イエマガ更新のお知らせです。
前回は、エアコン設置のポイントと、ダイニングのコンセント計画の更新情報をご紹介しました。
これまでは、いわゆる白色家電でしたが、今回は黒色家電代表のテレビを取り上げます。
テレビのことで、そんなに書けることがあるか心配でしたが、調べてみると結構いろんなポイントがあって勉強になりました。
テレビメーカーの視野角とのあくなき戦い
今回は、テレビメーカーの推奨する視聴距離と視野角の関係を調べたのですが、視野角にこだわった結果テレビがますます横長になり、湾曲していくのがトレンドと聞いたことを思い出しました。
特に、この分野では、韓国のサムスンが力を入れていて、実際にこんな湾曲したテレビを出しています。
ブラウン管時代のテレビが4:3が、ハイビジョンテレビで16:9になりましたが、このテレビは21:9とさらに横長で湾曲しています。この図を見ると、かなり視聴距離が近く視野を埋め尽くすような感覚です。
テレビメーカーが推奨する視聴距離で見ると、「没入感が得られる」みたいな表現で説明されることが多いですが、実は動物としての本能にも関係しているという話も聞きました。
人間は基本的に弱い動物なので、常に狩られる立場として、視野に入る動きがあるものを警戒してしまう本能があり、視野を埋め尽くして余計な情報が入らなくなることで、安心して映像に没頭できるそうです。
このような湾曲画面は2014年のCES(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)の時点で、話題になっていたのですが、なぜか日本ではあまり浸透していませんね。
最近の湾曲画面の動向がどうなっているのか調べてみたところ、なんと画面を曲げて湾曲率を変えることができるテレビが昨年の時点で出ていました。
本当に、このようなテレビが日本でも受け入れられるようになると、今回取り上げたような画面のサイズだけでなく、湾曲率も意識した視聴距離を踏まえて、部屋のレイアウトを考える必要が出てくるかもしれません。
視聴距離はテレビメーカー以外の意見も聞くススメ
ということで、今回の更新はこちらです。
(イエマガ連載) 間取りと家電とレイアウト
テレビの配置・買い替え計画 vol.11
このようにテレビメーカーが、理想的なテレビの視聴距離を追求している熱心さには頭が下がりますが、冷静に考えると55Vの8Kテレビを0.5mの視聴距離で見るべしというのは、現実的には思えません。
そこで、色々調べてみると、インテリアコーディネーターの方などからは、必ずしもテレビメーカーの推奨視聴距離に縛られない、部屋のレイアウト設計をおすすめする意見もみられました。
このあたり、これからテレビとソファのレイアウトを含めたリビングの設計をされる方は、悩むポイントかもしれませんので、是非参考にご一読いただければ幸いです。
- みんなのWeb内覧会
- WEB内覧会<総合>
- WEB内覧会*玄関
- WEB内覧会*キッチン
- WEB内覧会*洗面所
- WEB内覧会*お風呂
- WEB内覧会*トイレ
- WEB内覧会*階段
- WEB内覧会*ダイニング
- WEB内覧会*リビング
- WEB内覧会<和室>
- WEB内覧会*寝室
- WEB内覧会*子供部屋
- WEB内覧会*書斎
- WEB内覧会*ワークスペース
- WEB内覧会*外構
- ローコスト住宅等の情報&住宅巡り
- 魅力ある家づくり...
- 家づくりを楽しもう!
- いえづくりのこだわり
- 新築・リフォームの間取りアイデア
- 家づくり
- 新築一戸建て
- マイホームブログ
- 住まいと暮らし
- マイホーム、我が家
- DIYブログコミュニティ
- 庭・外構・エクステリア・リフォーム
コメント