なんと!(こればっかり)
この記事で、1000カウント目となりました!!!
実際は、途中間違った操作で記事を削除したり、一部非公開設定(特に内容のなかった記事です)にしたのがあるので、厳密には1000記事になっていないのですが、まぁ、よくこんなに続いたものです。誰か褒めてください(笑)
で、今回は、キリ番1000記念ということで何か書けないかなぁと思いました。
試しに、「1000万円」で、当ブログを検索してみると、20件以上の記事が出てきました。
ということで、1000万円という単位にまつわる、我が家の家づくりのエピソードを今回は少し振り返ってみたいと思います。
よろしければ、お付き合いくださいませ・・・
どこまで、このブログ続くんでしょうかねぇ?
1000万円貯めるより借りなよのススメの注意事項
我が家の住宅ローンの歴史は、1996年に購入した奈良の家から始まっています。当時、手持ち資金がなかった私達に「10年かけて1000万円貯めるのもいいけど、もし金利が上がったら同じぐらい総支払額が増えまっせ。ハイ、ご苦労さん!っというハナシですわ」と説得させたことを思い出します。これで、世間知らずな私達は、まんまと丸め込まれた感じですかね(笑)
しかし、家づくりに関するコストを全く分かっていなかったのに、なんとなく1000万円ぐらい貯めたほうがいいかなと思っていた根拠は何だったんでしょう? 1000万円ってなんだか不思議な達成感と万能感があるからですかねぇ。
[さすが1000マン!]
当時、住宅ローンの頭金には二割必要と言われていたので、3000万円の家を買うなら600万円は必要で、さらに諸費用が300〜400万円を想定して1000万円って感じかなとも思いますが、そんな深く考えてなかった気もします(笑)
でも、この計算だと、1000万円貯めても、やっと3000万円の物件がターゲットなわけで、ちっとも万能ではありませんね(汗)
このニシオカの話には、ある意味説得力があるものの、意図的かどうか重大な説明不足がありました。
その一つは、物件選びの重要性です。
新築は買った瞬間に2割下がると言われますが、金利の値上がりリスク以上に、物件の値下がりで結局損をしてしまうことがあることです。実際我が家は、想定外の住み替えに遭遇したときに、残債以上で売れないほどまで相場が下がってしまっていたので、かなり困りました。
住み替えることがなければ、あまり関係ないかもしれませんが、人生先に何があるかわかりませんからね・・・
わずか10年ほどで半分以下の相場になっているとは当時は思いもよりませんでした@MerioによるPixabayからの画像
当時は、
「自己資金がなくても、今借りて買うことに合理性があること」
「目の前の物件を買うことが妥当であること」
は、全く分けて考えるべきということが意識出来ていなかったように思います。
不動産や住宅の営業マンの方は、このあたりを巧みに織り交ぜて説得してこられるので、これから検討される方は、どうぞ慎重に・・・
いつの間にか1000万円以上返済出来ていた
ということで、我が家は一軒目の住宅ローンを抱えながら二軒目の住宅ローンを追加で借りることになったわけですが、それはもう大きな重圧でした。
追加の住宅ローンは、42歳時点での35年ローンなので77歳までの返済になりますしね。
この時点で住宅ローン残債が残り13年で約1520万円以下まで減らせていたところに、3040万円のローンが積み上がったわけですが、現在の残債と比較して見たところ、このようになりました。
なんと、約6年半で約1200万円ほど、借金を減らせていました!
同時の返済はキツイですが、その分返済スピードも早いですね。
60歳の定年まで、あと11年半ほどなのですが、このペースで頑張りつつ少しプラスアルフアで2400万円ぐらいは減らせそうです。となると、定年時点で残債930万円ぐらいの見込みですね。
奈良の家は、なんとか借り手が続いているものの、年間約マイナス30万円ほどのキャッシュフローです。
あと、7年頑張れば家賃が丸々プラスになると思いたいところですが、そう単純にはいかないでしょう。
それまでに退去の可能性もありますし、完済時点で築30年にもなるので、リフォームして貸し続けるか売るか判断が難しいところです。
ちなみに、奈良の家のローン返済予定表を新旧比較してみました。
利息の低下に伴って、一度返済額が改定されているのですが、元金は今のほうが割合も金額も大きくなっています。
約20年前にゆとり返済をしていた当初の5年間ほどは、この比率が全く逆でした。毎月8万円ほど払っているのに、元金が確か9千円ほどしか減っておらず愕然とした記憶があります。
いやぁ、よくここまで減らして来たものです。
これで、売っても利益の出る物件選びさえ出来ていれば、ちょっとした資産形成になったかもなんですけどね。
建物価格が1000万円と出ている家は、見積もりがだいたい1300〜1600万円前後になる
我が家が、当初は建売でと考えていたのに、注文住宅を目指すことになったのは、とある不動産屋で「1500万円ぐらいで注文住宅を建てられるよ」と言われたことがきっかけでした。
[ホンマにちゃんと建ててくれる?]
これを真に受けて、ハウスメーカーに突撃して、とても大変な思いをしました。
痛感したのが、実際に見積もりを取ってみると、大抵、ホームページやカタログの表示価格を見て自分が予測する金額の200〜300万円ぐらいは必ず上回ったものが出てくることです。
あらかじめ表示価格に自分なりに上乗せして考えていても、ことごとく裏切られました。
そこで、当時自分なりに目安とした考え方が
「1500万円で家を建てようと考える我が家の場合、本体表示価格が約一千万以下じゃないと無理」
という結論でした。(約30坪の建物の想定です)
なので、878万円や、1082万円や、980万円などの、一千万円前後の規格住宅を徹底的に探していました。
世間では、注文住宅で2000万円を切るとローコスト住宅とみなされるようですが、この価格帯って超ローコストの部類なんですかね。よく書店で一千万台でも夢の注文住宅みたいな本を手にとって見ると、ほとんど一千万台後半の事例で、とても惨めな気持ちになった記憶があります。
現在では、樹脂アル複合サッシの標準化など、ローコスト住宅でも断熱仕様の底上げの影響もあってか、1000万円前後では規格住宅でもあまり見つかりませんね。一部、新興と思われるニ○ニ○住宅やは○ま○ハウスなど、当時は見かけなかった会社が、1000万円を切る価格で出してきていますが、どんな評判なのか気になります。
LIXIL系ハウスメーカーのアイフルホームからこんな商品も出ているようですね。
お薦めプラン|1000万円以下からの基本本体価格「i-Prime7」の間取りの特長|アイフルホーム
1000万円以下からのアイフルホームのネット限定住宅「i-Prime7(アイプライムセブン)」のお薦めプラン。パーティーを楽しむプランと収納が充実プランの2タイプ。i-Prime7の2タイプの間取りの特長
ただ、予算を意識するあまり、どうせ我が家は1000万円を”銘打っている”ビルダーの家じゃないとダメで、当初アコルデで建てることは絶対無理とまで思い込んでしまっていたんですよね。
実際に、アコルデに最初見積もりをもらったときには、建物本体価格が1400万円ぐらいだったので、直感的にこりゃ我が家には無理だと思ってしまいました。
でも、実際はこの金額の中に入っている内容と意味が全然違ったんです。
一見安い、一千万円の家でもちょっとした設計要望などでも、細かくオプション計上されてしまうと、あっという間に金額が数百万上がってしまいます。その点、アコルデの場合は、注文住宅の場合に起こりうる金額を予め本体価格にかなり含んでくれているので、安心して注文住宅を楽しむことが出来ました。
おそらくアコルデにやってもらったことを、1000万円の本体価格の家で建てていたら、もっと合計金額は膨らんでいたと思います。
あれは2000万円いくやろなぁ、1000万円やったらこの家かな?@StockSnapによるPixabayからの画像
ということで、1000万円以下の本体価格の家は、一見安そうに見えます(実際にすごいコスパのものもあります)が、我が家のように十分対抗できる条件を出してくれるビルダーもいらっしゃる可能性があると思います。
このブログを訪れるかたは、ローコスト住宅をご検討中のことも多いと思いますので、我が家のようにあまり選択肢を狭めずに、あきらめずご検討されてはいかがでしょうか。
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