ずっと気になっていた、サッシのすきま風対策は一段落したのですが、おそらくDIY(工作?)マインドに火がついてしまったようです。
実は、もう一つ以前から気になっていたのが、浴室の天井裏にある「スキマ」です。
厳密には、気密を損なう隙間と言えるのかどうかは?なのですが、とにかくなんとなく気になっていたんです。
では、早速どういうことか見ていきましょう。
空いてると埋めたくなるのです@Hans BraxmeierによるPixabayからの画像
浴室は断熱気密の弱点になりやすい!?
気密測定する家だとおそらく心配はないと思いますが、折角高性能な断熱材や性能の良いサッシを入れたり、引違い窓を少なくして気密にこだわっていても、浴室がすべて台無しにしている可能性があることが結構あるようです。
また引き渡し当初は問題なくても、我が家のように入居後に断熱気密への心得のない業者さんの工事により、ユニットバスの床下の人通口が開け放たれてしまうことで、家全体に冷気が回ってしまう可能性を以前ブログに書きました。
前回のユニットバス床下人通口のお話の続きです。ユニットバス床下基礎断熱の人通口を開け放してもよいのか? – 断熱シロアリ防除検討の続きでございます。現在は、数社に現地調査とお見積をいただいて検討をしているという状況でございます。ある会社さんでは、我が家のコーキング状態を見て随分驚かれておりました(笑)「凄い工務店さんですねー。こんな床下はじめてみました」と、当初は工務店さんが施工したのだと思われたそう…
一応我が家は、ユニットバスの床下に気密フィルムと基礎断熱の両方を施工してもらったので万全ではあるはずなのですが、やはり浴室が冷え込むんですよね。
浴室に窓があるからそこから冷えていることも考えられますが、住み替え前の借家のユニットバスでは全然このような寒さを感じなかったんです。
おそらく、その大きな理由は借家のユニットバスが二階だったことです。
二階のユニットバスの場合は、容易に居住空間の断熱ラインの内側に入っていることがイメージできるのですが、一階のユニットバスの場合は、なんとなくあやふやな感じがするんですよね。
ユニットバスっての寒さって、そんなものでしょと思う人も多いかもしれませんが、二階のユニットバスを経験するとユニットバスの性能だけの問題じゃないんだなと思いました。
個人的には基礎の底盤部分に断熱材を施工しない基礎断熱って、いまいち納得できなくて結構冷えの原因になってるのではと思ったりしてます。
念の為ぐぐってみると、やはりこんな記事もありますね。
省エネ性能を売りにする住宅が増え、建て主の関心も高まっている。そんな高断熱住宅の施工において、意外な死角となっているのが浴室の床下だ。断熱・気密ミスは暖かくない家を生み出しかねない。
二階ユニットバスは、漏水などの心配はありますが、寒くない浴室と生活動線の面では、なかなか快適だったので、大きく仕様を替えなくても断熱気密性を高められる一つの選択肢なんじゃないかなぁと思ったりしてます。
と、少し脱線してしまいましたが・・・
やっぱり、少し気流漏れがある?
とはいえ、我が家は床下の処置もしっかりしてもらいましたし、浴室が冷えるのは、やはり引違いのアルミサッシのせいだろうなぁと思うようにしていました。
しかし、あらためて浴室の気密が心配になってしまった写真がこちら。
これは、浴室入り口上に設置している分電盤の下にある穴です。
手前にホコリが付いているので、部屋の空気がこの穴を通して分電盤の中に吸い込まれていってるということですよね。
形状からして、通気のために付いているのだと思いますが、ここに吸い込まれた空気はどこに行っているのでしょう。
そこで、ユニットバスの天井に潜ってみてみると・・・
分電盤の裏は、当然ながら配線だらけでした。
この配線のために分電盤の裏は穴が空いているので、ユニットバスの天井裏と繋がっているということになります。
ユニットバスの裏側に部屋の空気が吸い込まれるということは、どこか外部に空気が漏れている可能性がありますよね。
そうなると気になるのが、ユニットバスと壁の間の隙間です。
この写真の右側は外壁に面した壁なので断熱材が入っていますが、左側は洗面脱衣室側なので石膏ボード一枚です。
その分結構隙間が空いているんですよね。
一応、気密フィルムで基礎から上がってくる冷気は防いでいるはずなのですが、この隙間から多少漏気があるのではと思ってしまいます。
あと、こちらの写真の壁は、どちらも外壁面です。
左から出ている配線の穴が気になりますが、ここはアクアフォームなので気密はあまり心配しなくて良いかな?
それより右上に見える白い箱は、ちょっと心配。
太陽光の外壁から引き込んだときに付けたものですが、穴の部分にちゃんと気密処理してくれたかどうか気になるのですが、箱まで手が届かないんですよね。
ちなみにタカラスタンダードのユニットバスの天井は強いらしいので、天井に乗っかってしまえば手が届きそうですが、ちょっと怖いのでやってません(苦笑)
そう言えば、当時ドーム型の天井を選ぶことも出来たのですが、ドーム型を選んでいたらもっと天井裏を見るのはやりにくかったのかな?
また、この写真ではわかりにくいですが、外壁面側の壁との間にも数センチの隙間があります。
3cm弱ぐらいかな?コーキングで埋めちゃえというレベルの隙間ではないようです。
この写真は、トイレ側の壁ですが、ここも室内空間という前提なので断熱材はないですね。
なので、ユニットバス床下の人通口が空いていると、この壁を通じて冷気が入ってくると断熱の弱点になるのがよく分かると思います。
この写真もトイレ側の壁面ですね。
仮にここに上から何か詰めたとしても、壁の下の部分はトイレ側と断熱材なしで繋がっているので、下から冷気が来ている場合の対策にはなりません。
そこで考えたのが・・・
楽そうだけど、結構量が必要?
悩ましいのが、この複雑でまちまちな形状の隙間を埋めるのは結構大変なことです。さらに、ユニットバス全体の隙間を埋める作業をしようと思っても、手持ちの脚立では手が奥まで届きません。
そこで、最初ひらめいたのが、このような発泡ビーズを流し込む作戦です。
なるべく粒の小さいものを選んで流し込めば、壁の下の方まで入ってくれそうなので、万一冷気が下から上がってきている場合でも、トイレや洗面脱衣室側の壁に、この発泡ビーズが詰まることで少しでも断熱材の役割を果たしてくれるのではと考えました。どの程度の断熱性能・効果があるのかはわかりませんけどね(笑)
その上で、ユニットバスの天井裏から気密処理をすれば万全だろうということです。
しかし、壁を埋め尽くすために、発泡ビーズの容量を計算してみるとかなり量が必要で、数万円は費用がかかりそうなことがわかりました。105mmの壁の容量って結構あるんですよね。。。。
ということで、この方法は早々に断念となったのですが、この先は続きとなります。

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