浴槽のまたぎこみは低ければ良いというわけではなかった

    設備選び

    アニメ化した漫画の連載に、アニメ側が追いついてきて大変な気持ちが少しわかる今日この頃でございます(謎)。

    さて、我が家が採用したユニットバスは、当時ショールームで見た時に浴槽のまたぎこみが低いことが、とても印象的でした。
    妻とも高齢になったときに、低いのは助かるねと話をして納得していたのですが、どうやらバリアフリー対策としては、そんな単純ではなかったことを、つい最近知りました。

    現時点では全く違和感なく快適に利用してるんですけどね〜

    ちなみに、我が家は家族全員入浴時にシャワーを使わず、浴槽のお湯を洗面器で汲んで身体や髪を流すので、この点でも使いやすく助かっています。

    最近のユニットバスのアピールポイントをよく見ると、浴槽またぎこみのことはよく触れられているので、既に常識なのかもしれませんが、我が家の仕様含めてご紹介してみます。

    またぎ4
    俺のこと呼んだ? by マタギ

    我が家の浴槽のまたぎこみ高さは?

    我が家は、タカラのミーナというユニットバスを採用しました。

    タカラのシステムバスは地震シェルター?

    さらに、タカラショールーム見学の続きです。キッチンの次は、ユニットバスです。我が家の標準仕様では、ミーナという機種でした。どのハウスメーカーや工務店でも、INAXの「ラ・バス」を採用している所は多いのですが、「ミーナ」は初めて聞きます。タカラのシステムバスの中でも、廉価グレードのようで、浴槽はFRPです。洗い場の床もFRPで凸凹されたものなのですが、ちょっと安っぽいかなぁという印象です。INAXだと、排水口にく…

    契約当初は、コストダウンのためにシャワーヘッドは樹脂製になると聞いていたのですが、なぜかタカラを選ぶとメタル製にグレードアップ。しかも、ホーロー製パネルや通常割高のハズの横長ミラーまで付けてくれるという大判ぶるまいでした。タカラのショールームの方も、「アコルデさんは、いつもいい仕様なんですよ〜」と言われていたので、さすがアコルデの岡本社長と思わされたことを思い出します。

    で、肝心の我が家の実際の浴槽の様子は、こんな感じです。
    IMG_7305.jpg
    またぎこみ高さが低い感じがわかりますでしょうか?

    これも、今まで気がついてなかったのですが、両端から真ん中になだらかに凹んでいまして、高い部分の寸法を測ると・・・
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    約355mmです。この数字は、かなり低いほうなのですが・・・

    真ん中付近を測ると・・・
    IMG_8093.jpg
    なんと、約340mm(見にくい角度の写真ですみません)となっています。

    念のため、他社のまたぎこみ高さを確認してみると、400〜450mmぐらいの高さでも、”低くてまたぎやすい”ことをアピールしているので、「何いってんだよ〜」と調子に乗っていたのですが、すぐにもう一つの重要ポイントに気が付きました。

    またぎこみの高さだけじゃなく段差も重要

    そうです。重要ポイントとは、浴槽底面と洗い場床の高さの段差でした。
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    このように、洗い場床との段差が大きいと、出入りのときにふらつきやすいらしく、この段差を最小限にしたものが最近のユニットバスは力を入れているようです。
    なんと、この商品では、またぎこみ高さを39cmに抑えながら、その差0cmとなっていました。

    この考え方は、高齢者住宅財団高齢者の住まいの改善ガイドブックの中でも触れられているようで、Housetecのページでも引用されています。
    corrente_img_04.gif
    [引用: Housetec 楽のび浴槽]

    我が家は、約34cmのまたぎこみ高さなので、思いっきり右側のに該当しそうですね・・・
    うーん。実際どのくらい段差があるのだろう。

    我が家の段差は何センチ?驚愕の結果

    ということで、実際に測ってみました。

    風呂フタを乗せると、浴槽の天面位置がわかるので測ってみると・・・
    IMG_8092.jpg
    約505mmですね。

    ということは、
    505mm − 340mm = 165mm(16.5cm)
    の段差じゃないですか!!!

    またぎ高さ2

    前述のシルエットの例だと、5〜6cmの段差でもダメッぽいのにー(汗)

    うーん。今は、あまり実感ありませんが、将来はこんな手すりを取り付けることを考えたほうが良いかもですね。

    浴槽出入り手すり

    浴室の手すりのポイント

    家の中で浴室は大変危険な場所です。健常者でも裸になり狭く滑りやすい所で立ったり座ったりするのですからときどき事故が起きても不思議ではありません。

    または、体を鍛えるか?でしょうか・・・

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