【貸家リフォームWeb内覧会】ビフォアアフターキッチン編

    リフォーム

    奈良の家が空き家になってしまった問題の続きです。

    前回に続いて、築25年貸家のリフォームの内覧会としてキッチンのビフォア・アフターをご紹介します。

    冷蔵庫とインターフォンのビフォア・アフター

    まず、リフォーム前のキッチンの冷蔵庫スペースとホール出入り口の写真です。

    築11年と築25年の戸建ての内装:キッチン編

    築11年と築25年の戸建ての内装:キッチン編

    いかにも退去後というクロスの汚れが目立ちます。

    階段下の裏は年月を感じる汚れがついています。

    築11年と築25年の戸建ての内装:キッチン編

    この汚れは、お約束で、取れにくい汚れだと思っていたのですが、現在の我が家で約10年後の冷蔵庫の裏面は意外に綺麗でした。

    冷蔵庫の保証と必死過ぎたドタバタ当日配送設置

    実は、奈良の家のクロスの汚れも簡単に取れる程度の汚れだったのか、最近の冷蔵庫は汚れにくくなっているのかどちらなのでしょう?

    いずれにしても、冷蔵庫を置けば隠れてしまうので、気にしてもしょうがないんですけどね。

    続いてリフォーム後の写真です。

    クロスを張り替えて、すっかり綺麗になりました。

    隠れて見えなくなると言っても、これから住んでいただく方に、気持ちよく冷蔵庫置き場としてご利用いただけそうです。

    今回、25年そのままだったインターフォンも交換してもらいました。

    シンプルな製品ですが、デザインもスッキリのタッチパネルタイプで、我が家のインターフォン親機よりも良いのではと思うくらいです。

    しかし、こうしてみるとますますスイッチカバーを交換しておけばよかった….

    遠目に見るとこんな感じ。前回、ご紹介したドアノブも新しくなり綺麗になったのですが、やはりスイッチとコンセントの黄変が古ぼけた感じを出して、リフォームの印象の足を引っ張ってしまっています。

    ピンボケですが、このようにスイッチとコンセントを除けば、新築の頃を思い出すように美しく蘇りました。

    汚れのひどかったエアコン取り付け跡もスッキリ

    続いて、反対側の面の様子です。

    ビフォア写真の良いものがなく解像度が粗いのですが、このように隣接する和室とキッチンを隔てるガラス障子戸があります。

    築11年と築25年の戸建ての内装:キッチン編

    この写真では、あまり汚れた感じがないので違いはわかりにくいかもですが….

    クロス張替えですっかり綺麗になりました。

    障子の木材部分は、経年相応の傷が汚れがあるのは当然ですが、全体的に新築時より飴色がかってきています。

    これを味と思えるかどうかは、住まわれる方の感覚にもよると思います。

    ガラス障子の左下に見えるのは、我が家が住んでいたときは、まったく使ったことがなかったガスのコンセントなのですが、リフォーム前に

    蓋が壊れていたのを新しくしてもらいました。

    もう一度、リフォーム前の写真です。

    ガスコンセントの蓋が壊れて外れている様子がわかります。

    この窓は、連棟の隣の家の壁に面する位置で、採光はほとんど望めないのですが、一応南向きの窓になります。

    我が家の南部分は、2階部分が繋がっており1階部分が離れているため、こんなに近い位置にとなりの壁があります。

    窓の上にエアコンを外した跡がありますが、我が家が住んでいた頃は、ここにエアコンは取り付けていませんでした。

    前回の入居者の方は、エアコンを取り付けて利用されていたようです。

    (コンセントがあるので取り付け位置には問題がないのですが、特に事前相談なく壁に穴を開けて取り付けられていたので当初は驚きました)

    続いて、クロスリフォームが終了した様子がこちら。

    見違えるように美しくなりました。

    クロス張替えの効果には、本当に驚きます。

    これだけ綺麗になると気分もかなり変わるはずなので、クロス張替えはコスパが高いですね。

    ただ、実際は家具の移動が大変なので、そう簡単にできるものではないのですが。

    エアコンの穴から出ているのは、ケーブルテレビの同軸ケーブルです。

    このケーブルの撤去を前の入居者にお願いしたのですが、利用していたプロバイダに撤去を依頼すると出来ないと言われていて、何やらトラブっていました。利用開始時には、プロバイダ経由でケーブルを施設してもらったはずらしいのですが、取り付けは自分たちがしたわけではないので、取り外せないと言われてしまったようです。

    そうだとしても、そのプロバイダがどこかに手配したんだと思うんですけどね。

    不動産業者から相談があって、次の入居者が使いたいという可能性もあるので、不要と言われない限りそのままにしておきましょうということになりました。今のところ、撤去の要望はないので、そのままになっていると思います。

    25年ぶりにコンロも新調

    続いて25年もののガスコンロです。

    築11年と築25年の戸建ての内装:キッチン編

    築11年と築25年の戸建ての内装:キッチン編

    https://blog.kisekinomyhome.com/wp-content/uploads/img/202204021903405b8.jpg

    少し火が付きにくいとは聞いていたのですが、結局25年目まで利用いただけました。

    この写真は、クリーニング前なのですが、かなり綺麗に使ってくださったことがわかり、ありがたいです。

    交換されて、今風のガスコンロに変わりました。

    一番シンプルで安価なものだと思いますが、ガスコンロの進化の恩恵も受けているようです。

    最新のビルトインコンロは、温度センサー(Siセンサー)と炎検知センサーがついているのが当たり前なんですね。

    2008年以降に、Siセンサーの搭載が義務付けられたということを初めて知りました。

    シンクの蛇口は、卓上食洗機を後付していたので、分岐水栓を付けていたのですが….

    築11年と築25年の戸建ての内装:キッチン編

    築11年と築25年の戸建ての内装:キッチン編

    水漏れがあるとのことで蛇口も新しくしました。(真正面すぎてわかりにくい…)

    今どきのシンクにくらべると、めちゃシンプルですが、お掃除は楽だと思います。

    なぜか、退去の際にアルミホイルで包まれていたガスコックが姿を現していました。

    特に交換された様子はないですが、単に汚れていただけなんだろうか?

    ちなみに、キッチンの収納はこんな感じです。

    25年目でこんな見た目です。意外に綺麗なのではないでしょうか?

    この開扉で収納を使いこなすのは難しく、現在の引き出し式のキッチンのありがたみを再認識します。

    このキッチンの唯一の引き出しです。

    高級レール仕様ではありませんが、まだちゃんと動いていました。

    こちらも、割と綺麗です。

    床がステンレス?だからでしょうか?

    鍋やフライパンなどの金属ものをガシガシ置いていたような気がしますが、見えないところとはいえ、キッチンの中が腐食していなくてよかったです。

    湿気などにやられていることもないようです。

    退去時は、油汚れでコテコテになっていましたが、吊り戸棚のこちらや。。。

    こちらも、特に手を入れておらずクリーニングだけですが、割と綺麗です。

    ということで、リフォーム後のキッチンはこのようになりました。

    もっとちゃんとした構図の写真を撮っておけばよかった….

    写真で見ると、我が家が入居した新築の頃と、あまり雰囲気が変わりません。

    当時は、新築のこのキッチンで生活を始められることにかなりテンションが上がった記憶がありますが、今見ると当然古臭さは否めませんね。

    随分、贅沢な感覚になったものです。

    それにしても、ケーブルテレビのケーブルが長すぎる気がするけど、邪魔じゃないのかなぁ(苦笑)

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