去年の10月の出来事なのですが、なかなかのショッキングな体験だったので、ブログに残しておきたいと思います。
タイトルの通り、我が家にとうとう蜂の巣が出来てしまったのです。
突然だけど、突然じゃない蜂の巣の通報
昨年の10月頭の出社中に、自宅にいる次男から「お隣さんから、我が家の木に蜂の巣が出来てるよ」とのラインと写真が送られてきました。
わかりにくいのですが、この写真の矢印の場所に蜂の巣が出来ています。
教えてくれたのは、左側の建物にお住まいのお隣さんです。確かにこの位置から見るとわかりやすいのですが、我が家は全く気がついていませんでした。
近寄った写真がこちら。
蜂が巣に群がっているのがわかりますね。思った以上に大きくなっていてびっくりしました。
この木は、2014年ごろに植えた常緑ヤマボウシです。
当時は、こんなに小さかったのですが…
昨年の3月の時点では、こんな大きくなってしまっていました。
春先に越冬した女王蜂が巣を作り始めるらしいので、もしかしたらこの写真の時点ですでに巣を作り始めていたのかもしれません。
ヤマボウシは、シマトネリコより成長が緩やかで樹形があまり乱れないので油断しがちなのですが、このように枝が密集してしまうと、裏側で蜂の巣を作られても全くわかりません。
完全に油断をしていたことも反省ですが、蜂の巣があるのを知らずに剪定していたらと思うと背筋が凍ります。実際、太い幹を根本からばっさり落としてしまおうかと考えていたぐらいでしたので。
ハチ駆除業者に問い合わせてみた
職場の同僚に写真を見せて意見を聞いてみたところ、経験者の方からこの蜂の巣はアシナガバチだろうとのことでした。最も恐ろしいスズメバチではなかったのは幸いですが、アシナガバチもアナフィラキシーショックを起こすこともあるそうなので油断出来ません。
しかし、市が無料で駆除してくれるのは、スズメバチだけのようです。
そこで、急遽ハチ駆除をしてくれる会社を探してみると、当日でも対応できるというところが見つかりました。
4,400円〜とありますが、アシナガバチ場合は7,700円〜のようです。
似たような価格帯や広告を出している会社がいくつもみつかったのですが、見分けがつきません。
お隣にも早く安心いただきたいので、早速連絡してみました。
まぁ、多分最低価格の7,700円になることはないと思っていたのですが、実際の費用の見通しを聞いてみたところ、最低でも3万円以上になるだろうとのことでした。
しかも、ホームページの7,700円が3万円になる理由の説明が不明瞭で漠然としすぎていたので、これは実際に作業に来てもらうと、さらに高額な請求をされてしまう予感がします。
そもそも、3万円以上になるという概算見積もりを聞き出すのも、かなり渋られて答えてもらうのに時間がかかったのですが、きちんとした業者であれば現場を見なくても状況の説明である程度正確な金額は出せるはずという意見もありました。
本来すぐにでも駆けつけて駆除してもらったのですが、出社中で立ち会えない状況で依頼して、あとで高額請求されても泣き寝入りになりかねません。
このやりとりを職場で話したところ、同僚に「アシナガバチなら自分で駆除したよ。」とのこと。
正直、本当に無事にできるものなのだろうかと一瞬怯みましたが、思い切ってチャレンジしてみることを決心しました。
なんちゃって防護服と殺虫剤を急遽調達
少し不安になる業者とのやりとりでしたが、一つ勉強になる情報も得られました。
それは、蜂の巣の駆除は日没後に暗くなってからのほうがよいという情報です。
蜂の活動が大人しくなるため、刺されるる可能性が高くなるためだそうです。
明るいうちに帰宅して作業しないといけないのではと焦っていたのですが、これなら帰宅後に真っ暗になってからでも可能です。
そこで、帰宅するまでに妻に防護服代わりになるようなアイテムと、殺虫剤の調達を依頼していたのですが….
ワークマンで、かろうじて入手できたのが、こんな防虫ネットです。
ネットだと、養蜂用の防護服が見つかるのですが、さすがに近所のワークマンなどでは手に入らないようです。
そこで、雨合羽の隙間をガムテープでぐるぐる巻きにして、なんちゃって防護服ということになりました(汗)
麦わら防止のようなつばの大きい帽子がなかったので、こんな防虫ネットの付け方なのですが、今見てみるとかなり不安がありますね。ネットが肌に近いところなんかは刺されてしまう可能性が高そうです。
もちろん、この姿を見て家族が爆笑していたのは言うまでもありません。
そして、利用したのはこちらの殺虫剤です。
かなり遠くまで噴射できる威力がありそうなスプレーです。
強力噴射と引き換えに約35秒一本勝負となります。
至近距離での戦いの様子
この後は、蜂の死骸の写真が出てきますので、苦手な方は閲覧をご注意ください。
蜂の巣とのバトルですが、流石に作業中の写真を撮る余裕もなかったので、文章だけで説明になります。
防護服準備中の写真でもわかるとおり、時間はPM7時前ぐらいでしたが、外はすっかり真っ暗でした。結構な高さにあったので、脚立を登って懐中電灯を片手におそるおそる蜂の巣に近づいたところ、蜂の巣に蜂がびっしりしがみついていました。
かなり明るい光で照らしたのですが、蜂は動く気配もなく、周りを飛んでいる蜂も見当たりません。幸いすっかりおやすみモードのようです。
利用した殺虫剤は、3〜4m程度の距離から噴射するとあったのですが、今回は約30cmぐらいの至近距離から噴射しました。
蜂が飛び交っている状態だと、とてもそこまで近づけませんでしたが、至近距離から瞬時に薬剤をなるべく大量に浴びさせるほうが確実ではと考えたためです。
結果は、大成功!
薬剤を35秒間噴射しつづけた後、蜂の巣にしがみついていたアシナガバチ達は、すっかりいなくなっていました。薬剤を浴びて、そのまま下に落ちてしまったようです。
突然の至近距離からの噴射に対応できなかったのか、逃れて飛び交うような蜂は一切いませんでした。
このやりかたが正しかったのかどうかは?ですが、我が家の蜂の巣との戦いは無事一瞬で終わりました。
戦いの後(閲覧注意)
決死の覚悟で挑んだ蜂の巣との戦いに勝利した翌日に、蜂の巣を回収することができました。
蜂の子なども全て外に落ちてしまったのか、すっかり空っぽでした。
それにしても、予想以上に立派な蜂の巣で、この段階で見つけられて本当に助かりました。
これより大きくなると、自分で駆除するのは危なかったかもしれません。
少し違う角度からの写真です。
さらに違う角度
後ろから見るとこんな感じになっていました。
蜂の巣を、はじめてまじまじと見ましたが、こんなにしっかり枝に結びついた形で作られるんですね。
そして、真下を見ると….
ここにも….
さらに3匹も…
夜に油断しているところにジェットの殺虫剤が見事に効いてくれたようで助かりました。
今年の蜂の巣対策
蜂の巣は、一度駆除しても同じところに作りにくることがあると言います。
昨年は、枝が混んでいたので、蜂の巣も隠れてつくりやすい状態だったのですが、今年は太い枝を抜いてかなり透かしておきました。5月の時点で、今のところ蜂の巣が作られたり、蜂が飛び交っている状態ではないので、油断せずに観察していこうと思います。
外側から見ると、こんな感じです。
昨年より、相当枝が減ったのがわかると思います。
よく見ると、ところどころ葉が密集しているところがあるので、見逃さないよう油断禁物ですね。
皆様も庭木が大きく成長してきたら、蜂の巣にはくれぐれもご注意くださいませ。
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