[イエマガ更新!]意外な盲点?洗濯機の必要スペースは結構違う

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    イエマガ更新のお知らせです。

    前回に続いて、洗濯機のお話です。

    洗濯パンを付けないなら排水口の位置は手が届きやすい位置に

    今回の更新で、洗濯機の設置に排水口のスペースを考慮しておくことに触れたのですが、我が家の洗濯機の設置状況をあらためて見ると、興味深いことに気が付きました。

    築8年目に洗濯機を交換したときに、排水溝のお手入れが出来ていないことを指摘されて、とても恥ずかしい思いをしたのですが、洗濯機が新しくなってから明らかに排水口に手が届きやすくなっていました。

    左の写真が現在で、右側が以前の洗濯機の設置状態です。

    洗濯機が右側にギリギリまで付けてあるため、左の排水口スペースに余裕が出来ているのも大きいですが、排水口が現在のほうが明らかに手前にあります。

    フローリングの継ぎ目の部分に赤点線を引いてみると、現在の洗濯機は、この位置にあることに対して….

    以前の洗濯機は、ここまで前にせり出ている状態でした。

    この写真を撮影した頃、この洗濯機は脱水中にかなり振動して位置が動いたりしていたのですが、当時は排水溝をお手入れする発想がなかった(恥)ので、特に気にしていませんでした。

    当然、間取り設計の際にも排水口の位置は気にしておらず、完全にお任せだったのですが、お手入れを想定してもっと手前にしておいても良かったかもしれません。

    ちなみに、洗濯パンを設置する場合は、このように前後の中央位置のものが多いですね。

    【貸家リフォームWeb内覧会】ビフォアアフタートイレ&洗面脱衣室編

    この配置の場合右側に排水口を持ってきたほうが、右にスペースがあるのでお手入れはしやすいですね。
    ただし、この配置だと洗濯機の左側のスペースを空けることなり、左の浴室に伸ばす風呂水ホースを掛けるのに都合が良かったので、住んでいた当時は特に違和感がありませんでしたが。

    風呂水を使わないなら、左に寄せられるよう右側に排水口を付けるのが良い気がします。

    壁から5cmもスペースが必要な洗濯機がある!?

    我が家の、洗濯機の設置状況を見ながら、洗濯機の設置スペースに全く関心がなかったことに気がついたので、ちょっと調べてみました。

    まずは、現在の日立の縦型洗濯機の場合がこちら。

    日立 洗濯機 設置スペース

    日立の場合は、左右・後方1.5cm空けておけば良いようです。
    巾木の厚みが約1cmなので、写真の状態でも十分1.5cmは空けられているのがわかります。

    続いて、以前の洗濯機のシャープの場合で調べてみました。

    シャープ 洗濯機 設置場所の寸法を確認

    こちらは、左右・後方2cm以上になっています。日立よりも微妙にスペースの余裕が必要です。
    といっても、このぐらいであれば、誤差の範囲ですかね。

    念のため、我が家が利用していた機種の説明書で見ても、やはり2cm(20mm)でした。

    シャープ ES-TG84V 取扱説明書

    2004年製の洗濯機ですが、空きスペースには変化がないようです。

    他のメーカーも同じようなもんなのかなと思って確認してみたら、予想外に全く異なる例がありました。

    こちらは、パナソニックの縦型洗濯機の場合ですが、なんと5cm以上スペースが必要となっています。

    Panasonic わが家にも置ける!?縦型大容量タイプ 設置時の壁からの距離

    騒音防止のためということなので、揺れて壁にぶつかるということではないと思うのですが、かなりスペースに余裕が必要です。

    パナソニックが特別なのかと思ったら、東芝も5cm以上となっていました。

    東芝ライフスタイル 搬入経路、設置場所をチェック

    もしかしたら、縦型でも乾燥機付きタイプの場合なのかなと思ったら、普通の縦型タイプでも同じのようです。

    これは考え方の違いなんですかね。

    設置スペースによっては、メーカー選びにも影響するかもしれませんので、注意が必要ですね。

    蛇口の高さ次第で洗濯機を手前に出すことになるかも

    ということで、今回は洗濯機回の続きです。

    (イエマガ連載) 間取りと家電とレイアウト
    洗面室の広さとレイアウト【洗濯機2】vol.4

    当初、前編・後編の2回を想定していましたが、内容が収まらず次回にも続くことになりました。
    文中の青いイラストは私がパワポで作ったものなのですが、横着して作った割には意外にうまく描けた気がしているので、よかったら見てみてください。

    以前、洗濯機用に混合栓を採用することが増えているということを書きましたが、オキシクリーンでの洗濯槽のお掃除をするときに確かに付けておくと便利だったと痛感します。(今はバケツでえっちらおっちらお湯を運ぶ必要があるので)

    洗濯機用に、壁埋め込みのこんな混合栓があることをご紹介したのですが、この蛇口を採用する場合は、特に高さに注意が必要です。

    洗濯機混合水栓は常識!?

    斜め下にむいた蛇口にアタッチメントを付けると高さによっては、洗濯機に干渉してしまう可能性があります。普通の蛇口であれば、蛇口の向きを横向きにして逃がすことが出来たりするのですが、このタイプの場合、方向を変えることができません。

    普通の蛇口の高さの感覚で高さを決めると、洗濯機と干渉してしまうことになりかねません。
    壁から5cmどころか、10cm以上後方を空けて洗濯機を置くことになるかも。

    最近の洗濯機は背の高いものが増えているようなので、かなり余裕を持った高さを確保しておくのが良さそうですね。

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