11年目の錆だらけDIYフェンス金具塗装

    奇跡のDIY目隠しフェンス

    西側の外壁清掃がメンテナンスの序章と書きましたが、その前にかなり大変な作業があったことを失念していました。

    我が家は、新築当時にコンクリートブロックを挟み込む金具で、DIYフェンスを設置したのですが、かなり錆が目立ちみすぼらしい状態になってきていました。

    設置当初は、少しでも錆が目立ってくれば、コツコツ塗ればいいかななんて考えていましたが、実際はやはりやらないもんです。

    ずっと気になっていたのですが、昨年のGWにまとまった時間が取れたので、築11年目に重い腰を挙げて塗装にチャレンジした話しです。

    予想以上に錆が侵食していた

    まず、いちばん目立つのが南側のフェンスの正面の金具の錆です。

    我が家の外観の正面にあたる位置なので、ここが錆ているとかなりくたびれ感があります。
    コンクリートブロックが黒く汚れていますが、これも錆が流れている影響かなと思います。

    これでも、まだ表面的な錆でましなほうで、もっとひどいのがこちら。

    これは、木製のラティスフェンスを固定するために取り付けた金具で、水が溜まりやすいためか、錆で塗装が完全に浮いてしまった状態でした。

    実は、この金具は、サビが出るのが早かったので一度塗装したのですが、すっかり剥がれてしまいました。

    設置当初はこんな感じで美しかったのですが、年月が経ったことを実感してしまいます。

    【Web内覧会】移動可能(?)で倒れない(?)目隠しフェンスの完成お披露目!

    さらに、錆で金具に完全に穴が空いてしまっている部分もありました。

    この金具は、フェンスのコーナー部分なのですが、植栽や車の影になって日当たりも悪くジメジメしやすいのだと思います。しかし、ここまで錆が侵食しているとは思いませんでした。定期的に点検しておくべきですね。

    穴の中に詰め込んであるの、アルミの針金で、この後エポキシパテを埋めています。

    かなり雑な応急処置ですが、とりあえず塗装できるように表面をフラットにすることを優先しました。

    いちばん面倒だけど養生しまっせ

    塗装作業が億劫になる理由の一つがこの作業です。

    養生なしでも、塗れそうな気もしなくもないのですが、黒い塗料がポタポタ落ちた状態を想像出来てしまうので、頑張って養生してみました。

    まずは、養生用布テープをブロックとの境界に貼ります。

    布テープ一体型のマスカーは、テープ部分の面積が少なくブロックからすぐ剥がれるので、下地として貼ります。

    その上から、さらに新聞でブロック部分をカバーします。

    こんな感じで、ブロックの天端を完全にカバーします。

    ここまでする必要あるかどうか悩みましたが、作業中に塗料まみれの刷毛や塗料缶を置く可能性があるので、しっかりカバーしておくことにしました。

    さらに、手前部分もマスカーや新聞で更にカバーしました。

    ここまでしておけば、かなり安心感があります。

    花壇の内側も、一応こんな感じでカバーしています。

    表面は、最後にマスカーを取り付けて・・・

    フィルムを広げました。

    この日は風が強く、マスカーが煽られて塗装中にめくり上がらないかとても心配でした。
    準備していた養生テープも予想以上に消費が激しく、足らなくなったため、梱包用のガムテープで代用しています。結構、養生用の資材も必要なんですよね。

    いよいよ塗装

    ここまで養生できていれば、安心して塗装ができます。

    パテ埋めした部分は、こんな感じになりました。これで一応上塗りできそうです。

    塗料は、サビを落とさずに、そのまま塗れるタイプの塗料を使いました。

    サビを落とすのは大変というか出来る気がしませんからね。

    塗料缶の縁で、直接刷毛をしごくと缶の側面から塗料がぼたぼた落ちることになるので、このようにガムテープを貼っておきます。

    このあと、気が変わって、このようなV字型にしました。刷毛でしごける面積を少しでも広くするためです。

    このガムテープ部分で刷毛をしごくようにすると、缶が汚れにくくなります。

    準備した刷毛は、この3本です。

    ようやく塗り塗り。この作業がいちばん楽しい。

    既に沢山はみ出しているので、養生してなかったらどうなっていたことやら。

    プランター付きフェンスを固定している、こんな金具もサビていたのですが…

    真っ黒に、サビを隠すことができました。

    反対側もこんな感じ。

    出来上がり

    塗装中は、作業に必死で写真を撮る余裕がなかったのですが、完成写真でご紹介します。

    まず、冒頭でも紹介したいちばんボロボロだった木製ラティスフェンス用の金具は、こうなりました。

    どうせ、また塗装がサビで浮いてくると思いますが、しばらくこれで持ちこたえてほしいものです。

    続いて、この写真は塗装直後ではなく、現在撮った写真ですが、穴をパテで埋めた金具の塗装後の状態です。

    表面が凸凹であまりキレイではありませんが、とりあえず穴の被害が広がることは食い止められているかなと思います。塗装後約10ヶ月で、こんな漢字ですね。ちょっと端っこにサビが出ているところがあるので、タッチアップしておこうと思います。

    続いて、こちらは塗装直後の写真です。

    黒いので、すこしわかりにくいのですが…

    この写真で見ると、なかなかキレイになったことがわかります。

    樹脂デッキ上の金具はこんな感じになりました。

    こちらも、日当たりが悪く結構サビがひどかったのですが、ここまでキレイになれば上出来です。

    難しかったのが、金具の裏側です。

    手前のワイヤーフェンスは、お隣のものなので、汚さずに塗る必要があります。
    相手の敷地に入って作業するわけにもいかないので、スマホの自撮り機能で大まかな刷毛の位置を確認しながら、手探りの塗装だったのですが、なんとかうまく塗れました。

    補強用の柱も、このように綺麗に塗れています。

    しっかり養生したので、ほとんどはみ出たりしていません。

    花壇エリアもこんな感じ。

    作業しにくい場所ですが、なんとか塗れました。

    プランター金具もサビが目立たなくなり、くたびれ感も軽減されました。

    いちばん目立つ、フェンス正面の金具もこの通りです。

    サビがなくなっただけでなく、やはり艶のある塗装になると良いですね。

    全景は写真です。

    ブロックがかなり汚れていますし、フェンスの色も退色が進んでいるので、当然、新築当初とは雲泥の差ですが、サビがなくなっただけでも、かなり良くなったと思います。

    次は、コンクリートのサビ落としに挑戦ですかね…

    以前、当初、このように飛び出していたボルトを、四苦八苦して交換したことをご紹介しました。

    [オーニング大作戦 Part 2] 挟み込み金具のボルトの交換を失敗!

    無事、この通りボルトを短く交換することが出来たのですが…

    [オーニング大作戦 Part 2] DIY目隠しフェンス支柱の折れたボルトは想像以上に手強かった

    今回の塗装で、ようやくコンプリートです。

    不自然に飛び出ていたボルトも、本来の形にようやく収まったという感覚です。

    この状態で、どのくらい塗装が持ちこたえてくれるでしょうか。
    大変なので、やはり10年に一度ぐらいの作業にしたいですね。

    しかし、今回のお庭のメンテナンスは、さらに続きがあります。

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