もう一つあった違いと各社シミュレーション

    太陽光発電

    さらにフィールドライフ提案のご紹介が続きます。

    実は、前回の長州産業版HITに加え、もう一つの長州産業パネルでの見積もりが付いていました。

    そのシミュレーションがこちらです。
    20140906_フィールドライフ提案資料_ページ_09

    HITのPV容量6.524kwに対して、5.46kwと少し小さいので年間発電量もやはり小さくなっています。
    何が違うのかなぁと見てみると、パネル一枚あたりの容量が260wと他では見た事がない大容量パネルでした。

    現在では、もっと大きい284wや270wのパネルが出ているCシリーズという商品でした。

    こちらは、パナソニックのHITではないようですので、長州産業オリジナル(といっても海外のどこかのパネルかも?)だと思います。

    しかし、パネル一枚あたりの容量が大きくても、その分パネルが大きいためか枚数が載らないためか、結局パナソニックより搭載容量が小さくなってしまっていました。
    HITに比較しても、kwあたり単価は少ししか安くありませんでしたし、このプランにメリットはあまり感じませんでした。

    ところで、当時は気付いていなかったのですが、久しぶりに長州産業のホームページを見てみると気がついたことがあります。

    雨漏り保証

    これは、長州産業のページにあった画像ですが、雨漏り保証というのが付いているそうです。
    太陽光発電を取り付ける場合、施工会社が施工が原因となった場合の雨漏りを保証するようになっているはずなのですが、パネルメーカーが施工10年保証の一部として雨漏り保証を付けるのは珍しいようです。

    メーカー保証で雨漏り保証が付いているというのは心強いのですが、これはHITにも適用されるはずなのでパナソニックのHITに比較して優位性と考えられるかもしれません。

    この点、2012年当時は全く気がついていなかったので、その頃から導入されていたのかどうかは不明です(汗)

    ちなみに、他のメーカーでは、サンテックとシャープが雨漏り保証を付けているようです。(他にもあるかも)

    ただし、メーカーが指定する施工方法や架台を使わないと雨漏り保証は付かないので、要注意です。

    ということで?かどうかはわかりませんが、そのサンテックとシャープのプランもフィールドライフからの資料に添付されていました。

    20140906_フィールドライフ提案資料_ページ_12
    20140906_フィールドライフ提案資料_ページ_15
    これだけをお見せしてだからどうなの?
    という気もしますが、各社ごとのシミュレーションの体裁と書かれていることが微妙に違うのでもしかしたら興味のある方もいらっしゃるかもしれませんしね(^^;

    最後に、東芝のシミュレーションもご紹介します。
    ちなみに東芝はメーカーの雨漏り保証があるかどうかは確認していません。
    20140906_フィールドライフ提案資料_ページ_18

    各メーカーの発電シミュレーションのグラフを見比べてみると、当然発電総量の違いはあるのですが、月ごとの凸凹の傾向が綺麗に同じなのが、当たり前なんでしょうけど面白いと思いました。

    特に不思議だったのが、5月の発電量が最も大きいことです。
    普通に考えると真夏の7月の日照が大きい気がするのですが、7月はパネルが熱くなりすぎて発電量が落ちるようです。HITの場合、熱に強いと言われているのですが、やはり5月のほうが発電が大きいという傾向は変わりませんでした。

    次回は、各メーカーパネル毎の図面を見比べて気になったところがあったので、その話しを書きたいと思います。

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