法?ということで、問題はないのかもしれませんが、アコルデが止水栓を床付にしているのには、何か理由があるのかなとは思います。(洗濯機の水栓は壁付けになるはずですが、どうしてるんだろう?)

    でも、結構お掃除時のストレスがある気がするんですが、他のアコルデにお住まいの方はどう感じてるんでしょう??

    あわせて読みたい洗濯機混合水栓は常識!?

    止水栓を壁付けにする方法

    もちろん、予算に余裕があれば、トイレ背面の収納キャビネットを取り付けてコードや配管類を見えなくしてスッキリする方法があるのは知っていました。しかし、我が家は、そんなオプションを贅沢に付ける余裕がなかったので、目をそらしていた(笑)のですが、壁をふかすという方法もあるんですね。

    たとえば、こんな感じ。
    トイレの配管_壁から
    この壁をふかす方法なら、土台を切り欠かずに床下から給水管を引き込んで壁付けにできそうです。
    実際この写真でも壁付けになっていますね。

    壁をふかす方法は、床面積を減らす(ごまかす?)手段として当時考えていたりしたんですが、トイレに活用することは考えが及びませんでした。カウンター材が必要になるため、オプション費用はかかると思いますが、メーカー純正の収納キャビネットよりは価格を抑えて導入できそうな気がします。

    0.5坪のトイレだと奥行きは十分あるので、この程度壁をふかすのは、スペース的にはあまり問題にならないと思います。

    ただ、壁をふかしているのに、床から配管している事例もありますね。(しかもこのトイレ我が家とたぶん同じだ!)
    トイレの配管_下から
    うーん。何か床から配管する深い理由があるのだろうか・・・

    新築だからこそ可能な、すっきりトイレにできる選択肢

    でも、やっぱり理想は、こんな感じでコードも配管も何もないトイレですよね。これなら、本当にお掃除も楽だろうなぁと思います。
    storage_sec03_p01.jpg

    でも、色々調べていると、こんなイラストが目に入りました。
    TOTO_ネオレスト
    これは、TOTOネオレストのトイレのイラストのようなのですが、トイレの裏に止水栓を隠してしまえるんですね。

    おぉぉ、なるほどそうなのか。
    タンクレストイレがスッキリ素敵なのは、分かっていましたが、トイレ単体で止水栓まで隠してしまう機能があるとは、全く知りませんでした。まだまだ勉強不足でしたね。

    ただ、このように止水栓を隠す場合、当然トイレに隠れる位置に止水栓を配置しないといけないので、新築時に計画するのがベストなようです。リフォームで止水栓の位置を変えようとしても、工事が大変で適さないそうです。

    給水位置によって、様々な取り付けかたが出来るようですが、やはり隠蔽タイプが圧倒的にスッキリで素敵ですよね。
    ネオレストの給水について

    ということは、収納キャビネットを取り付けなくても、こんな感じに出来るということですよね。
    配線が何もないトイレ
    うーん。いいなぁ。ネオレスト。高いと思うけど(笑)

    当時は、予算にいかに収めるかで必死だったので、トイレは最低限で基本を押さえていればいいと、考えることを避けていた気がします。ネオレストは無理にしても、ふかし壁などもうちょい工夫を相談出来たかもと、お掃除をするたびにちょっぴり考えてしまいますね(苦笑)

    ということで、これから新築されるかたは、止水栓の位置も少し考えてみてはいかがでしょうか?

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