エアコン専用コンセントの増設は甘くない?

    エアコン

    二階へのエアコン取り付け問題の続きです。

    前回は、小屋裏収納に上がる固定階段の途中にエアコンを取り付けるアイディアを考えたことまでご紹介しました。
    しかし、ここには当然ながらエアコンの専用コンセントがないんですよね。

    というか、専用コンセントどころか、普通のコンセントも、この周辺にはありません。

    それでも、なんとかなるだろうと思った理由があったのですが、やはり少々素人考えだったことがわかります。

    配線_vladislav-bulatov-GWHicP3vsYg-unsplash
    配線があるかどうかなんですよね・・・そこに@Photo by Vladislav Bulatov on Unsplash

    コンセントを付けたい壁には断熱材があるけれど・・・

    我が家が採用した断熱材のアクアフォームは、隙間なく断熱材が埋まる一方で、電気配線も含めて固定されてしまうため、万一の場合の配線の追加や変更が難しいのがデメリットと言われます。今回、ちょうどコンセントを付けたいと考えている場所、アクアフォームが入っているので、一見コンセントの増設も難しそうなのですが、この壁の向こうは屋根裏なんです。
    IMG_6748_エアコンコンセント位置
    通常、断熱材の壁がある向こうは、直接外で外壁材が貼ってあるのですが、屋根裏側はアクアフォームがむき出しという状態です。

    実際に屋根裏から見るとこんな感じ
    屋根裏のアクアフォーム_IMG_0377
    Opusのシートにセルロースファイバーと書かれていますが、アクアフォームです(笑)

    そして、屋根裏側には、このように電気配線が張り巡らされているんですよね。
    屋根裏の電源ケーブル_IMG_1328

    そこで、これらのケーブルを分岐して、アクアフォーム越しに壁を貫通して配線すれば、簡単にコンセントを増設できるのではと考えていました。
    コンセントの位置

    しかし・・・やっかいなのが、エアコン用コンセントということでした。

    そもそもエアコン用は分岐できない

    エアコンを階段に設置するアイディアを、アコルデの鈴木さんに相談したのは、昨年末ぐらいでした。確か、最初は何言ってるのかわからないという感じだったと思います(笑)

    でも、なんとか主旨を理解してもらい、電気屋さんに確認してもらった結果・・・
    私の希望の位置にエアコンコンセントを取り付けようとすると、一階のブレーカー部分から露出配線が必要と言われてしまいました。

    おそらく、階段を伝ってくるので、たとえば次のような写真の雰囲気でしょうか・・・

    コンセント露出配線WS0003312

    エアコン専用コンセント配線

    分電盤よりエアコン専用にブレーカとコンセントを増設します。
    大手量販店は専用コンセントがないとエアコンを取付しないので事前にご連絡いただければ対応致します。

    うーん。これはやだ〜
    というか、屋根裏の配線からなぜ繋げないの〜???

    と思ったのですが、よく考えるとエアコン用は、エアコン専用コンセントと言われることもあり、ブレーカーも独立しています。エアコンは通常の家電機器より、電力を食うので、火災につながる恐れもあり、独立した回路と配線となっています。そうでした。

    このため、屋根裏の配線から分岐というわけにはいかないんですね。

    困りました・・・

    どうせ使わないなら流用しよう

    そこで、閃いたのが寝室のエアコンコンセントの配線を活用する方法です。
    階段部分にエアコン一つを取り付けて、各部屋へのエアコン設置はしないわけですから、その配線は遊んでいることになります。幸い、寝室の上が、先程の配線が見えている屋根裏部分なので、切り替え工事もやりやすいでしょう。

    イメージは、こんな感じです。
    平面図_20120616_2F_エアコンコンセント位置
    もし、万一寝室側にエアコンを付けたくなったら、戻してもらえばいいですしね。

    ちなみに、その万一に備えて、戻す工事が必要ないようどっちでも使えるよう、こんな切り替えスイッチをつけてもらう方法はどうだろうとかも考えましたが、あくまで妄想です(笑)
    DCS3P60A.jpg

    ということで、寝室のエアコンのコンセントを移設する方法で工事が可能か、日を改めてアコルデに見に来てもらうことになっていました。

    さらに、続きます。

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