グリーン住宅ポイント大作戦の続きです。
今回は、いよいよテラス屋根の施工のご紹介です。
ずっと、樹脂デッキ上のテラス屋根を妄想し続けてきましが、グリーン住宅ポイントの追加工事のおかげで、ようやく夢が叶います。
叶うといえば、「きっと叶う 家づくり」のアコルデのホームページがいつの間にかリニューアルしてました。アコルデも色々がんばっているようで嬉しくなります。
このテラス屋根工事もアコルデの施工なので全面的に安心していますが、今回もそんな施工の仕方があるんだと勉強になりました。
ということで、早速ご覧ください。
わかっちゃいるけど外壁に穴開けるのはやだなぁPeggy_MarcoによるPixabayからの画像
テラス屋根の計画おさらい
以前の記事で、今回のテラス屋根の計画を書きましたが、おさらいです。
あらかじめ、アコルデにこんな資料で今回のテラス屋根の取り付けイメージを伝えていました。
3.5間の間口にLIXILのスピーネをつける場合は、連棟仕様になるため柱が納得できる位置になる組み合わせを、カタログから調べて具体的に伝えました。本当は、3.0間通しのタイプ+0.5間にしたかったのですが、組み合わせ不可なんですよねー。
さらに、シャッターボックスの上にエアコン配管が通っていることや、デッキ前のフェンスにギリギリまで寄せて欲しいことを伝えるため、こんな図面も作成しました。
心配だったのは、向かって右端の柱がコンクリート部分に穴を空けて取り付ける必要があるのですが、枡や水道メーターの配管と干渉しそうだったことです。
一応、この辺りは事前に現場でも確認してもらい、大丈夫となったのですが、事前にこの資料を送っておいたことで、現地調査でも話はとてもスムーズでした。
向かって、左端の柱の位置によってデッキ下収納の使い勝手に影響するので少し心配だったのですが、ある程度テラス屋根の柱位置は左右に調整できるそうです。
ちなみに、当然ながらここまで、細かい資料を送ってくる人はまずいないそうです(笑)
施工準備と柱位置の確認
バルコニーのテラス屋根の取り付けの時もそうでしたが、テラス屋根の取り付けには資材を広げたり、丸のこを使うスペースが必要です。
今回は、インプラスの取り付けも同日施工で職人さんの出入りと、建材の搬入が頻繁になるのがわかっていたのもありますが、あらかじめ我が家の車は近くのコイン駐車場に移動しておきました。
我が家は、駐車場一台分しかないので、こういうときは、少し不便さはあります。
店開きの様子はこんな感じです。
共有の私道のため、奥の家の車の出入りができるか心配でしたが、なんとか車が通れるスペースは確保できています。
まぁ、このくらいのスペースは入りますよね。
さらに、駐車場側もトラックをずらして置いて、荷下ろしスペースを確保していました。
やはり、前回のバルコニーのテラス屋根よりも大きいので作業スペースもけっこう必要なようです。
さて、ここで、さきほど気になると書いた柱の位置の確認をしました。
心配だったのは、以前追加したカートランクがテラス屋根出し入れができなくなることです。
余裕を持って、このようにカートランクを樹脂デッキの下から出せるように・・・
このあたりに柱をつけてもらうことにしました。
この位置に付けられるのであれば、なんとかカートランクの出し入れは問題なさそうです。
樹脂デッキ上の作業になりますが、このようにしっかり養生もしてくださり安心です。
当たり前なのかもしれませんが、イオンのエアコンの施工の時に、アコルデの鈴木さんの養生との丁寧さの違いを目の当たりにしたので、業者さんによって、違いがあるかもですね。
とにかく、鈴木さんの仕切る現場の養生は、本当に安心感があります。
このように、シャッターボックスの上にエアコン配管がまわっているので、ここより上につけてもらう必要があります。
そして、これが、取り付け直前の最後の南面の様子です。
屋根のない開放感あるこの外観も好きだったので、正直複雑で寂しい気分です。
あれ?潰れ防止スペーサーはどうなったの???
ということで、いよいよ施工が始まりました。
まずは、外壁に垂木掛けを取り付けている様子です。
うわー。本当に穴開けちゃってるよーと思いながら見ている間に・・・
あっという間に垂木掛けが付いてしまった・・・
よく見ると、垂木掛けに455ピッチで穴が空いてますね。
我が家は、胴縁が455ピッチで入っているので、下地の心配はないそうです。
横一文字に垂木掛けが付いた様子です。
シャッターの上のエアコン配管より上にしていましたが、それよりもかなり高い位置になっているのがわかると思います。これは、現場で位置を確認して決めたんですが、ロング柱を追加してほぼ目一杯の高さにしてもらっていると思います。
あまり、ギリギリの高さにすると、シャッターボックスやエアコン配管のメンテナンスの邪魔になりそうというのもあったのですが、高くしているの別の狙いがありまた次の機会にご紹介します。
・・・っていうか、あれ???
事前に相談した潰れ防止スペーサーの話って、どうなったんだろう?
もしかしたら、見逃してしまったのかもしれませんが、あっという間に垂木が付いてしまって確認できず、心配になってしまいました。
うーん。。。
一生懸命工事をされている途中で、聞くのも申し訳ないけど、どうしよう・・・
と思っていたら、すぐに垂木掛けが外されてしまいました。
どうやら、あくまで仮止めだったようです。
垂木掛けの穴の位置にしっかり穴が開いているので、穴を正確に開けるために一旦、位置合わせも兼ねて固定したのかもしれれません。
いやぁ、それにしても、当然なんですが、壁に穴が開くというのは、やはり心中穏やかではいられません。
かなり大きな穴だなぁと思いながら見ていたのですが、よく考えると、直接ビス打ちするなら大きすぎる穴ですね。
このように、しっかり455ピッチで、たくさん、穴が空いてしまいました・・・・(汗)
もう後戻りできないですね(苦笑)
この後、職人さんが、何やら、アルミ製のパイプらしきものを穴に差し込んでいます・・・
印をつけて、アルミパイプをカットして・・・
穴に入れたらこんな感じです。
我が家は、胴縁部分で下地があるため、外壁通気部分のスペーサーとしての役割は必要ないので、これはサイディングの潰れ防止目的ですね。
[グリーン住宅ポイント大作戦]テラス屋根をサイディング外壁に取り付ける時に注意すべき施工方法
グリーン住宅ポイント大作戦の続きです。前回は、万一の引っ越しの際にテラス屋根が邪魔になることを妻が心配しているということを書きましたが、私も先々の外壁塗装の時にどうなるんだろうということが、少し気になってきました。既にわが家は、二階バルコニーにもテラス屋根を取り付けているので、このままだと軒天とかの塗装が塗れません。前回も、外壁塗装の際には、ポリカ部分を外すらしいことを書いたのですが、どうやって外…
事前の現地調査の時に、LIXIL純正の通気工法スペーサーと潰れ防止スペーサーの説明を受けたのですが、この純正品を使うと、もっと大きな穴を空けることになるらしいのです。
この職人さんとしては、あまり外壁に大きな穴を開けないほうが良いんじゃないかということで、アルミのパイプをカットして、潰れ防止対策としているとのことだったので、その方法でおまかせしました。
一つ一つ、アルミパイプをカットする作業があるので、かえって面倒だと思うのですが、とても丁寧に作業してくださっていたので、安心しました。
何かあったときの、メーカー保証はどうなるのか?など、色々な見方はあると思いますが、私の場合は説明に納得したので、これで良かったと思っています。
このように、必ずしもメーカー純正施工方法以外のやり方って、このように職人さんの解釈で色々アレンジされてるんだと思うので、気になる人は、よく確認した方がよいでしょうね。
すっかり、長くなってしまったので、この話は次に続きます。
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