わが家が注文住宅を建てて10年目の節目の年となった今年ももう少しで終わります。
ふと、わが家を建ててくれたアコルデの仕様が10年経過した今どのように変化しているのか気になって、思い切って岡本社長に聞いてみました。
ブログに掲載する前提での相談だったのですが、快く教えていただくことができました。
(もっと早く聞いておけばよかった・・・)
そこで、今のアコルデがどのような標準仕様を採用しているのかを、このブログで少しずつご紹介していきたいと思います。
まず今回は、水回りの住宅設備から浴室仕様をご紹介します。
現在のアコルデでは、クリナップ、タカラスタンダード、TOTOを採用しているそうです。
あくまで、ここでご紹介するのは2022年12月現在の情報でです。住設の標準仕様の変化はかなり激しいそうなので、実際に見積もりを依頼したら変わっている可能性も高いので、あくまで参考情報としてご理解をお願いします。
クリナップ ユアシス
わが家が建てた頃では、取り扱いのなかったクリナップが現在は標準仕様に採用されているそうです。
真っ先に気になったのが、スタイルシェルフととってもクリンカウンターです。
スタイルシェルフの2Wayの使い方ができる機能性も面白いですが、何より見た目がかっこいいですね。
木目調のアクセントパネルは見たことがありましたが、シェルフまで木目調というのはいいですね。
ボトル類を傾けて置くことができる水切りスタイルにすることで、水がたまらず、ボトルの下がヌルっっとするいやな状態を避けることができるようです。
簡単に取り外せるのもいいですね。
ちなみに、このスタイルシェルフ棚板とブラケットが売っているので、クリナップの浴室でなくても付けられるのかも(笑)
さらに、スタイルシェルフがそのまま大きくなったような、とってもクリンカウンターも良さそうです。簡単に取り外して洗えるようになっているのが大変素晴らしい。
シェルフと違って、重たくなる洗面器を支えないといけないのですが、強度も十分あるということなのでしょうね。
最近では、カウンターをそもそも取り付けないという人も多いそうですが、これならかなりお手入れが楽そうです。カウンターの下を掃除するの姿勢が辛いですから。。。
とってもクリンカウンターもバラ売りしているのを見つけられるのですが、ブラケットは見当たりませんでした。
カラーは、次の三種類ですが、この中だと、やはりブラウンを選びたくなります。
選べるカラーはこんな感じ。
人気のありそうな、ウッド調のパネルを標準で選べるのは嬉しいですね。
わが家のときは、ウッド調が1.5万円のオプションで悩んだhttps://blog.kisekinomyhome.com/archives/7089こと(結局断念)を思い出します。
さらに、足ピタフロアも気になります。
別名で、アクリストンフロアとも言うそうです。
アクリストンとは品質の優れたアクリル樹脂を採用したアクリル系人工大理石のことだそうです。
この汚れが付きにくいというのが本当であれば、嬉しいですね。
わが家の浴室の床は、まさに溝に汚れが溜まってくるので、時々徹底的にお掃除が必要になるのですが、これが結構頑固な汚れになることがあるので、汚れにくい床というのは重要だと痛感しています。
この足ピタフロアのパターンは、2016年に優れたユニバーサルデザインの商品を表彰する、IAUDアウォードを受賞しており、なにやらすごそうです。
受賞したのは、足ピタフロアというより、足ピタパターンという凸凹のデザインです。
機能性だけでなく、デザインも高級感がありそうですね。実物を見てみたくなりました。
さらに、細かいところを見ると・・・
シャワーのスライドバーは、わが家のときにはなかったので、ちょっと憧れます(笑)
わが家は、あまりシャワーを使わないんですけどねぇ。
ホーローでマグネットが使えるわが家は、たぶんこれで十分だと思います(笑)
ちなみに、スライドバーは、一度位置を決めてしまうと、あまり位置を変えないのでいらなかったという声もあるとYouTubeで見たことがあるんですが、どうなんでしょうね?
一つ、気になるのが、サンドイッチ天井の保温材の厚みが40mmとなっている点です。
クリナップのWebサイトを見る限り25mmと書かれています。
Webのほうでは、アーチ天井は2〜4cmになります。とも書いてあるので、アーチ天井の場合に限るのかもしれません。
あと、アコルデの仕様書には書かれていないのですが、ユアシスのWebサイトに壁壁間クリンパッキンが標準仕様とありました。
これは、一般的なコーキングよりも硬質な樹脂製のパッキンをはめ込むような工法のようです。
カビの根が入り込みにくいとのことですが、わが家は定期的にカビキラーでのカビ対策が欠かせないので、これは羨ましいですね。サイディング目地のガスケットのようなものですかね?
だとすると、コーキングのように密着するわけではない気がするので、隙間に入った水分やその隙間に根付くカビはどうなるんだろうという点は気になります。
タカラスタンダード リラクシア Pタイプ
わが家は、タカラスタンダードのミーナでしたが、現在ミーナは廃番になっており、リラクシアが標準でした。
このリラクシアは、ホームビルダー向け専用で、一般の方が直接購入できない商品です。
もちろん、タカラの売りであるホーロークリーンパネルです。
実際、ホーロークリーンパネルを使ってみての感想ですが、湯アカがたまってくると、さすがにスポンジでは、サッとひと拭きというわけにはいかないですね。
スチールたわしでこすっても大丈夫と実演してくれるぐらいなので、ステンレススポンジでこすっても良いのかなと考えたりしましたが、ホーロー鍋には使わないほうが良いと言われるぐらいなので、その勇気はありません。
この商品が良さそうなので、一度試してみようかなと思っています。
普段のお手入れは入浴時に洗い流すだけとありますが、なかなかやらないですね(汗)
ちゃんと習慣化していると、後がラクなのかもしれませんが・・・
窓のない写真ですが、別途窓枠がついていることが書いてあるので、タカラを選ぶと窓なしというわけではないと思います。写真だけ見ると、クリナップに比べて地味にみえちゃいますね(苦笑)
ちなみに、YouTuberの影響か、浴室の窓はいらないという施主さんがアコルデでも増えているそうです。
選べるパネルはこんな感じ。
わが家の頃と同様に、ウッド系のパネルカラーはオプションですね。
標準カラーの柄が昭和テイストなのは、相変わらずタカラスタンダードらしいなぁ。
頑丈さもタカラスタンダードのシステムバスの特徴です。
タカラのお風呂がどのくらい丈夫なのかは、こちらの動画でよくわかります。
普通は、こんなぶら下がり方しないですけどねぇ(笑)
なぜか、タカラスタンダードの保温材にも謎がありました。
壁の保温材が24mmとなっているのですが、Webサイトでは16mmとなっています。
わが家のミーナも、次のように16mmだったようです。
しかし、確かにこのように壁の保温材が24mmとなっているものも見かけます。
ホームビルダー向け製品だからか、Webサイトではいまいち詳細な情報が確認できないんですよね。
アコルデの仕様書に間違いはないと思いますが、商品によって細かく仕様が異なるようなので、このあたりはしっかり確認しておくのが良さそうです。
他の細かい仕様を見ると、ドアがパッキンレスのキープクリーンドアになっているのが羨ましいですね。
こんな感じで、すっきり換気口のないすっきりドアになります。
わが家は、まさにこの換気口があるタイプの折れ戸なので、汚れが溜まりやすく、結構お手入れが面倒です。
カラーによって、換気口が縦につくか、上に付くか違いがあったみたいなのですが、タカラスタンダードのWebを見ると、現在はどちらも上部換気口になっているようにも見えます。
アコルデの仕様書の写真だと、キープクリーンドアと書いているのに、下に換気口がある写真にも見えるのですが、どっちが正しいのか気になります。これも要確認ですね。
TOTO サザナ Pタイプ
最後にご紹介するのは、人気のサザナです。かなり前に、アコルデの岡本社長がサザナを標準仕様に出来たことを喜んで教えてくれたので、取り扱いにこぎつけるのに相当苦労されたのだろうと感じました。
サザナは、床もアクセントパネルも選べるカラーが圧倒的に多いですね。
おしゃれなカラーが多く、かなり楽しく悩めそうです。
タカラも見習ってほしいところですが、やはりホーローパネルでは、このようにはいかないのですかね。
サザナと言えば、なんと言ってもほっカラリ床ですよね。
ただし、ほっカラリ床は、汚れが溜まりやすく結構苦労されている人が多いという印象も持っていました。3M のクリーナーを使った浴室の床の汚れを取る方法を見つけたのも、ほっカラリ床を使われている方からの情報のおかげですしね。
しかし、調べてみると、2016年に改良されていたことがわかりました。
三上これまでの浴室は、おもに今お話しした3つの機能で選ばれていたのですが、最近は「清掃性」に対するニーズも年々高まっているんです。汚れにくさとか、お掃除のしやすさですね。TOTOのマーケティング調査でも、清潔に対する意識の高まりがより顕著になっています。そこで、2016年2月1日発売の新『サザナ』シリーズは「くつろぎのサンジュウマル」をベースとして、「クリーンでうれC(うれしい)お掃除ラクラク機能」を付け加えることにしました。
TOTO 通信 新商品開発物語
戸建向けシステムバスルーム『サザナ』プレミアムHGシリーズ、HSシリーズ新登場
このように従来品と新製品に汚れを落とす実験をしてみると・・・
従来品だと、このように溝部分に汚れがたまります。
でも、凸凹があることを考えると、これで普通なのですが・・・
改良された製品だと、このようになるようです。
これはすごいですね。確かに汚れが簡単に流れ落ちそうです。
仕組みは、特殊処理された親水層のおかげのようです。
ただ、これってあまりゴシゴシ擦ると、表面のコーティングがなくなってしまったりしないのかな?
その心配さえなければ、安心してサザナのほっカラリ床を選べそうです。
あと、アコルデの仕様書には書かれていませんが、サザナの場合はお掃除ラクラクカウンターという壁から離れたカウンターになるようです。
おそらく外れることはないと思うのですが、隙間に手を入れることができることで、お手入れがラクなんだとのこと。
わが家は、カウンターはあったほうが嬉しい派なのですが、今のミーナのカウンターのお掃除は結構くたびれるので、このカウンターは羨ましいです。
ということで浴室編は、ここまでです。
当時、水回りのショールームに行った時に、「アコルデさんは、良い仕様を入れてくださるんです」と言われたのが、とても印象的だったのですが、いかがでしょうか?
価格帯を見てみないと、なんとも言えないと思いますが、そのあたりも後ほどご紹介できそうなのでお待ちください。
しかし、この調子で掘り下げていくと、一体どれだけかかることやら。。。(汗
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