木製ルーバーラティスフェンスが三年半で剥げ剥げ

    DIY

    現在の家に入居前は、借家に住んでいたのですが、木製の立派なウッドデッキが付いていました。
    正直あまり活用出来ていなかったのですが、リビングの掃出し窓から出た所にウッドデッキがある風景はとても気に入っていました。プランニングの当初からウッドデッキを付けたいと考えていたのは、この影響が大きかったと思います。

    ただ、気になったのがやはりメンテナンスです。
    その借家には、5年ほど住ませていただいたのですが、二回ほど大家さんから留守中にウッドデッキの塗装をすると連絡がありました。実際に、指定された日に外出から帰るとウッドデッキがピカピカになっていました。
    住む立場としては、とても嬉しかったのですが、木製のウッドデッキは随分手入れが大変だなぁと実感したものです。
    しかし、これだけ手入れに気をかけられていても、私達が家を出る頃には、結構ところどころ朽ち始めていて、デッキの床も抜けそうなところもありました。土台の一部はシロアリにやられているのでは、思われるほどスカスカな部分もあったほどです。

    それだけに、とある工務店で、絶対付けるなら樹脂デッキが良い、安い木材でデッキを設置して後で苦労する人が多いと聞いた話は、とても素直に共感することが出来ました。
    (ただし、当時は高価な樹脂デッキを付ける予算なんて、我が家にはないと同時に思いましたが・・・・)

    この教えを意識したことが功を奏したかどうかは定かではありませんが、我が家は幸運にも格安の樹脂デッキと樹脂製フェンスと出会い、メンテナンスフリーを実現することが出来ました。

    しかし、一箇所だけそうではなかった所が残っていたんですよね。
    まるで、お経を書き忘れた耳なし芳一の耳のように・・・

    ラティスフェンス_jason-bass-656-unsplash
    メンテナンスフリーの重要性は数年経ってから実感しまくれます

    当初は、こんなに美しかった木製ルーバーラティスフェンス

    はい、それは後付で設置したアイリスオーヤマのルーバーラティスフェンスです。メンテナンスに難ありなことは理解した上で採用した理由は、価格もありますが、同じ方法で設置できそうな樹脂製フェンスをみつけられなかったたためです。特に、樹脂製フェンスって、結構重いですし、目隠しに有効なルーバーラティスタイプって見かけなかったんですよね。

    今は、こんなアイウッドからこんな樹脂製ルーバーフェンス製品も出ているようです。

    木製ラティスの二倍ぐらいの価格になりますが、これが当時あったら採用していたかも。

    ということで、我が家が結果的に採用した木製のルーバーラティスを設置した様子はこのとおりです。
    目隠しフェンスIMG_0321
    当然ですが、真新しいフェンスは色合いもよく、フェイクの樹脂フェンスとは違った木質感が良い風合いを魅せてくれていました。

    もちろん、この状態が永遠に続くとは思っていなかったのですが、どの程度の間隔でメンテナンスが必要になるかどうかは想像出来ていなかったんですよね。(目をそらしていたとも言う)

    わずか3年半でルーバーラティスは、こうなった

    次の写真は、2016年10月頃に撮ったものです。この時点で前述の写真から3年半ぐらいになるのですが、こんなことになりました。
    剥げ禿げラティス_IMG_3269
    剥げてますね(苦笑)
    緑のネットは、ゴーヤを栽培していたときに、つるを這わせるために付けました。
    当時は、ゴーヤのつるが触れた部分から塗装が剥げていたようです。植物の成分と何か化学反応でもあるのでしょうか?
    しかし、わずか三年半で、こんなに塗装って剥げるんですね。

    もう片方のラティスの写真です。
    剥げ禿げラティス_IMG_3270
    こちらは、ネットを張っていないので、ゴーヤのつるも這わせていません。
    やはり、ルーバー部分の被害は少ないようですが、外枠の部分などはやはり剥げ始めているので、それなりに劣化は進んでいるようです。

    引いてみてみると・・・
    剥げ禿げラティス_IMG_3271
    やはり、左側のゴーヤのつるを這わせたほうが剥げ方が顕著ですね。

    あと、塗装の発色自体が、設置当初と全く異なります。
    当初、このルーバーラティスに限らず、アイリスオーヤマのラティスのオレンジ寄りな色合いが、ちょっと浮くかなと気にしていたのですが、こんなに変わるなら心配しても仕方がありませんでした。

    結果的に、落ち着いたこの色自体は悪くなく好みなのですが、剥げていると台無しですね。

    剥げた塗装は風流ですか?

    剥げ部分をアップしてみると、こんな感じです。
    剥げ禿げラティス_IMG_3273
    侘び寂びな感じですね・・・

    もう一枚
    剥げ禿げラティス_IMG_3272
    朽ちている感じはありませんが、さすがにみすぼらしい感じですね。

    さらにもう一枚です。
    剥げ禿げラティス_IMG_3274
    実は、目隠しを考えると、ルーバーの向きは逆のほうが良かったのですが、東側からの日差しが芝生や内側の植木に届くように、この方向にしています。

    ルーバーの側面の部分も結構剥げているようです。

    このように、やむなく、重い腰を上げてメンテナンスをしなければならなくなった話をご紹介しようと思ったのですが、そこから、さらに現在3年経ってるんですね・・・(汗)

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