リビングのエアコンを買い替える話の続きです。
前回は、どのようなエアコンを比較したかをご紹介したのですが、タイトルの通り今回はコロナの自動掃除機能付きの高機能エアコンを選んでしまいました。
実は、4月の頭に次男を除く家族3名がコロナに罹患してしまって、私は一週間小屋裏収納に軟禁生活を送っていたのですが、まさかコロナを選んだから?
コロナ5類以降で、世の中今までできなかったことを解禁の動きになると思いますが、なかなかのつらい思いをしましたので、皆様くれぐれもご注意くださいませ。
さて、今回は買い替え前同様に、シンプルな機能のエントリーモデル以外は眼中になかったのですが、この機種を選んだ理由も含めて、どのような製品かをご紹介していきます。
型落ちモデルのカタログが見つからなくて困る
前回ご紹介したとおり、決めたのはヤマダアウトレットで展示されていた店頭値札税込み104,280円のコロナ製CSH-Z4021R2です。4kw エアコンですが、家全体の24時間冷暖房に利用するつもりです。
最新モデルにこだわりがないので、アウトレットの型落ち製品に抵抗はないのですが、2021年の製品のため既にメーカーWebサイトで製品カタログが見つからず、公式情報がわからないので少し不安でした。
一応スペック情報は、価格COMや公式取説などで確認できたので納得して選んだのですが、コロナのエアコンはレビューや口コミも特に少なく限られた情報での判断でした。
もうカタログ情報は手に入らないのかなと諦めていたのですが、ムラウチのサイトに抜粋情報がありました。購入後に見つけたのですが、これは助かります。
いつなくなるかわかりませんので、完全保存版として引用しながらご紹介したいと思います。
実は、自分自身のアーカイブとしてもブログにしておくと、何かと便利なんですよね。
代表的な特徴は、こんな感じのエアコンなのですが、それぞれ説明していきます。
約3Lの水で熱交換器を洗うアクアドロップ洗浄
現在の日立やハイセンス、ヤマダオリジナルのリエアでは、熱交換器を凍らせて汚れを落とす凍結洗浄が付いていますが、この機種では約3Lの結露水で汚れを落とすアクアドロップ洗浄という機能が付いています。
凍結洗浄のようなインパクトは感じず、正直、この機能がすごいのかどうかはわかりません(笑)
ちなみに日立の凍結洗浄のエアコンで2年でも、熱交換器以外はこんなに汚れるそうなので、過度な期待はしないほうがいいですね。
アルミフィンの特殊コーティングで汚れが落ちにくいそうです。
ちなみに、同じぐらいの本体価格で購入した、当時の日立の白くまくんでは、ステンレス・クリーンという機能で、熱交換器が綺麗とアピールしていましたが、どっちが効果あるんだろう。
この自動お掃除機能ならいいかもと思った理由
今回エアコン選びをしている会話の中で、私がイメージしていた以上に頻繁に妻がエアコンのフィルタのお掃除をしてくれていたことがわかりました。
我が家のエアコンは、コーナーテレビ台の上にあるので、毎回エアコンのフィルタを取り外して掃除し、セットしなおすのは背の低い妻には大変な作業です。
私がお掃除機能は不要と断言したら、妻が残念そうにしていたのも当然ですね。
これは、少し考え直すべきかもと感じていたんです。
そこに、10万円以内のお手軽本体価格でお掃除機能が付いているこの機種が現れたので、渡りに船です。
さらに良いと思ったのが、フロントのカバーを操作せずに真下のダストボックスからゴミを取れることです。これなら、フィルタのつけ外しよりも位置が低く、随分楽そうです。
機種によっては、ゴミを直接外に排出してくれる機能もあるそうですが、リーズナブルなこの程度の機能で我が家には十分です。
フィルターとブラシが一体化しているシンプルなユニットになっているのも良い印象です。
複雑だと壊れやすいですからね。
フィルターお掃除機能が背面にレイアウトされていて、風の通り道になる前面をお掃除機能の部品が邪魔をしない構造になっているそうです。
なかなか、よく考えられている配置ですね。
この動画を見ると、フィルタが背面にスライドしていくことでゴミがかき取られていく様子がよくわかります。
図解でみると、こんな感じ。
お掃除運転中も37dBと音が静かなようでありがたいですね。
連続運転中に約24時間を経過すると、自動的にフィルター掃除をしてくれるようなので、夏冬はつけっぱなしの我が家にはありがたいです。
この機能は、説明書を見ても気が付かなかったので、やはりカタログ情報は助かります。
ちなみに、ヤマダ電機で我が家が暖房を冬中付けっぱなしだと言ったら、驚いて聞き直されました。量販店のエアコン担当者でも24時間シーズン連続運転は、あまり馴染みがないようです。
大変よくできたエアコンだと思うのですが、なぜあまりレビューなど取り上げられていないのか不思議です。
内部構造はこんな感じのユニットで構成されているようです。
ちゃんと、アクアドロップ洗浄の3Lの結露水を受け止めるお皿があるんですね。
これが機能してなかったら、テレビは水浸しですな(笑)
我が家には人感センサーは微妙な機能
通年エネルギー消費効率 APF6.7って、なかなかやんと思ったら、あくまで2.2〜2.8kWクラスまでの話でした。
4.0kWクラスでは、APF5.6です。
でも、買い替え前のダイキンのエアコンがAPF4.7で、同等価格で二階に付けた日立のエアコンが、APF4.9だったことを考えると上出来かなと思います。
ただ、我が家の利用方法の場合、微妙なのが人感センサーです。
特に次の消し忘れセンサーが悩ましい。
在宅勤務のときは小屋裏収納にこもっているので、妻が仕事で次男が学校だとリビングに人がいなくなります。
熱気が上にあがるとはいえ、小屋裏収納でも冬場は寒さを感じるときがあるので、
オートセーブになってしまうと、寒いかもしれません。
ちょこちょこリビングには降りてくるので、3時間もオートセーブになって停止することは無いと思いますけどね。。。
定格冷房エネルギー消費効率区分なんてのがあるというのも初めてしりました。
ZEHの条件らしいので、ZEH住宅を建ててる人には常識なんでしょうね。
思いがけず、ZEH条件クリアの区分の性能のエアコンになったのも嬉しいです。
気になる冷暖房機能
この機種は、ダブルルーバーで気流が遠くまで届くというのが特徴なのですが、実は買い替え前の黄変したルーバーも、ダブルルーバーでした。
シンプルモデルなのに、ダイキンやるな。
というか、そんな大事な機能だったのか(笑)
我が家は、エアコンの向く方向に奥行きが長いLDKなので、遠くまで冷風が届くロング気流の機能は相性が良さそうです。
ランドリー機能は、使わない気がするけど、雨が続いてジメジメしたときには、和室に部屋干しすることもあるので、使ってみても良いかも?
嬉しいのが、この機種は暖房が強いことです。
低温暖房能力は2.8kWタイプのパワーが書かれていますが、4.0kWタイプの場合は、7.0kWになります。今まで利用していたダイキンエアコンで、5.2kWだったので、かなりの性能向上になります。
通常の暖房能力も、0.9〜7.2kWだったのが、0.7〜9.7kWとなるので、同じ4.0kWタイプといっても最大能力がかなり大きくなりました。
全館暖房は、一階のエアコンの性能が重要なので、我が家に相性のよい性格をもった仕様だと思います。
除霜運転中も停まらないノンストップ運転も素晴らしい!
何度か、極寒の大雪の冬に除霜運転でエアコン暖房が停まって恐怖を感じた経験があるので、これで安心です。(このときばかりは、電気式床暖房があってよかったと思いました)
連続運転派の我が家は、あまりありがたみがなさそうですが、暖房の立ち上がりが早いようです。
これまでのエアコンでも連続運転していると、室温が暑くなりすぎて、温度を下げて運用していたぐらいですが、急に冷え込んだときの室温調整に時間がかかっているときが時々ありました。
暖房能力の向上で、室温がより安定することが期待できるかも。
電源を切っていても、室温によって自動で運転を開始するみはりモードも付いています。
熱中症が心配な今どきですね。(熱中症を防止する機能ではないとのことですが)
リモコンとアプリの操作性
これまでは、とってもシンプルなリモコンだったのですが、さすが最上位機種ボタンと表示が満載です。
地味に左右ルーバーのスイングができるようになったのは、我が家のリビングの配置
上重要かも。
下のメニューボタン部分の操作が、中蓋を開けないといけないのが面倒で、選択から外したという口コミを見かけたのですが、人それぞれで重視するポイントが違うもんですね。
さらに、全く目当てになかったのですが、スマホアプリで操作する機能も付いてきました。WiFiが内蔵されていて、直接ルーターにつながるそうです。
2階の日立の白くまくんも、アプリで操作できるようになる別売り機器があるのですが、1万円もするので標準搭載とは型落ちとはいえ、さすが最上位機種です。
性能一覧
実はカタログを探していたのは、この性能一覧を見たかったからです。
この情報がなかなか見つからず残念だったのですが、ムラウチありがとう!
我が家が購入した4.0kWタイプの仕様はこのとおり。
これまでのエアコンの性能がこちらなので、かなりのアップグレードになります。
冷房の最大能力も4.5kWから5.0kWにアップしました。
それでいて、期間消費電力量が1,705kWhから1,376kWになっているので、エアコン連続運転時の電気料金への影響も今から楽しみです。
実はCSH-Z4021R2とCSH-Z4022R2の中身は同じ?
CSH-Z4021R2は、後継機種のCSH-Z4022R2と型番は違うが機能は同じという情報がありました。
CSH-Z4021R2は、かろうじて楽天とYahooでまだ見つかりますが、すぐに市場在庫もなくなりそうです。
10万円を切る金額も見つかりますが、さすがに底値でしょうね。
CSH-Z4022R2は、まだまだ在庫のあるところが多いですが、15〜16万円前後の販売価格が中心です。内容が同じでも型番が違うだけで5〜6万円違うんですね。
この価格帯だと、手を出さなかったと思います。
最新の2023年モデルのCSH-Z4023R2は、省エネ性能が向上しているので内容は違うようです。とはいえ、冷暖房能力は変わらないですね。
価格は、20万円前後なので、さすがフラッグシップ。
といっても、他社の最上位モデルは更に倍以上の価格帯なので、コロナのエアコンの価格は可愛いもんですね。
コロナのエアコンといえば、冷房専用のエアコンを3万円台で出している格安メーカーというイメージだったんですが、今回結構がんばって良いエアコンを作っているんだと勉強になりました。
我が家的には、とことん高コスパにこだわっているというのも、ポイントが高いです(笑)
これだけ安いのに国産で製造しているというのも驚きです。
次回は、最終的に取り付け工事費含めていくらになったのかをご紹介します。
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