この骨太プロ向けライフプランサービスは家づくり計画中の施主にも絶賛お勧めだと思う

    資金計画

    前回のライフプランの話の続きです。

    今の所、野村證券のライフプランサービスは、まだ利用していません。
    似たようなので、愛用しているマネーフォワードからもFPに無料相談できるってサービスのお誘いも届いたりして、こっちも興味があるんですが今の所、まだ様子見です。

    無料サービスですからねぇ。無理な営業はないと言っても、結果は推して知るべしでしょう。

    ということで、今回は、前回の最後に見つけたと書いたすごいサービスのことをご紹介したいと思います。

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    人それぞれ違う事情に細かく対応できそうです@ craftbeermaniaさんによる写真ACからの画像

    一体どんなライフプランサービス?

    今回ご紹介したいのは、FP-UNIVというプロ向けのライフプランソフトです。
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    「正確さを追求したライフプランソフト」というタグラインにかなり細かいシミュレーションができそうな期待が高まります。

    家づくりに欠かせない、住宅ローンの高度なシミュレーションや、複数の保険の保険料や保証の推移をわかりやすくレポートできる機能があります。
    univ画面_現実的な住宅ローン
    わが家の場合に嬉しいのが、不動産投資分析機能が備わっている点です。
    univ画面_不動産投資分析機能

    やむなくとはいえ、奈良の家を賃貸に出しているので、この損益分析はライフプランの要素として、とても重要なのですが、前回ご紹介したようなライフプランサービスには、まずない機能です。

    制度が変更となる、令和4年の住宅ローン減税にも既に対応がアナウンスされています。
    univ画面_住宅ローン減税2022

    他にも国民健康保険税率などの制度改定もしっかり対応しているので、看板に偽りない正確なシミュレーションができそうです。
    univ画面_機能アップデート

    「税法制に忠実に」という考え方を、徹底されてるんでしょうね。
    univ画面_税法制に忠実に

    ここにかかれている通り、ライフシミュレーションソフトによって、全然結果が違うことが気になっていました。
    当たり前ですが、証券会社のシミュレーションでは、もっと証券を買えと言われますし、保険会社だと保険を見直せと提案されます(笑)
    住宅会社が紹介するFPがライフプランを作ってくれる場合もありますが、まぁ、おそらく買えます借りられますという方向の提案になるのは、当然でしょうね。
    嘘ではないんだけど、意図的かどうかはさておき、結構重要な視点がごっそり抜け落ちてたりすることもあるのですが、それらは家族本人たちにしかわからないものもあります。

    結果に一億円もの差が出るというのは驚きますが、正確な税制に合わせて、家族本人の主体的な計画を意志入れしたライフプランをコントロールするという観点は、とても共感できます。

    修繕費なども含めた正確なライフプランを立てておけば、批判の多いローコスト住宅を選んだわが家であっても漠然とした不安に悩まされる心配はありません。

    個人にフォーカスってのもいいですね。
    univ画面_平均値ではなく、個人にフォーカス
    残債が残った賃貸中の家があって住宅ローンの借り入れに苦労したわが家は、ハウスメーカーや銀行との相談の反応から「特殊事情」と見られるんだなぁと痛感しました。他のライフプランシミュレーションを見ても、やはり「特殊事情」なんだと思います。

    でも、様々な家庭があることを考えると、特殊事情というより各種事情はいくらでもあるはずですよね。

    平均的なデータや、事例に当てはまらないからといって、家づくりやライフプランを諦めたりしないためにも、個人ごとの事情にフォーカスして、考えるのはとても重要だと思います。

    • 賃貸か持ち家か
    • ハウスメーカーか工務店か
    • 性能か意匠か
    • 資産か消耗品か
    • ハイコストかローコストか

    なんて議論も「ライフスタイルの画一化」の先入観からくる考えかもしれないので気をつけないとですね。

    日本人は、「皆さん飛び込んでます。」 に弱いと言われてますので、仕方ないかもしませんけどね(笑)。

    無料でも使える料金プラン

    プロを想定したかなり高度な機能のサービスなので、細かく隅々まで使いこなすのは大変そうですが、一般向けにも無料で利用できるプランが用意されています。
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    また、14日間は全ての機能を無料体験できるので、ひとまず自分でライフプランの詳細なシミュレーションをしてみたいとか、セカンドオピニオンとして検証してみたいなどのニーズには短期一発勝負で活用できるかもしれません。

    有料プランは基本的に、プロが複数の相談者を相手にプランを作成してアドバイスをする想定になっているようです。
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    個人の場合は、1プラン作れればよいので、機能だけを開放してくれるプロより少し安いメニューがあると良いのですが、そのようなビジネスモデルではないのでしょう。

    月額5,500円は高いですが、家づくりの期間だけ利用するという使い方であれば、価値があるかもしれません。

    また無料プランで利用している個人ユーザー向けに、こんな感じで公開されているアドバイザーを見つけて利用すると、プロの分析機能を無料で利用できるようです。
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    以前から、ハウスメーカーや保険会社に属さないFPに相談してみることに興味はあるのですが、細かな資産状況を伝える手間が大変なんですよね。このサービスであれば、FP-UNIVに入力した正確なデータをそのまま共有できるので、かなりスムーズに状況を理解してもらうことができるような気がします。

    無料プランで登録すると、こんな感じで色んなアドバイザーを探すことができます。
    univ画面_アドバイザー

    実は、家を買った直後に、ネットで申し込んだFPに相談してみたことがあります。
    しかし、かなり詳細な資産状況を手間をかけて共有して相談したのに、状況を理解したり分析することなく、外貨預金をひたすら勧められるだったという苦い体験があったので、ちょっとトラウマです(笑)

    でも、折角お金払って相談してみたいのは、住宅FP関根さんhttps://sekine-fp.com/aboutがいいなぁ。
    今は、家買う予定ないのに何を相談するねんて話ですが。

    じゃぁ、結局プロに送客するだけのサービスかよと見えますが、人気の機能には・・・
    univ画面_人気機能

    ・ふるさと納税限度額
    ・保険分析
    ・必要保障額分析
    ・年金分析
    ・iDeCo分析
    ・退職所得分析

    など、個人でも自分で使って色々試したくなりそうな機能が、多数あります。

    やっぱり、もうちょっとハードルを下げた低価格なプランが欲しくなりますねぇ。

    ちなみに、再入力作業の手間をいとわなければ、14日ごとにあたらしいアカウントを取得するという使い方もあるかも(笑)

    実際にどんなプランが作れる?

    実際にFP-UNIVに登録してプランを作成してみました。
    やはり前回同様に、妄想を加えているお花畑プランなので「生涯、貯蓄が赤字になることはありえません」と、前回と同じような評価が出ており、FP-UNIVの正確性をお伝えすることは出来ませんが、お台所事情を明らかにはできませんので、ご了承ください。
    univ_ライフプラン_生きる道
    いくら、妄想とはいえ数字を出すのは恥ずかしいので、伏せました(笑)

    このようなグラフは他社のプランでも同じようなものが出てくるので珍しくありませんが、このようなマイルストーン毎の状態遷移表や
    univ_ライフプラン_状態遷移表

    キャッシュフロー表も作ってくれます。
    univ_ライフプラン_キャッシュフロー表

    住宅ローン分析では、住宅ローン控除率まで自動計算してくれます。
    univ_ローン分析

    ローンの年間返済額や償還表まで出来てしまうのですから、さすがプロ向けですね。
    univ_戸建てローン償還表

    全く使いこなせていませんが、次のように、繰り上げ返済効果や、年間返済額・年ごと、月ごとの償還表でローンを分析したり、
    一軒家ローン分析サマリー

    キャッシュフロー表から、住宅ローン控除額を確認することもできるようです。
    #0w9270-AN6MAICLUHOTO- PMAAR

    わが家のように所有不動産を賃貸に出している場合、投資指標を出すこともできます。
    univ_不動産投資指標

    今回のように、奈良の家の店子が退去になった場合は、シミュレーションをやり直す必要がありますね。

    データの入力方法は、一般利用者も意識しているのか、親しみやすい入力画面にしているそうです。
    univ画面_親しみやすい入力画面

    実際の入力画面は、こんな感じで、親しみやすいと言っても結構入力項目があって癖のある操作性ですか、すぐ慣れると思います。
    univ_所有物件_ローン

    こちらは、奈良の家を投資用として登録している様子ですが、購入時点の価格までさかのぼって金利や諸費用を反映するのがめんどくさいので、今取得したということにして入れたりしてみています。
    正確に入れられるのは良いのですが、データを正確に反映するのは、かなり苦労がありそうです。

    他のライフプランサービスでは、賃貸か持ち家かの選択と、持ち家は一軒だけが前提というのがほとんどですが、FP-UNIVは複数物件を入力できます。

    年金加入実績も、ここまで細かく入力できる項目があるので、概算ではなく、いかに個別事情に正確に合わせてシミュレーションしようとしているかがわかると思います。
    univ_年金

    こちらは試していませんが、50代になると、たちまちリアリティが出てくる退職所得の分析機能もあります。
    退職所得の分析
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    受け取り方によって、税額の損得があるようですが、本来このようなこともライフプランであらかじめ見通しを立てておくべきですね。しっかり、勉強しておかねば。。。

    ということで、家づくりをされるかたは、ライフプランにも敏感な方が多いと思うので、もしまだお試しでなければ、是非一度利用してみてはいかがでしょうか?

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