イエマガ 家づくり日々勉強連載の更新のお知らせです。
前回に続いて、わが家を建てたアコルデに聞いてみたお話の続きです。
断熱等級新設の影響で断熱材の選択肢が増えていた
昨年10月から断熱等級5,6,7が新設されたのですが、そのおかげで、わが家の頃にはなかったような厚みのグラスウールが発売されていることがわかりました。
わが家は、当時コストダウンのためセルロースファイバー断熱材を諦めて、アクアフォームの壁断熱とグラスウールの天井断熱を選択しました。
当時の写真ですが、155mm厚のアクリアです。

現在のアルファマットαが同等製品だと思います。

当時は、アクリアとしては最も厚みがある製品だと思っていたのですが、200mmのセルロースファイバーに仕様に対して、155mmなのでちょっと心残りはあったのを思い出します。
しかし現在は、アクリアR45という170mm厚の製品が出ていました。

わずか15mmの違いですが、わが家の小屋裏収納にも一部ある勾配天井部分など、厚みを取りづらいところで、少しでも断熱性能を上げたい場合に便利かも。
さらに、アクリアR57という200mmの厚みの製品もあります。

これなら、当時のアコルデの天井断熱標準仕様の200mmセルロースファイバーと、計算上はほぼ同等です。
一時期は、アクリアR57が最高性能となっていたようですが、2023年2月9日にさらに最高性能を更新するアクリアαR71が発表されました。


なんと、一枚のグラスウールで250mm厚にもなります。
グラスウールの天井断熱も、施工に気をつけないと隙間が出やすいのですが、250mmもの厚みがあると、多少ズレても隙間が出にくくなって、良いのではと感じたのですが、どうなんでしょうね。
ちなみに、わが家は155mmのグラスウールの上に、100mmのグラスウールをDIYで重ねた一部が255mmになっています。
このアクリアαR71を最初から使っていれば、同じ厚みに出来たということなんですね。
アクリアのカタログには設計価格が出ているので比較してみると….
設計価格16,560(円/坪): アクリアα 155mm
設計価格12,450(円/坪): アクリアR45 170mm
設計価格21,360(円/坪): アクリアR57 200mm
設計価格26,700(円/坪): アクリアαR71 250mm
170mmのアクリアR45のほうが、155mmのアクリアαよりも安くなっています。
実売価格が、この価格差のままなのかどうかは不明ですが、これだとアクリアR45を二枚重ねしたほうがオトクだったりするのでしょうか?
仮にわが家の天井断熱に、アクリアR45を更に重ねてみると、425mmになるのですが….やるかな?(笑)
このような高性能で厚みのあるグラスウールを建売住宅などでの採用が進んで、スケールメリットで実売価格がより安くなってくれるといいのですが。
今は断熱等級5が最低ライン
ということで、今回の更新はこちら。
イエマガ 家づくり日々勉強!第78回
「もう一度家を建てるなら…仕様編2」
今回は、長期優良住宅の採用状況について、アコルデにお聞きしたことも取り上げてみました。
長期優良住宅といえば、注目していたのが、建売住宅で長期優良住宅認定を売りにしていた東栄住宅が、どのように出るかです。
当然かもしれませんが、ちゃんと断熱等級5に対応していますね。

自宅近くの東栄住宅の分譲を見る限り、アルミ樹脂複合サッシだったので、その時点でNGという意見もありそうですが、建売住宅の採用仕様が一段上がったのは意味が大きいと思います。
かのアーネストワンでさえ、アルミ樹脂複合サッシを採用しているみたいなので、さすがにわが家のようなアルミサッシは絶滅なんでしょうね。
当時同等の価格で、断熱等級5相当のローコスト住宅が建てられればいいんですが、無理なんだろうなぁ。

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