最近では、ローコスト仕様の建具でも普通にソフトクローズ機能が付いているようですが、我が家が建てた2012年頃は、贅沢仕様のイメージでした。
我が家の建具のファミリーラインの引き戸は、当時のまさにローコスト仕様でソフトクローズ機能がなかったのですが、我が家が建てた後にソフトモーションという機能が追加されています。この時点で、要望が結構あったんでしょうね。
もしかしたら、我が家のファミリーラインにも純正部品を入手すれば付けられたりしてと淡い期待をしていたのですが、取り付けられるかどうかの情報が待てど暮らせど増えません。誰かチャレンジする人が出てこないか期待してたんですが、他力本願ではダメですね(苦笑)
以前、ご紹介したことのあるパナソニック用のソフトクローズ部品を流用するという方法の情報も、よく見ると素人には簡単には真似できそうにないことがわかりました。
そんな感じで、ソフトクローザーには興味を持ちながらも、放置したままになっていたのですが、偶然見かけた後付ソフトクローザー製品を見つけて実際に取り付けてみたので二回に分けてご紹介します。
後付だけど空け閉めどちらもソフトクローズ
今回利用するのは、株式会社サヌキのCoconiシリーズのこんな商品です。

この製品によるソフトクローズの動作は、次の動画で確認できます。
これまで、この手の後付ソフトクローズ商品は、いかにもな四角い存在感のある箱が付いたり、ワイヤーのロープが張られていたりと見栄えに難があるイメージでした。
この製品の場合は、次のように角丸の主張の少ないデザインで、カラーも選べるので、建具の色とうまく合えば、あまり目立たなさそうです。

さらに、この手の後付ソフトクローズの場合、閉めるときのみに機能するシングルアクションものが多いのですが、この製品は開け閉めどちらも対応しています。

取り付け方法も両面テープの貼り付けだけで可能ということで、お手軽そうなので試しに一つ付けてみることにしました。
商品内容の確認
この商品はネットで約3千円ほどで購入できます。
こんな感じのコンパクトなパッケージで届きました。

このパッケージの雰囲気だと、ホームセンターで探せば、ぶら下がっていそうです。
開閉20万回の試験をクリアしているということです。
たとえば、一日28回✕365日✕20年=約20.4万回という感じで、20年ぐらいは持ってくれる可能性があるってことですかね?
我が家の建具は淡いジェラータという木目調のカラーなので、一番近そうなオフホワイトを選びました。
パッケージの裏面は、こんな感じです。

サヌキのウェブサイトにも掲載されている内容ですが、<引き分け戸><引き込み戸><吊り戸>タイプの引き戸には対応していないので、ご注意ください。
側面記載の仕様と使用条件です。

戸の重量目安が20kg以下となっています。
我が家の引き戸の重量は調べていないのですが、このような戸の質量(重量)を計算できるツールがありました。
材質によっては、軽く20kgを超える可能性がありそうなので、戸の仕様をよく調べておいた方がよいかもしれません。
反対面は、こんなパッケージのデザインでした。

一般的な、ナチュラルなダークカラーの建具と本体カラーがどの程度の差が出るのかがイメージしやすくなっています。明らかにオフホワイトは、この2つのカラーには合わないと思うのですが、我が家に、オフホワイトがぴったりなことがなぜわかったのでしょう?(違)
内容物はこんな感じです。

とてもシンプルな部品構成です。
取り扱い説明書の他に、このようなフルカラーの、とてもシンプルな取り付け方法の説明資料が付いています。


この書類は、位置決めにも利用する重要書類なので、開封後に間違って捨ててしまわないようにしましょう。写真を撮って捨ててしまうこともあるかもしれませんので、ご注意ください。
実際の取り付けの様子は次回に続きます。

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