業者の都合でコストダウン:メーカー選びとルール等

    コストダウン

    コストダウンシリーズの続きです。

    前回、「業者都合に合わせてコストダウン」をテーマにプロパンガスのお話を書きましたが、さらに業者都合に関するコストダウンのお話でございます。

    業者都合に合わせてコストダウン:ガス編 – コストダウン

    コストダウンシリーズの続きです。前回は、家の角を考慮してコストダウンする方法のお話でした。自分から書いておいてなんですが、家の角を最小限にすることにこだわりすぎると、間取りと外観の制限が厳しくなりすぎますね。家の角の数が気になって、間取りや外観に満足できるプランがなかなか出来ないということにならないよう…

    住設メーカー選びでコストダウン

    我が家がアコルデに50万円減額の無理なお願いを叶えてもらった最後の交渉時に、お風呂のシャワーヘッドが金属からプラスチックに変わると言われたことがとても印象的でした。
    本当にシャワーヘッドには、こだわりがなく、また後からでも簡単に変更が出来る箇所なので全く問題ないと思っていたのですが、そんな細かな変更が減額効果あるのかとびっくりです。

    さらに、当時整流板付きの換気扇にあこがれていたのですが、予算都合から諦めるしかないと思っていました。
    整流板

    実際、我が家の標準仕様だったLIXILのショールームに行ったところ、約束通りプラスチックのシャワーヘッドと、整流板タイプではない、換気扇だったんですよね。

    しかし、契約後に思わぬ展開がありました。本来LIXILを訪問する予定だった時間に先方の都合が悪くなり、急遽タカラスタンダードのショールームに行くことになったのです。当初、契約にはタカラの住設を選べる約束はなかったのですが、どうやらアコルデとの新しい取引が始まったばかりの雰囲気でした。アコルデでタカラを使ったことは以前にもあったようなのですが、何やらタカラの営業さんが張り切っている雰囲気がありました。

    だからでしょうか?同じ金額なのに、ダメと言われていたメタルのシャワーヘッドも整流板付きの換気扇も、住設を全てタカラにすると、付いてくると言うではないですか。シャワーヘッドはともかく、整流板はとても嬉しかったのを覚えています。もちろん、タカラの魅力はそれだけではなく、全体的にLIXILよりちょっとお得な仕様だったような印象です。
    元々のメーカーごとの差なのか、商談のタイミングでタカラの方がサービスできるコンディションだったのかわかりませんが、なんとなく後者の可能性もあるような気がします。

    メーカーにこだわらなければ、自分の希望を標準仕様で叶えつつ、オプション費用を増やすことを押さえられるかも。

    さらに、ショールームに訪れると、まれに現品処分品を格安に譲ってもらえる機会に出会えることがあるようです。
    我が家も現品処分品を期待しましたが、残念ながら希望の商品に出会うことが出来ませんでしたが、結構現品処分で安くなっている商品が並んでいるのを見かけました。
    いちいち、現品を説明してくれるわけではないので、よく目をこらして自分でチェックしておくとお得な出会いがあるかも?

    下記のようなのとか、モデルチェンジのタイミングとか、LIXILやタカラスタンダードのショールームでも、良く似た処分品が出ていることがあるようです。
    現品
    [引用:ミタカ工房]

    開ける道 [最終プラン室内窓修正版] – 神奈川の工務店(茅ヶ崎、平塚、他)

    前回のアルデンテ訪問の続きです。正直、言っては見たものの、いくら仕様を見直しても50万円の差を縮めるのは難しいだろうと思っていました。アチチホームの仕様と見比べて、まず社長が手を付けたのは・・・・断熱材社長「セルロースをアクアフォームにしちゃいましょう。これだけで●●万円は落とせます」えっ?いいの?マジで?実は、何度か社長にはセルロースをグラスウールにするなどして、減額できないか聞いてみた事があります…

    独自ルールに合わせてコストダウン

    アチチホームでは、一階天井高は2400mm、アコルデでは一階天井高は2500mmでした。見積りの条件を同じにしようしたかったので、アチチホームに天井高2500mmが出来るか聞いてみたのですが、出来なくはないが構造上天井の梁部分などが凸凹として出てしまうということで、手間がかかりそうな雰囲気でした。

    アチチホームでは、確か梁見せではなく、石膏ボードを貼ってクロス仕上げと言ってたので、こんな雰囲気になるイメージだと思います。アコルデでは、梁見せでもやってくれるので、方針なのか色々事情があるように感じました。
    p2.jpg
    [引用:アイフルホームNAVI]

    一方、アチチホームの売りのオール4寸に合わせた見積りをアコルデにもらったのですが、約30万円プラスとなってしまいました。木材の金額アップもあると思いますが、この時セルロースファイバーでの見積りだったので、オール4寸になった分の壁厚に合わせて、吹き込むセルロースの量も増えることも原因だったかもしれません。
    img03.gif
    [引用: ベストハウジング]

    結局オール4寸は不採用にしたのですが、超ローコストとは思えないほど、ダブル筋交いも沢山しっかりと入れてもらったので、構造には結果的に大変満足しています。無理なコストダウンをお願いした心配もあったのですが、我が家の棟梁が普段と全く変わらないので心配ないと言ってくれたので、とても安心しました。
    現場によって、細かく工事内容を変えると、かえって効率が悪いので大きく変えないのがアコルデの方針のようなことをおっしゃってました。もし、無理にオール4寸をお願いしたら、現場を戸惑わせてしまっていたかもしれませんね。
    30万円のオプション費用には、そういう意味もあると感じました。

    とはいえ、我が家はセルロースではなく壁にアクアフォーム、天井にアクリアと普段アコルデがあまりやらないお願いをしてしまったのですけどね・・・(汗)

    ちなみに、こちらは我が家の1階平面図です。
    平面図_20120616_筋交い
    オール4寸柱ではありませんが、一階にたくさんのW筋交いが入っています。アコルデは、木造軸組+パネル工法なので、もっと筋交いが省かれていても建てられなくないはずではあるのですが、かなり筋交いを入れるようです。筋交いが多いと金具も増えて手間も増えるので大工泣かせだと棟梁が言ってましたが、施主にとっては嬉しい話です。岡本社長が、オール4寸でなくても、しっかりした家にできる。部分的に強くてもダメで、バランスが大切。筋交いも沢山入れればよいというわけではないということをおっしゃっていたのを聞いて、費用を追加してオール四寸にしなくても安心しました。各会社ごとの考え方があるので、単に表面的な仕様だけを追っかけても勿体無いということを学んだエピソードです。

    完成見学会に協力してコストダウン

    誰もがご存知の定番だと思いますが、とあるハウスメーカーでこの話を聞いた時は、夫婦で目を輝かせました(笑)。完成後の新居を完成見学会として、しばらくオープンハウスとして貸し出すことで、200万円ほど値引きしてくれるという荒業があるとのこと。しかし、今になって考えると200万円だと一体どのくらいの期間のオープンハウスだったんでしょうね。当時は、軽く考えていましたが、オープンハウスで家に傷がついたり汚れたりというトラブルは多少あるようで、恐らくハウスメーカーや工務店が補修してくださるとはいえ、やきもきすることになったかもしれませんね。

    一方で、実際我が家もオープンハウスで屋上付きのおウチなど、何度か大変参考になる機会がありました。モデルハウスと違って現実感のある家のサイズや仕様なのでイメージしやすいんですよね。完成見学会で商談すれば、施主側が前向きになって、話が進みやすいという気は確かにします。
    特に、建てる地域の希少性や建てる仕様に特徴があると、ハウスメーカーや工務店にもアピールしたいメリットがあるので、値引き幅も大きくなるチャンスかもしれませんね。

    ちなみに、トゥルーライフのモデルハウスは、約30坪規模の現実的なサイズなので、完成見学会感覚でわかりやすいと評判が良いそうです。
    showroom05.jpg
    {引用: トゥルーライフモデルハウス]

    [建物本体以外に]どんだけかかんの?資金計画書に目が眩む[何百万も] – 資金計画

    この時、お登りホームでは、太陽光発電が標準本体価格に含まれるプランになっていました。いかにも高そうな雰囲気を醸し出しています。T店長が持ってきてくれた資金計画書例は、本当に我が家の予算感を意識した絶妙なものでした。土地も含めた総合計を見ると、約3570万ぐらいで3500万の融資を受ける想定です。自己資金は約70万になっており、ほとんどを融資を受ける想定になっていましたが、どんな融資で諸経費も含めてほぼフルロ…

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