【緊急事態削氷 後編】新しいかき氷器のふわふわ氷は工夫次第?

    家電

    いつもなら、間が空いてしまうところですが、夏も終わりそうなので、この話題は先に片付けてしまいたいと思います。

    急遽、Amazonで注文したかき氷機が届いたのは8月13日です。
    わが家は、Amazonプライムは使っておらず、普通は意地でも通常配送なのですが、今回は翌日着のお急ぎ便に510円を払ってしまいました(笑)。

    それでも、配送料含んで3,605円で入手出来たので上出来でしょう。

    さて、このように家族の期待を一身に浴びた、新しいかき氷機はどのような働きをしてくれたのかどうかを御覧ください。

    5016122_m_かき氷
    この仕上がりの氷が理想なんですけどねー@OLiOLiさんによる写真ACからの画像

    到着〜開封

    当然ですが、本当に翌日届きました(笑)
    ちなみに、最近は会費や追加費用なしでも翌日届くヨドバシ.comをよく活用しているのですが、今回の商品はヨドバシに取り扱いがなく、やむを得ずAmazonにしました。
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    ちなみに、今回はおなじみのAmazonの箱に梱包されることなく、このまま伝票を貼って送られてきました。
    いいんですけど、置き配だと、さすがにちょっと恥ずかしい(笑)
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    ふわっと、しゃりっとのコピーで期待が高まります。

    内容物は、これだけです。
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    新旧並べてみました。
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    コンパクトさも遜色ありませんね。

    組み立てて比較すると、新しいほうが少し背が高いです。
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    デザインは、新しいほうがスタイリッシュなんですが、樹脂が薄かったり、土台部分が華奢なツメではめ込むようになってたりと、少し華奢な気がするのが気になります。
    あと、慣れの問題かもですが、上の本体をかぶせる位置が、ちょっとシビアで新しいほうは少し手間取ります。

    子供が使うことも想定した、角が丸まった旧かき氷機のほうが、実は良く練られたデザインというか設計だったのかなと思います。

    Toffyと説明書で比較してみる

    実際の使い勝手をご紹介する前に、気になっていたToffyの電動かき氷と説明書で比較してみたいと思います。

    “フワフワ”と“シャリシャリ”、2つの食感のかき氷が簡単に楽しめる!「Toffy電動かき氷器」4月下旬より新発売!3種のカラーで新登場!インテリアにもマッチするデザイン家電

    株式会社ラドンナのプレスリリース(2017年4月20日 11時00分)“フワフワ”と“シャリシャリ”、2つの食感のかき氷が簡単に楽しめる![Toffy電動かき氷器]4月下旬より新発売!3種のカラーで新登場!インテリアにもマッチするデザイン家電

    Toffyは、説明書が公開されているのですが、パール金属は説明書が公開されていないようなので、実際の製品が届いて確認することができました。

    まず、各部の名称のイラストで比較してみます。
    左側がToffyで、右側がパール金属の説明書です。
    01_各部の名称
    本体部分のデザインや電源の位置、氷ケースや調整レバーの形状、スタンド部のフォルムまでやはり同じものとしか思えない内容です。

    フワフワ氷とシャリシャリ氷を調整する、調節レバーや、スタンドのセットの仕方まで全く同じですね。
    01_つかいかた
    ちなみに、調節レバーのところに「粗▶」「細▶」というラベルがあるのですが、説明書ないと全く意味がわからなかった・・・どっちの方向に動かせばよいかを伝えたいみたいですが(苦笑)
    よく見ると、パール金属のほうは、フワフワとかシャリシャリとか説明書では書いてないですね。

    どちらも、やはりバラ氷に対応していることがちゃんと書かれています。
    パール金属のほうは、箱にも書かれておらず、あまりアピールしていないのはもったいない。
    03_調理
    Toffyの説明書のほうが、きめ細かくか書かれている感じですが、気になるのは「水以外で作った氷は使用しないでください」とToffyのほうだけには書かれている点です。
    他のかき氷機でも、凍らせたフルーツなどを削った台湾風氷をアピールしていたり、前回引用した、こんな実例写真もあったりするので、すっかり公認なのかと思ったら、建前は水だけなんですね。

    何かトラブルがあったのかな?

    いざ実削! 直後の改造実験

    ということで、モノが届いた当日の夜には、早速の初削氷となったのですが、妻からの「もっと、フワフワにならんのかな」の一言が、全てを物語っています(汗)
    確かに、今までよりは、少し氷が細かくなったような気はしますが、フワフワというより、まだまだシャリシャリな感じのかき氷でした(もちろん、製氷カップの氷で、刃は細かい方で削っています)。

    まぁ、正直そんなもんだろうなと思っていたのですが、この調整レバーを眺めながら、ちょっと好奇心が….
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    このネジ外したら、どうなってるんやろ?

    と思った瞬間、こんな部品が外れていました(笑)
    上のビスの裏側に付いている部品です(ピンぼけ、すみません)
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    この部品が、氷と刃の隙間を調整しているのですが、ちょっともう少し隙間を狭くできる気がしたので….

    手元にあった、ステンレス製のワッシャーを入れてみたらピッタリ!(笑)
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    こんな感じのワッシャーを、結局二枚重ねで付けました。
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    キッチン人大天板の小キズが気になる…(笑)

    こちらが、部品が外れた状態で….
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    ワッシャーを付けて部品を戻した状態です。
    当初は、白い部分がもう少し下に下がっていたのですが、ワッシャーのお陰で明らかに上に上がりました。
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    この調整後に削氷中の様子がこちら
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    氷のツブツブ感は、まだありますが、明らかに空気が多く氷が大きく盛り上がってフワフワ感がアップしました。
    冷凍庫から出したばかりの氷よりも、少し溶かした氷が良いとの情報もあったので、試して見たところ、削り始めは、冒頭の写真のような繊維感のあるお店のフワフワ氷のような削れ方が一種見れたので、かなり惜しい感じです。

    ただ、かなり刃の隙間はシビアな調整なのか、ちょっとした押し方の違いで回らなかったりするので、コツが必要です。またバラ氷は、この改造&細目では削れないので、粗目で削ることになります。

    削った直後がこちら。
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    お店のかき氷に比べると、まだまだですが、旧機種では見たことのない、なかなかのクオリティの削れ方です。

    シロップ(みぞれ)と練乳をかけたのがこちら(上のとは違う回ですが)、
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    やっぱり、家庭のかき氷って感じですよね(笑)

    実際食べてみると、フワッと感と口どけはとても良くなりましたが、まだフワフワというより、フワシャリって感じですかね? それでも、十分家庭では楽しめるようになりました。

    他にも氷に砂糖を入れてみると、よりフワフワになるとか、まだまだ色々工夫の余地はありそうなので、試してみたいと思います。

    追加削氷写真(2021年8月22日)

    割とフワフワ度の高い氷が削れたので写真を追加します。

    これが、繊維感のある氷と書いたイメージです。
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    わかります?

    エアコンを切っている部屋で削ったので、どんどん溶けていくのでわかりにくくなりますが、下の方に少し繊維感が残っています。
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    以前は、こんなにふんわりこんもり削れませんでした。

    かなり空気が入っているので、こんなに積み上がります。
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    この後、シロップをかけるとあっというまに溶けて背が低くなっちゃったのですが、シロップも凍るぐらいまで冷やしてゆっくりかける方法とか試してみようかな。

    実際食べても、かなりフワフワ感があって口の中でさらっと溶けてしまう氷になっていて、今回のかき氷機選びと改造の成功にあらためて大満足でございます。

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