【悲報】インプラスを増設した12月は電気料金が大幅アップしていた

    光熱費

    タイトルの通りでございます(泣)

    この12月は、家族で家を数日空けることになったことで、24時間暖房も一旦止めたので、サンプルとしては比較対象に出来ないなぁと思っていたのですが、まさか昨年を大きく上回るとは思いませんでした。。。。

    11月の実績では、あまり変わりないと書いたんですが、寒さが本格化する12月は、さすがにインプラス効果も料金に現れるのではと期待していたのですが、完全に逆を突かれてしまいました。

    では、一体どの程度上回ったのかを早速ご覧ください。

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    断熱性能アップしても単純に下がるわけではないようですbBearさんによる写真ACからの画像

    2021年12月の電気使用量

    まず、12月の使用量をくらしTepcoのグラフで見てみます。

    毎度、同じことを書いていますが、くらしTepcoは、請求月でグラフに反映されるるので、1月分が実質12月の利用実績なのですが・・・・
    去年と比べる月別の電気使用量2020-2021
    2020年に比べて、なんと13%も使用量が多いと出てしまいました(泣)
    対象日数や、休日日数、平均気温も作年とほぼ同じなので、これは単純に使用量が増えていることを受け止めるしかありませんね。。。

    時間帯別の使用量が見えるグラフで比較してみると・・・
    2020_12月電気使用量
    夜間電力の使用量の増加が主な原因のようです。
    朝晩は、むしろ減っていました。
    夜間電力が最も安い電化上手プランでは、夜間電力に比重を置くのは悪くないのですが、インプラスの増設で確実に前年よりも性能はアップしているはずなのに、ここまで夜間電力が変わるのが不思議ですね。

    夜間は寝るだけなので、大きく利用傾向は変わらないはずなんですけどね。。。。。

    ただ、別の機会に触れたいと思いますが、家の中の温まりかたの快適性ではインプラスの絶大な効果を実感していますので、この点では十分満足しています。

    次に日別の12月の電気使用量を比較したグラフがこちら。
    2021年12月_電気使用量グラフ
    青いほうが、2021年12月ですが、9〜11日まで家を空けたので、大きく使用量が落ちています。
    その後の上下落差が前年よりも激しいですね。

    使用量が跳ね上がった12月27日の時間別を見てみると、やはり深夜の01:00〜03:00ぐらいの使用量がかなり増えていました。
    12月27日の時間帯別
    この時間帯は、主にエコキュートの電力でしょうね。
    気象庁のデータで確認すると確かにこの日は、最低気温が.9度ぐらいまで低下していたので、その影響を受けているように見えます。

    平均気温が前年と変わらないと言っても、極端な温度差がある日の影響は、やはり出てくるのかなと思います。

    やっぱり、次エコキュートを交換するときは、ウレタンクの日立製がいいかなー

    [続] エコキュートを断熱すると省エネになるって本当?

    まさかの、以前書いたエコキュートを断熱すると省エネになるって本当?という記事の続きです。もちろん、元々続編を書くつもりは毛頭なかったのですが、先日ケーズデンキでIHヒーターを購入した際に、思わずパチリとこんな写真を撮ってしまいました。ウレタンク!(笑)「エコキュート 断熱」で検索すると、グラスウールなどの市販の断熱材で包んだりと涙ぐましい努力の様子が様々に見られるのですが、最初からウレタンで断熱された…

    2021年12月の電気使用量

    続いては、料金で見ていきます。

    まず、前年の2020年12月の電気料金はこちら。
    2020_12月電気料金
    暖房の局所&間欠運転だったころの12月の電気料金が1万円を切っていたこともあるので、ちょっと高いなぁと思ったときもあったのですが、24時間運転でこのぐらいであれば、まぁ優秀なほうだったのかなと思います。

    では、問題の今回の2021年12月の利用料金がこちら。
    2021_12月電気料金
    2018年12月のワースト記録14,399円までは、行かなかったものの、歴代ワースト2記録です(泣)。

    電気料金比では、13%どころか、36%増ですね….

    グラフで見ると、
    去年と比べる月別の電気料金2020-2021

    これまでにないほど、前年からの格差が激しいのがショックです(泣)

    しかし、内訳をよく比較してみると、料金の違いは使用量だけではないことがわかりました。

    燃料費調整額の割引幅の大幅な縮小や、再エネ発電賦課金の増額がかなり大きく影響しています。
    純粋な電力利用量部分だけで比較すると、625円の増加でした。
    12月料金比較表

    さらに、逆に増えていた太陽光売電の収入と相殺するると、トータルでは、プラス7,446円で、前年より37円の収入減というほとんど変わらない結果になっていました。

    これは、今回の電気使用量の増加が太陽光売電が発生しない夜間電力に集中していたのも幸いだったと思います。

    結果としては、前年とほとんど変わらなかったのは良かったのですが、本来インプラス増設や不在分の効果も出ていてもおかしくないことを考えると、複雑な心境です。

    いやぁ、それにしても燃料費の値上がりは大きいですね・・・

    似た他のご家族との比較を見ると油断できない

    最後に似た他の家族の実績とも確認してみると・・・

    他のご家庭と比べる2020-2021

    似た家族の使用量は減っているのに、我が家の使用量はかなり増えているのがわかります。
    しかも、我が家の上がり幅のほうが大きい(泣)。

    作年のインプラス増加は、かなり広範囲に取り付けたので、確実に断熱性能はアップしている(体感的にも)はずなのですが、こんな結果が出るんですね。

    同じエアコンのつけっぱなしで、どちらかというと温度設定を下げる方向に調整しているぐらいだったのですが、この結果は本当に驚きです。エアコンの設置条件によって、断熱性能が向上しても、かえって電気を消費しやすい運転になったりすることがあるのかなぁ。

    ということで、やっぱり断熱性能の計算で、電気料金が安くなるという皮算用は、あんまり過度な期待をしないほうが良いのではあらためて思うのでした。

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