電気料金の値上げの結果、大手電力会社8社が軒並み過去最高益を叩き出したというニュースが総ツッコミを受けていますが、皆様どのように受け止めておられますでしょうか?
最高益といっても4〜6月期決算の話なのですが、ツッコミを入れている方々のお気持ちはよくわかります。
いちおう、8月使用分9月支払い分の電気料金は値下げされるようです。
この値下げ金額が妥当なのかどうかはわかりませんが、下げてもらえることに越したことはないので、ありがたく楽しみにしています。
さて、前回電気料金値上げ直前までの我が家の電気料金をご紹介しましたが、電化上手の値上げが反映された7月分の実績が出ましたのでご紹介します。
併せて卒FIT後の状況も見てみました。
7月利用の8月電気料金
7月からの電気料金の値上がりに震え上がっていたのですが、蓋をあけてみると、なんと昨年よりも2623円支払い額が減っていました。

値上がりは、私の勘違いだったのでしょうか???
内訳を見てみると、間違いなく電化上手の各単価は値上げになっています。

一方で、燃料費調整額で3,912.29円も引かれているので、この影響が大きいようです。単価自体は、確かに値上げになった一方で、燃料価格下落で値下げというニュースが出ていたので、このおかげでしょうか?
とてもありがたいのですが、燃料費調整額のある料金単価ってあってないようなもんですね…
電気使用量も下がっていた
若干ですが、使用量も昨年比で下がっていましたね。

この7月はお天気が多く酷暑だったので、昨年を上回る覚悟をしていたので意外です。昨年と異なり、今年はエアコンは完全に付けっぱなしではなく、むしろ2階の温度も3〜4度程度低めの設定で運用しているのですが、昨年を下回りました。
意外と温度を下げても電気料金に影響が少ないんですかね。
昨年までは、26〜27度前後の設定にしていたのですが、2階と屋根裏部屋が思うように冷えず不満でした。今年は23〜25度ぐらいまで思い切って下げたほうが良いことがわかってきました。特に日中は、温度計の室温表示よりも体感温度が高いので低め設定にしてみています。
昨年の使用量と比較してみると、こんな感じです。

薄い色のグラフが昨年ですが、8月は昼間部分の使用量で主に差が出ているようです。ということは、昼間の太陽光発電のおかげで昼間の使用分が昨年よりも賄えた割合が多かったのかも。
となると、太陽光発電の売電は減っているのかもしれません・・・
太陽光発電の実績を見てみると・・・
8月はスマートテックの買い取り金額は7,406円、買取電力量は644kWhとなっていました。

こちらを前回作った昨年との比較表に反映してみると・・・

むしろ、昨年より98kWhも買い取り電力量が増えています。
2022年7月の神奈川は雨の日が11日もあったのに比較して、2023年7月は3日しかなかったので、発電量に大きく差がついたのでしょうね。
ちなみに、2013年7月は雨の日は5日なのですが、くもりの日も多く一日中晴れの日は6日間しかないのに、さらに101kWhも発電量が多いんですよね。
暑すぎても発電効率は悪いとは聞きますが、やはり初年度はすごかった。
売電の実績も比較表に反映してみました。

この表では、あまり変わり映えしないので、電気料金の支払いとの収支を計算した表も作ってみました。
こちらです。

こうしてみると、5月以降の電気料金は、今のところほぼ相殺出来ています。
これは、少しでも買い取り単価の高いスマートFITに切り替えたおかげの効果で助かりました。
こんな感じにしてみると、電気料金と売電金額の関係がよくわかります。

1月2月は、電気料金が大きい時期でFITでの売電の実績だったので、次の冬は流石に収支は大きくマイナスになるはずですけどね。
なるべく冬に入るまでは、この調子でトントンで進んでほしいものです。

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