卒FIT初の売電価格とスマートテックからの点検名目?の蓄電池売り込みの話

    太陽光発電

    前回に引き続き2月の太陽光売電の実績のご紹介です。

    2月1日でFIT適用が満了したので、卒FIT後初の売電実績になります。

    スマートFITへの切り替えは、2月1日時点で切り替えが完了したとの連絡があったのですが、結局2月実績分はくらしtepcoのサイトに表示されていました。

    本当に、この売電が東電から支払われるのかどうかは謎です。

    さらに、すっかりネットで手続きを完了していたと思っていたスマートFITから自宅に突撃されたので、併せてご紹介します。

    売電単価42円から8.5円に下がった2月の結果

    早速、結論ですが、2月2日〜3月1月までの28日間で、3,961円となりました。

    売電の電力量は466kWhなので、42円換算では19,772円です。

    そういえば、我が家が太陽光を付けた当時は、太陽光の設置費用を15年の売電収入で償却できると提案する会社が多かったのですが、11年目以降は24円で売電

    できることを予測してシミュレーションしていました。

    ざっくり考えると、FIT後の5年が3倍ぐらい延びて25年ぐらいの償却になるところだったということになってたということでしょうか。

    当時、流されず10年以内に償却にこだわっておいてよかったとあらためて感じました。

    月別グラフで見ると、こうなりました。

    昨年同月比で19,475円のダウンです(泣)。

    電力量でも-92kWhと大きく減っているので、余計に売電額に響いています。

    ちなみに、東京電力の場合、卒FIT後は半年ごとの年2回払いに変わるので、振り込みもかなり先になります。

    スマートテックが家に来た

    スマートFITのポータルサイトには登録が完了しているのですが、今の所買取電力量は表示されていません。

    2月頭に確かに切り替えが完了したとのメールが届いているのですが、一体いつからスマートFITによる買取が開始になるのでしょう?

    そんな疑問を感じながらも、まぁそのうち分かるだろうと思っていたら、2月末にスマートFITの提供元のスマートテック社からスマホに電話がありました。

    何やら、自宅まで来て設備などの確認をしたいとのこと。

    一応ホームページでは、「シンプルに売電契約のみ」「工事費は一切かからない」とあるので、自宅に訪問してもらう必要はないと思いこんでいたのですが、違うのでしょうか?

    屋根に登ったりするのかどうか聞いてみたところ、それはないそうです。

    時間を取られるのはめんどくさいですが、特に断る理由もないのでいいですよと約束したら、なぜか電話口でとても嬉しそうな反応が…

    断っても良かったのでしょうか?

    電話を切る寸前に「点検の後にお得な電気料金のご案内もさせていただきます」という一言で、本来の目的を察したのですが、まぁ甘んじて受け入れてみることにします。

    電話口に出た男性が来てくれるものとすっかり思い込んでいたのですが、当日訪れたのは女性の担当者でした。

    スーツ姿で、とても点検に来たという雰囲気ではありません。

    予想通り、パワコンやエコキュート、パネルの写真を取っただけで、浴室の天井裏を覗いて、接続箱を確認したり、パワコンを操作してログを確認するなど現地に来なければできない点検は全くありませんでした。

    不安だらけだった9年目の太陽光点検でも、計測機器を繋いで点検していましたが、そのような設備や工具を持ってきたわけではありません。

    パワコンのメーカーや形式のラベルを撮影していましたが、事前に形式を調べて書類に記入して送るように指示があったので、既に書類に報告しています。

    こちらの情報が信じられないのかもしれませんが、わざわざこなければならない理由ではないでしょう。

    案の定、ここからが本題でした。


    スマートテックからなどを蓄電池を購入すると、10年超で寿命といわれるオール電化やIHクッキングヒーターなどを無料で新品にしてくれるとのこと。

    電力プランを勧めてきたら、電化上手から変更するつもりがないと説明するつもりだったのですが、我が家の料金プランを見て、「電化上手は今でも最強ですからね…」と先に先方から言って来たので蓄電池の販売が目的だったんですね。

    しかも、蓄電池補助金として30万円分まで独自に負担してくれるキャンペーンもやっているそうです。

    さらに、詳しい条件は忘れましたが、11.5円/kWhの電力買取価格を、20円/kWhぐらいに増額してくれるプランもあるとのことでした。

    エコキュートだけでなく、パワコンも10年超で、こちらも寿命になるのですが、蓄電池向けに必要なパワコンをハイブリッドタイプで導入すると、太陽光用のパワコンの交換費用が浮くのでお勧めなのだとか。

    こんな手書きの図を描きながら説明してくれました。

    ひとまず興味本位で一旦ご説明はお聞きしたのですが、中途半端に期待をもたせて、相手の時間を無駄にさせるのが心苦しいので、今の所蓄電池を導入するつもりはないことをはっきり伝えました。

    せめて見積もりぐらいは依頼してくれるだろうと、考えていたのか、かなり面食らった雰囲気でしたが「蓄電池買うぐらいだったら、新NISAでS&P500買います」と言ったら、「それ何ですか?」と。

    私が、なぜか新NISAとS&P500の説明をすることに(笑)

    ポーズかもしれませんが、熱心にメモを取りながら「私なにやってるんでしょう」と、言ってました。

    ちなみに、帰りぎわに聞いてびっくりしたのが、昨年の新卒入社一年目で、我が家の長男と同い年だということ。長男と比べ物にならないぐらい、しっかりした説明だったので、少なくとも3年以上のベテランかなと思ってしまいました。

    それを聞いて、冷たく断ってがっかりさせたことを申し訳なく思ってしまったのですが、是非、私なんかよりも脈のありそうなお客様に時間を使って成果につなげていただきたいものです。

    それにしても、訪問してきたのが3月11日だったのですが、3月15日までのキャンペーンのチラシ持ってくるとか、これって偶然なんですかね(汗)。

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