真夏の屋根裏書斎の冷房事情と8月の電気代

    光熱費

    昨冬から導入した屋根裏書斎は、試行錯誤の結果、デスクまわりは、なんとか快適な環境をつくることができたのですが、果たしてこの真夏を屋根裏書斎で在宅勤務できるかどうかが、最も大きな課題でした。

    最終手段として、ポータブルクーラーの導入も考えていたのですが、結論としては、そのも必要もありませんでした。

    ちょうど、電気代の結果も出ましたので、どのように乗り越えたかと合わせてご紹介したいと思います。

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    28度にこだわりすぎてました@Ayano.さんによる写真ACからの画像

    DIYルーバーと温度設定を見直し

    屋根裏書斎の暑さ対策は、屋根裏に登る固定階段途中エアコンのそばにサーキュレーターを付けた時点で意識していました。

    昨年は、2階に冷気を効率よく下ろすためにDIYのルーバーを導入し、とても2階がよく冷える効果があったのですが、この夏はこちらをやめて元に戻しました。

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    二階の階間エアコンの効きが劇的に改善した対策

    まだ、ご紹介しきれていないグリーン住宅ポイントを使った内窓増設ですが、内窓を増設したことでこの夏の冷房の効きがどうなるか、とても楽しみにしていました。もちろん、明らかな効果はしっかり感じられているのですが、当然ながら冷房を各部屋に効率よく届けられるかどうかは、また別の問題のようです。特に、平日次男の部屋で在宅勤務をしていると、7月の外気温が36度を超える日は、朝に室温26度ぐらいまで下げていても、夕方…

    このままだと、屋根裏の方向に冷気が回りにくいからです。

    元に戻すと、このようになります。
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    この状態では、ルーバーが、冷気をすくい上げるようになるので、屋根裏側に冷気を上げるのは都合がよいのですが、下に冷気が降りにくくなります。初夏は、サーキューターも屋根裏側に向けて冷気を送るようにしていたのですが、4月から社会人になった長男が、8月から在宅勤務を始めたので、このサーキュレーターは、下を向けて冷気を2階に送るようにしていました。

    そこで、こんな位置関係で、もう一つサーキュレーターを設置してみました。
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    左側のエアコンから吹き出した冷気を、さらに上げてもらうにはちょうどよい位置です。

    父から引き継いだ、めちゃ古い釣り用のクーラーボックスなのですが、高さがちょうど良いので台に使っています(笑)。
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    こんな感じで、屋根裏収納に冷気を送ります。
    色々、試行錯誤しましたが、このサーキュレーターを置いてから、とても屋根裏が快適になりました。

    ただ、さすがに真夏の午後の炎天下の天気の日は、かなり冷房を効かせているつもりでも屋根面全体から熱を感じ、じんわり汗をかくことがあり、やはり真夏の屋根裏は、過酷な環境だと痛感します。
    Web会議が続くと、パソコン自体の発熱がひどいのも要因のひとつですが。
    とはいえ、懸念事項だった、屋根裏書斎での在宅勤務は、我が家の場合なんとか問題ないことがわかりました。

    8月後半では、サーキュレーターをほぼ真上に向けるほうが、冷気が直接からだにあたらず、緩やかに冷気がまわってくるので快適だとわかりました。真夏日では、厳しかったと思いますが(笑)
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    さらに、この夏快適に過ごせたのは、冷房の設定温度に対する考え方をあらためたことです。
    1階の冷房では、27度では寒すぎると感じるほどよく効くので、この階間エアコンの設定温度も27度程度でも、もっと効くはずと当初考えていました。
    しかし、この階間エアコンでは、設定の1〜2度程度高い温度以下になかなか下がらず、何か根本的に間違っているのではと、不満を持っていたんですよね。

    でも、いわゆる屋根裏エアコンでも24度の設定温度で階下の室温が1〜2度高くなるということを知り、温度設定を遠慮しすぎていたかもと思いました。

    1階と同じ27度設定で快適にならないとまずいと思い込んでいたんですが、やはり屋根に近い環境の冷房は過酷なので、設定温度を下げて当たり前なのだと理解しました。

    そこで、暑い日中は、遠慮なく、24〜25度まで下げる運用にしたところ、屋根裏も2階も十分快適に冷えるようになったというわけです。
    冷房の推奨設定28度を下回ると、罪悪感を感じてしまってたんですよね・・・
    ちょうど、今年は28度にこだわらなくて良いという話題を頻繁に見たので、それも後押しになりました。

    とはいえ、このような利用方法で、電気料金にどのように跳ね返ってくるのかが気がかりです。

    一体、どのような結果となったでしょう。

    真夏の電気料金ワーストワン! だがしかし!?

    昨年は、2階の次男の部屋での在宅勤務でしたが、8月利用分として過去最高に高い9,722円となりショックを受けていました。

    内窓を増設した8月の電気料金が出たけれど似た他の家庭のほうが進化しているかも?

    今年の3月に実施したインプラスの追加工事のご紹介がしきれないままに、8月の電気料金の結果が出てしまいました。既に、確実に体感面で効果を感じられていることは、少し触れているのですが、もう一つ楽しみだったのが電気料金への影響です。わが家のUA値の見通しからも、密かに楽しみにしていたのですが、どのような結果になったかをご紹介したいと思います。すっかり期待してもうたやん@かずなり777さんによる写真ACからの画像…

    電気料金が爆上がりの今年は、間違いなくこれを上回ることはもちろん覚悟していましたが…
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    期待通り? 9月(実質8月利用)の電気料金が前年同月比で、3,522円も上回る、13,244円となりました。
    前月時点で、1万円を超えてましたからね。。。当然の結果です。
    昨年の電気料金も入居以来で見ると、低くはなかったのですが、全面的に上回っているのが、悲しいですね。

    一方で、電気使用量で見てみると、こんなグラフになりました。
    405 kWh
    なんと、9月(実質8月利用)の使用量が、昨年同月とまったく同じ405kWhです。
    昨年も完全な24時間冷房ではなく、間欠運転だったのですが、冷房の温度設定を遠慮なく好きに下げていたわりには、昨年と同じというのは驚きました。もちろん太陽光発電の自家消費の実績も調べないと評価できないのですが….

    太陽光の売電は、昨年を2,142円上回る成績でした。
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    ちなみに、よく見ると、今年は3月と5月以外は、昨年を上回っているので、卒FIT直前で頑張ってくれているのが嬉しい。
    あと、年末までのラストスパートもこの調子で頑張ってほしいものです。

    ところで、9月(実質8月利用)の太陽光売電の実績をさらりと紹介していますが、例の不具合を施工会社に問い合わせるとまで書きながら、その後の話がまだでした。ちょっと不思議な現象にも遭遇したので、それも合わせてあらためてご紹介したいと思います。

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