網戸の位置が問題なハナシ

    振り返り

    妻の実家では、この時期網戸を全て外して洗ってから蔵に片付けるそうです。
    昔からの習慣で平屋で広い蔵があるような、奈良の田舎の旧家だからできることですが、そうしておけば、冬の間に網戸が汚れることも痛みも避けられますね。

    もちろん、そんな習慣がないわが家ですが、入居後9年を経過した今でも、まだ網戸を張替えには至っておりませせん。

    5年以上経過すると、もろくなってほつれてくるという情報もありますが、幸い一番痛みやすそうな南面の掃き出し窓でも、特にそのような痛みはないようです。

    奈良の建売の時は、約10年ほど住んだときに一度自分で網戸を張り替えたことがあるので、もうそろそろかなぁと思ってはいるのですが、いつまで持つでしょうね。

    さて、そんな網戸に関してわが家で一箇所だけ、住んでからちょっと失敗だったかもというポイントがありますので、ご紹介したいと思います。

    網戸掃除
    大掃除の季節になってきました(汗)zenfusuiさんによる写真ACからの画像

    網戸に問題があるわが家の窓とは?

    それは、キッチン脇に付けた上げ下げ小窓です。

    当時、パイン材の食器棚を置けるスペースを確保しつつ窓を付けたいと相談したところ、この位置に筋交いが入ると難しいかもとアコルデの岡本社長に言われた記憶があるのですが、なんとか取り付けることができました。
    10_DSC1806_パイン材キッチンと小窓
    なんとか、筋交いが入らないよう設計を頑張ってくれたのかもしれません。

    その後、カップボードを入れ替えた後でも、無事問題ない位置となりました。
    IMG_7222_修正_キッチン小窓

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    この窓は、ホールの扉を開けないかぎり、リビングの北面に面した唯一の窓のため、南北の風通しを確保するためにとても重要なんです。
    通風設計
    ちなみに、この図は、とあるプロに吊るし上げられたので載せるのが怖いのですが(笑)

    リビングの風通しは、キッチンの小窓が鍵

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    キッチン小窓の何が問題なのか

    この窓を外から見ると、こんな位置にあります。
    IMG_0857_玄関_補正

    設計当時は、全く想像できなかったのですが、この窓には次の2つの問題があることがわかりました。

    • ポーチの屋根の下にあるため雨にかからない
    • ポーチの上のため、網戸が目線の高さになる

    実際に、玄関前に立つと、網戸がまさに目の前の位置になります。
    IMG_1995.jpeg

    玄関から室内が丸見えになる位置になる高さが失敗だったことは、イエマガでも書きましたがhttps://iemaga.jp/study/26.html、中が見えるかどうかとは別に目の前に網戸がくることも意識していませんでした。
    030_06_キッチン小窓_外に来客_ブラインドあり
    このように、ブラインドでの室内への目線の対策のことばかり考えていました。

    この写真では、まだマシなほうなのですが、雨がかからない位置なので油断していると、すぐに網戸がホコリだらけになるんです。
    IMG_1996.jpeg
    ちなみに、雨がかからないポーチの中の外壁やコーキング部分も、やはりホコリ汚れがたまりやすいですね。

    それこそ、小さい網戸なので、冬場は外してどこかに収納しておいたほうがよいかもしれません

    今なら縦すべり窓を選ぶことが出来た

    こんなことなら、室内に網戸を付けられる、縦すべり窓にしておけば良かったですね。

    当時は、もちろん縦すべり窓も選択肢として考えたのですが、避けた理由は、開いた窓と玄関ドアの干渉の可能性です。

    開き方向と使い方を気をつければ、めったなことでは干渉しないのかもしれませんが、ドアだけでなく、開いた窓に頭をぶつけたりすることも心配がありました。

    実は、大昔にバイト先で開いた縦すべり窓の角に思いっきり頭をぶつけた経験があるんです(苦笑)

    そんなことを、思い出しながら「縦すべり窓の開く範囲を制限できれば良いのになぁ」とあらためて考えながら調べてみると、ありました(笑)

    LIXILのサーモスには、このような小開口アームという開き幅を制限できるパーツがあるようです。
    サーモスの小開口アーム

    なんだ・・・これがあれば、縦すべり窓にしておいても良かったのかも、と思ったのですが、わが家のDuoPGで調べてみると・・・・
    DuoPG用_小開口アーム
    確かに小開口アームはあったのですが、取付け位置が異なりサッシ幅W405mm未満の場合は、取付けられないとなっていました。

    前述の小窓はW360mmなので、小開口アームの存在に気がついていても無理でしたね・・・

    当時は、どっちにしても無理だったとわかって安心したというか、なんというか複雑な気持ちです(笑)

    まぁ、今更悔やんでも仕方がないので、これから何かできることはないかと調べてみたところ、興味深いアイテムを見つけたので、次回に続きます。

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