卒FITの振込遅延の謎判明と緊急乗り換え

昨年から卒FITのため乗り換えた、スマートFITからの電力買取の振込が遅延しているというお話の続きです。

買取先のスマートテックに問い合わせてみたところ、理由が判明したのですが、前回の記事を書いた時点で、よく調べれば既に推測可能な情報がアナウンスされていたことがわかりました。

結局、急遽卒FIT買取先を乗り換えることになったのですが、その顛末をご紹介します。

いつの間にか振込予定がなかったことに…?

前回、昨年の9月と11月の売電支払いの振込日が遅すぎるのではと気づいたのが、こちらのお支払い一覧です。

本来、前回の記事を公開した時点(3月4日)で振り込まれているはずだったのですが、結局2月29日の時点で、どちらも振り込まれていませんでした。

呑気なことに、この確認をしたのが3月8日の時点だったのですが、スマートテックのマイページで確認してみたところ、こんな状態に…

なんと振込日の2月29日の表示がなくなっているではないですか。

これは、慌ててスマートテックの問い合わせ窓口に問い合わせてみたところ、驚愕の事実が判明しました。

実は、2月2日付けでスマートテックが民事再生法の適用を申請し、2月19日付けで民事再生手続を開始していたんです。

前回のブログは、2月の後半に書いていたのですが、既にその時点でスマートテックのホームページでも下記のようにちゃんと情報が出ていました。

マイページの方になにもお知らせが出ていなかったので気が付かなかったのですが、支払えないのはそりゃあ当然ですね。

Q&Aでも説明されているのですが、民事再生手続き前までの未払電力買取料金は債務保全のため、すぐには払えないとのことでした。8月以降の再生計画に基づいて弁済されるとのことですが、全額回収は難しいかもですね(泣)

一応営業は継続中で、複数のスポンサー候補も手を挙げており、2月以降の検診期間分は従来通り支払いしてくれるということですが、やはり良い機会なので乗り換えたいところです。

前回、スマートFITの2年契約のことが気になると書いたことを確認してみたところ、あくまで契約時の条件を2年間約束するという意味でしかなく、途中解約でもペナルティは一切ないということでした。

これで、心置きなく乗り換えに動くことができます。

今回乗り換え先に選んだのは、前回の比較で最後にご紹介した京葉エネクスです。

4月以降の買取単価が最も高いというポイントで選んでいます(笑)
今回の経験を考えると、大手の伊藤忠エネクスやENEOSを選んでおくのが安心なんですけどね。

3月8日にネットから申し込んだ後、手元に次のような書類が約1週間後に届きました。

買取開始日が、4月2日からになっているのがなぜと思ったのですが、スマートFITの検針期間が翌月1日までを含むようになっているためのようです。

各社の買取単価も4月を区切りで改定されるようなので、ちょうど良いタイミングでの乗り換えになったかなと思います。

ところが、マイページにログインしてみると、4月1日からと書かれています。

「今後の料金プラン」と書かれているので契約期間ではないということなのかもですが、左側は「現在の契約プラン」と書かれています。そもそも、「現在の契約期間」はまだスマートFITと契約中の期間なのですが、このあたりの表示はアバウトなようです(大丈夫か…汗)

契約は1年ごとの自動更新になっていますが、毎年契約条件や他社状況もよく確認しておいたほうが良さそうですね。

買取料金は年一回で毎年5月末の支払条件です。

ということは、今年はスマートテックからの2〜3月分の以外に太陽光売電の入金が実質的にないということになるかもしれません。

来年沢山お小遣いとしてまとめて払ってもらえることを首を長くして待つことにします。

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