卒FITで乗り換えたスマートFITの買取価格はどうなった?

    奇跡の後付太陽光発電

    卒FIT直後のがっかり売電価格をご紹介してから間が空いてしまいましたが、乗り換えたスマートFITの売電結果をご紹介します。

    いつからスマートFITへの売電が始まるか心配だったのですが、無事開始していたようです。という言い方からもお察しの通り、卒FIT以来急に興味を失っていたというか、売電額の大幅ダウンから目を背けてしまっていたようです(苦笑)

    1月末の登録完了で3月頭からの買取開始

    我が家の固定価格買取制度(FIT)満了日は、2月1日だったのですが、スマートFITへの

    申し込みがぎりぎりになってしまいました。

    時間軸は、次のような感じです。

    ・1月15日 WebでスマートFITに申し込み(当日申し込み受け付け)

    ・1月31日 スマートFIT登録完了メール受領

    ・2月1日 ポータルサイト登録完了メール受領

    この流れから、なんとか2月1日からスマートFITでの買取に間に合ったのかなと期待してしましたが、実際は3月頭からの買取開始になりました。

    スマートテックのサイトに「申込みから切り替え完了まで1ヶ月半程度かかります」と書かれているのですが、やはりその通りだったようです。

    東電のままだと年2回の振り込みになってしまうのですが、スマートFITでは1万円を超えると翌々月末に支払われるのもありがたいところです。

    前回の、卒FIT後初の売電金額3,961円に比べると、8,050円と7,234円は倍近い違いがあります。

    売電単価8.5円が11.5円に増えた以上の要因がありそうなので、昨年の実績と比較して見てみます。

    売電量で比較

    まずは売電量での比較です。

    昨年2022年の実績に加え、太陽光を取り付けた初年度2013年の実績も入れたグラフを作成してみました。2013年は1月分の実績がありません。

    このグラフで見てわかる通り、卒FITで3,961円となった3月から4月は毎年大きく発電量が増える傾向にあります。

    さらに、今年の3月は2013年と2022年のどちらと比較しても大きく発電成績が悪かったようです。

    改めて見ると驚きなのが、2013年の5月の発電が飛び抜けて大きいことです。

    この時期は、エアコンなどの冷暖房機器をまず使わないので自家消費も大きく違わないはずなのですが、よほど天候が良かったのかな?

    数値で見てみると、こんな感じになります。

    よく考えてみると、2,3月は2013年はリビングにエアコン一台で断続運転時代だったのに、24時間エアコン暖房の2022,2023年と意外に売電量が変わりません。

    今年の前年比で売電量を見ると3月の落ち込みが大きいもののほぼ同等ですね。

    売電金額で比較

    続いて売電金額で比較です。

    当然ですが、3月の卒FITから売電金額がガタ落ちです。

    スマートFITに乗り換えた4月から少し戻したものの、FIT時代の金額には程遠い・・・(涙)

    そういえば、太陽光発電は5月が最も発電するというのが通説で2013年はまさにその通りだった(実質は4月利用分)のですが、この2年間は一度下がってます。

    天候の影響なら仕方がないのですが、もしかして生活スタイルの変化が影響してるのかな?

    細かな金額で見てみると・・・

    2013年の5月は4万円に届きそうな勢いだったんですね。

    初年度は売電が好調なのが設置初期の性能のおかげだったとすると、やはり経年劣化で発電効率が落ちてるのかなと思います。

    カナディアンソーラーでは25年の出力保証があるのですが、実際モジュールの性能が低下していることを証明するのは難しく、この保証を利用するケースは少ないと聞きます。

    パワコンの経年劣化でも発電量が減るらしいので、パネルの発電量は減ってなかったりするかもしれませんしね。

    ということは、パワコンを交換したら発電量が少し回復したりするんだろうか….

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