救いの天空率

    奇跡の工務店

    こちらで検討した、屋根の形について、アコルデの社長から返事がありました。

    屋根イメージ_house-158939_1280
    [どんな屋根になるかな・・・ドキドキワクワク]

    送った屋根の形状でパースを起こしてみてくれるそうなので、岡本社長のパッと見ではおかしな提案ではなかったのかなと安堵しました。

    母屋下げが緩和できると窓が高くできる

    岡本社長には1.5母屋下げと言われていたのですが、正式に調べると1母屋で大丈夫だったそうです。
    1.5母屋だと、二階の東側の窓を低めに設定しなければならなかったのが、高くできるとのこと。

    母屋下げイメージ

    K様邸新築工事

    北側は道路に見えるところの大部分が隣地なため、斜線制限のため母屋下がりとしている。

    [母屋下げになると、こんな感じで窓が屋根の下ぎりぎりになることもあるんですね]

    母屋下げは、窓の高さにも影響するんですよね。これは助かります。

    しかし、この後・・・

    バルコニーを出す件の相談をしたのですが、その返事を頂いたメールの最後に身を乗り出すコメントがぁ!!!

    母屋下げしなくても良いかも!

    話は変わりますが、先日の屋根形状(南側から上る斜面)で天空率をもう一度緩和を含めて相談したところ、正式に北側の空きを1000㎜まで大丈夫です。屋根形状を南斜面に少し心残りがありましたら再度検討してみて下さい。(将来太陽光を乗せるのでしたら有利にはなる利点があります。)

    こちらは、岡本社長の当時の文章そのままです。

    太陽光_solar-system-2939560_1920
    [太陽光かぁ・・・お金ないし今は考えられへんけど・・・]

    当初、北側1.7mの空きが必要だったのが、正式に1mの空きで大丈夫になったとのこと。

    しゃ、しゃちょ〜!!!!
    グッジョーブ!!!( ´∀`)bグッ!

    私がお願いした屋根の形状も検討しながらも、天空率での緩和をあきらめずに検討してくれていたんですね。
    もしかしたら、私が変な屋根の提案をしたもんだから、見るに見かねてw検討してくれたのかもしれませんが(汗)

    手間のかかる天空率を駆使した、まさに神対応

    これで、庭スペースの問題小屋裏収納の階段も完全解決です。

    天空率でググってみると、かなり面倒な手続きであることがわかります。

    天空率_tenku-18

    天空率の活用とその概要

    天空率のメリット 天空率を採用するメリットはデザイン自由度と空間を有効に使えることです。

    [天空率・・・かなりややこしいですね]

    会社に一級建築士の資格を持った同僚がいるので、聞いてみると。
    「そんな本格的な設計するの???」と随分びっくりしていました。

    手間も費用もかかる作業だと思うのですが、施主の立場に立って検討してくれるアコルデさんのおかげで救われました。

    ただし、バルコニーを455mm出すのとバルコニー上の軒を600mm出すと、天空率計算に影響が出てしまうため確認申請を出してみないと1mの空きのままで行けるかどうか最終的にわからないとのことでした。

    なんとかなるかも知れないので、建築主事に掛け合ってくれるとの岡本社長の言葉でしたが、妻とも下記の相談をして方針を決めました。

    庇と軒問題にも決着を付ける

    • 「今時の防水施工なので、庇が浅くて雨があたり傷みやすいということはない」という岡本社長の言葉を信じる
    • バルコニーの延長は見送る。1階掃き出し窓の日射の問題は心配だが、シャッターボックスの上に庇を付けるのは見た目がおかしいのでやらない。どうしても必要なら将来テラス屋根の取り付けを考える。
    • 小さい窓に付ける、デザイン性のあるアルミの庇があるそうですが、もし本当に必要なら後付で考える。
    • 南側のバルコニー上の軒の出のみ、600mmで検討してもらう。

    何かと大変そうなバルコニーの延長を見送って、北側1mで、当初の屋根を実現してもらうことを優先しました。

    ちなみに、後付のアルミの庇は例えばこんな感じです。
    後付庇_16062701_b

    これは、デザイン性があるって言うよりゴツいですけどね・・・(汗)

    屋根の外観も、小屋裏収納含めた間取りも、結果的に希望通りとなり大満足です。

    かなりめんどくさい検討だったと思うのですが、施主の意向を叶えるために一生懸命なアコルデさんらしい対応だったと本当に感謝しています。

    間取り検討の紆余曲折リスト

    1. [高級感と余裕] 魅惑のメーターモジュールと30坪の現実 [なのに狭い?]
    2. [水回りは] 2階浴室とリビングの広さの関係 [意外とスペースを取っている]
    3. [気兼ねなく]バルコニーとロフトは廊下からのススメ[誰でも出入り出来る]
    4. [対角線の目線で] 和室も広さも便利も諦めない、30坪の間取りの可能性[広がりが出る]
    5. 家具を活かす間取りの難しさ
    6. 家族思いの広々小屋裏収納は固定階段付きがお勧め
    7. 変形土地の間取りがムズイ
    8. これならちょっぴり庭がとれるかも?
    9. 間取りを入れて土地への思いが強くなる
    10. 出来そうで出来ない間取りカスタマイズ
    11. 見積もり依頼の開始と小屋裏収納付きの規格住宅間取り
    12. やっぱり和室は6帖で収納はもっと欲しい
    13. 一階の広さを変えずに、総二階で床面積を節約する方法
    14. 吹き抜けの位置には要注意
    15. 階段下は、トイレや収納とは限らない
    16. 建具の数と階段下の納まり
    17. 初めてのイメージパースは白い家?
    18. 冷暖房が心配な二階とつながる吹き抜け
    19. 22区画分譲に向けた妄想間取り
    20. 向きを変えたらスペースが増えたのだ
    21. 収納は人が立つ場所のスペースがポイント
    22. 間取り瞬殺くるりんぱ!
    23. コックピット型キッチンの通路は75cmで充分?
    24. セコすぎる?床面積の節約作戦
    25. 吊り戸棚が縦に伸びると食器棚なのか?
    26. 今更どこに(汗)PSって何なのさ?
    27. 洗面脱衣所になぜそんなものを!?
    28. 奥行き1365mmのトイレは、横からの出入りに向かない
    29. [我が家の間取り] 三枚引戸は壁厚注意 [最終プラン]
    30. 開ける道 [最終プラン室内窓修正版]
    31. 行き詰まる小屋裏収納階段
    32. もや下げて、屋根下がる。小屋下げないで、屋根上げる?
    33. 救いの天空率
    34. リビングの風通しは、キッチンの小窓が鍵
    35. 外観バランスとキッチン採光窓の位置
    36. 新たなるマドリヤン
    37. キンコンカンコン埋め込みたい、トンチンカンチン壁がない
    38. 約六畳の和室に三畳のたたみ?
    39. あえて板間を残す和室の畳の敷き方
    40. [実施承認図] 二階図面と窓のクルクル [最終版間取り]

    外観検討イッキ読みリスト

    1. 初めてのイメージパースは白い家?
    2. こっちの屋根も捨てがたい
    3. 間取り瞬殺くるりんぱ!
    4. いきなりピンチか!? 1.7mの憂鬱
    5. もや下げて、屋根下がる。小屋下げないで、屋根上げる?
    6. 救いの天空率
    7. 外観バランスとキッチン採光窓の位置
    8. 新たなるマドリヤン
    9. 長は短を兼ねないサイディング出隅材
    10. 外観重視派なら、バルコニーは手すりなし
    11. あい門ちゅう・あい似ちゅう・あい選びゅう
    12. 移り気なワタシに Oh Oh 外壁
    13. 継ぎ目のない外壁テクスチャがムズイ
    14. ニチハのパースが来た!
    15. [実施承認図] 二階図面と窓のクルクル [最終版間取り]

    コメント

    タイトルとURLをコピーしました