2024年夏の太陽光売電の実績を調べた冬の電気使用量のほうが気になった話

    奇跡のランニングコスト

    しばらく、すっかり太陽光発電の実績と電気料金のことを放置してしまっていました。
    おまけに、全く気づいていなかった発見がありましたので、あわせてご紹介します。

    民事再生手続き中のSMART TECHの未払分のその後

    卒FITのため、我が家が2023年4月から電力買取業者として利用していたSMART TECHの支払いが遅延し、その後、民事再生となりました。

    対象の未払分は、昨年の9月分(実質7月〜8月利用分)から今年の2月分(実質1月利用分)が対象なのですが、かれこれ1年以上待たされている状況ですが、9月中旬の時点でもまだ支払われていません。

    SMART TECHのホームページを見ると、次のように再生計画の提出が遅れているみたいで、債権者が確認できるのは11月の見込みとのこと。

    スマートテック 会社分割等の実行のご報告 並びに再生計画案提出期限の伸長に関するお知らせ

    ということは、未払分の支払いもこの後ということになるんですかね。
    果たして、どのような支払いになるのか、そもそも支払われるのか心配です。

    既に、SMART TECHは解約しているのですが、利用者用のサイトにはまだログインできる状態なのですが、未だ2月分(1月利用分)の支払額が反映されていません。

    民事再生のどたばたのタイミングのところが、反映されてないっぽいのですが、このまま有耶無耶にならないことを祈ります。

    ちなみに、通常2ヶ月分ずつ掲載されているのですが、この前後はイレギュラーで2月分が抜けてます。

    一応、買取電力量の部分には記録がありました。

    後でちゃんと計算してくれるとは思うのですが…

    京葉ガスの実績と比較

    乗り換えた京葉ガスの実績を、6月時点で一度ご紹介しましたが、その後いつの間にか実績が5ヶ月分も溜まっていました。

    こちらを、昨年のSMART TECHの売電実績と比較できる表を作成してみました。

    2023年の1月2日〜2月1日は最後のFIT買取なので、金額が約2万円ですが、以降が卒FITとなっています。
    2024年の4月以降の京葉ガスの導入後と、昨年のSMART TECHの実績を比較してみると、買取電力量では今年は182kWhも下回っているのに、買取金額は4,897円も増加しています。

    これだけでも、SMART TECHの11.5円(税込)/kWhから、京葉ガスの13.8kWhへの単価アップ効果は十分ありました。

    昨年の電気料金と比較してみると…

    さらに昨年の電気料金を見てみると、このようなグラフになっていました。

    9月は、昨年同月に比べて、2,623円アップしていました。
    8月も同じぐらい前年の料金(赤い線グラフ)にくらべて増えているようです。

    一方で、電気使用量で見てみると…

    昨年の同月に比べて9月は32kWhほどのアップです。
    8月に関しては、大きく差がなさそうです。
    この夏は、昨年よりもエアコンの設定温度を1〜2度程度低めで運用していたので、もっと影響があるのではとイメージしていましたが、使用量に関しては大差ありませんでした。

    これなら、節約視点であまり設定温度に神経質にならなくても良さそうに思います。

    ちなみに、この9月の使用量は、以前、とうとう似た家族を上回ってしまったと書いた、415kWhの電気使用量だった2020年9月とあまり変わらない数値です。
    当時は、似た他の家族も同等の使用量だったようですが、今では似た家族の使用量600kWh近くまで上がっているようです。酷暑の影響だと思いますが、我が家の使用量があまり変わらないのは、優秀と言えるのかもしれません。

    それよりも、今更ながら冬の電気代が目につきました。昨年の11月使用分(このグラフでは12月)は、電気使用量は前年とほぼ同じで電気料金は上がったと書いて以来追いかけてなかったのですが、1月以降がポイントです。

    2023年1月に、電気使用量738kWh、電気料金27,278円という過去最高を記録し、これが今後の標準になるのかと背筋が凍ったのですが、2024年1月は、なんと電気使用量461kWh、電気料金11,787円で済んでいました。

    さらに2月、3月も前年の使用量、電気料金共に大きく下回っているのがわかります。
    前年の赤線グラフは、似た家族の青い線と同じように1月と2月が跳ね上がっているのに比べると、かなり抑えられているのが異常に見えるぐらいです。

    特に大きくエアコンの使い方を変えたわけではないのですが、心当たりがあるとすれば、2023年の春にリビングのエアコンを買い替えたことです。
    買い替えた、コロナのReLaLa CSH-Z4021R2という機種は、暖房能力が高いらしいので、もしかしたらこの効果も出ているのかもしれません。買い替え前よりは、かなり省エネ性能が向上しているようでしたし。

    一方で、冷房は、2.5階のエアコンに頼ることが多いので、夏の電気使用量には、あまりこのコロナのエアコンの性能は影響していないのかもしれません。

    まだ、ワンシーズンだけの情報ではエアコンの性能の影響かどうかは何とも言えませんが、次の冬もしっかり省エネで、リビングを温めてくれることを期待したいと思います。

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