樹脂サッシが汚れを引き寄せ汚れやすいのは内窓だけの問題?

    リフォーム

    インプラス(内窓)取り付けシリーズの続きです。

    前々回、インプラス取り付けをアコルデにお願いすることを決断したことを書きましたが、アコルデの見積もりを見てとある発見がありました。

    いつも色々と調べ尽くして検討しているつもりですが、いやぁ私の目は節穴もいいとこ、いかにインプラスという商品に興味がなかったのかと痛感させられました。

    ほんと、コスパばっかしか見てなかったです(笑)

    タイトルを見れば、大体ご想像は付くと思いますが、どんな発見があったのかをご紹介していきます。

    94289_s_窓汚れ
    窓に手が届くんやったらまだええけどな@acworksさんによる写真ACからの写真

    ダストバリアって何?

    アコルデのインプラス工事の見積もりを受け取ると”ダストバリア工事”という言葉がありました。
    ダストバリア?
    exshopサイトで取った簡易見積もりには、そんな記述を見たことがないのですが、アコルデ独自の工事なのでしょうか?

    バリアと言えばこんな感じ?(笑)
    1438529_バリア
    内窓を付けるときに間にホコリが入らないように何やら工夫して工事するのかな???
    とか想像が膨らみましたが、どうやら違うようです。

    アコルデの見積もりでは、”ダストバリア工事”とありましたがLIXILのインプラスの機能のことでした。
    LIXILだけの新技術ダストバリア
    「サッシが汚れる原因」なんて、考えたこともなかったのですが、LIXIL独自の技術でホコリを寄せ付けにくく、汚れが付着しにくいダストバリアという機能が現在のインプラスには付くようなのです。

    つまり一般的な樹脂サッシは汚れやすいということ?

    結構インパクトがあったのが、この画像です。
    ほこりが溜まりにくく掃除の負担をグンと軽減
    一般的な樹脂製のサッシだと右のように汚れやすいのが、ダストバリア仕様のインプラスは特殊な樹脂を採用しているので、ホコリを寄せ付けず汚れにくいのだとか。

    おぉ〜。これは嬉しい。
    特に、今回普段手が届かない吹き抜けの窓に付けるので、右側のように汚れてしまうとお手上げになります。

    一方で、樹脂製のサッシがこんなに汚れる問題を抱えていたというのは初耳で、これが発見だったというわけです。
    まぁ、この写真はLIXILのカタログのものなので、少々誇張もあるでしょうから差し引いて見ないといけないでしょうけどね。

    樹脂がホコリを引き寄せやすいのは、表面に静電気が帯電しやすいためなんですね。
    なぜホコリ付着のメカニズム
    なるほど、これを見て思い出したのがわが家のトイレの手洗い鉢にホコリが溜まりやすいことです。
    ホコリが溜まりやすいのは換気ルートの問題とばかり思っていましたが、樹脂製の鉢の帯電性にも関係しているのかも。帯電防止スプレーとか試してみようかな・・・

    トイレの換気扇の位置とホコリの関係+トゥルーライフもWebリニューアル!

    アコルデに引き続き、トゥルーライフのWebサイトもリニューアルされていました!以前もモデルハウスの情報をご紹介したトゥルーライフは、仲介手数料無料の不動産仲介業に加え、注文住宅も手がけられている会社です。藤沢の不動産情報(物件探し)ならトゥルーライフトゥルーライフの他社とは違う3つの強み トゥルーライフでは3つのポイントで他社とのポイントで他社との差別化を図っております。湘南・藤沢の不動産会社を代表…

    ただし、樹脂だけでなく、ガラス自体もホコリを引き寄せる帯電性を持っているみたいなんですけどね。
    静電気と帯電について
    [引用: 窓ガラスが汚れる原因 株式会社東洋技研]

    ということは、結局窓を定期的にお掃除する手段は考慮しておかないといけないですね。
    インプラスのカタログでも「お掃除はグンとラクになります。」とはありましたが、メンテナンスフリーと書いてあるわけではないので。

    でも、あんまり話題になっていないことが不思議

    ただ、これって後付の内窓だけの問題じゃないのに、流行りの樹脂サッシや、もはや標準で当たり前のアルミ樹脂複合サッシでも同じ問題があると思うのですが、ほとんど見かけない話題のような気がします。

    LIXIL自身の商品を見てみても、インプラス以外の樹脂サッシやアルミ樹脂複合サッシを見てもダストバリアの機能が見当たらないんですよね。単に見落としているだけなのでしょうか…..?

    LIXILの方が、
    「今ある窓の内窓として樹脂サッシを取り付ける事で熱の出入りを抑える方法があります。一方、樹脂サッシは静電気を帯電させ、ホコリを引き寄せ、汚れやすい欠点があります。」
    「一関LIXIL 製作所では、静電気を帯電させない事によりホコリを寄せつけず、汚れにくく、手入れが簡単な樹脂サッシを生産しています。」
    と話していた2014年の記事を見つけたのですが、これは内窓に限った話しなんですかね。

    また、樹脂の静電気による汚れは内側だけでなく、外観にも関係する問題のようで、
    「樹脂系外壁材が静電気を帯びホコリを呼び寄せて雨で流れることが汚れる原因です。静電気を帯びる樹脂系の材料を使っていないので、ホコリを呼び寄せず汚れにくく、メンテナンス頻度が低く耐久性の高い外壁です。」
    と、樹脂系の材料を避けて外観のメンテナンス性にこだわっている工務店さんがいらっしゃるんだなと関心していたら….

    窓は、しっかりAPW300/APW430などの樹脂サッシを採用していて、そこはいいんだと不思議に思ってしまいました。

    既に、樹脂サッシは特にアピールされていないだけで、帯電性によるホコリ・汚れ問題は解決済みなんですかね?

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