イエマガ「屋根裏収納がほしい」連載更新のお知らせです。
前回は、屋根裏をホームシアター化する話題でした。
屋根裏ではありませんが、我が家でもリビングでプロジェクタを使ったホームシアターの実現を密かにもくろんでおりまして、いつか達成したらブログでもご紹介したいと思います。(いつになるやら)
ただ、リビングの場合、日中は明るすぎてプロジェクタには向かないので、やはり暗い環境を作りやすい屋根裏のホームシアター化は理にかなっている気がします。
さて、屋根裏に向いているといえば、ハイジ世代のワタクシが短絡的に思い浮かぶのがベッドルームです(笑)。
寝るためだけに、ホームシアター同様に、大きな窓や天井高が不要なので屋根裏にベッドを置くのはとても合理的だと思うのですが、日本の戸建住宅ではあまり取り入れられてない気がするのがなぜだろうと以前から思っていました。
ロフトをベッドスペースにするプランは、よく見る気がするんですけどね。
ただ、ロフトのベッドスペースは、なんとなく子供用という勝手に決め付けたイメージを持ってもいましたね。
ということで、今回の更新テーマは屋根裏のベッドルームのお話でございます。
まさにこんな感じ@Angela RoseによるPixabayからの画像
家の高性能化が進むと屋根裏ベッドルームも増えたりして
私が考える屋根裏をベッドルームにしない理由は、こんな感じでしょうか?
- 階とみなせない屋根裏収納はベッドルーム含めて居室として利用できない
- 屋根裏は暑い
- 屋根裏を居室として利用するには、3階建て扱いとなって構造計算や構造強化のコストが高い
- 屋根裏を快適にするための断熱性能向上のコストが高い
しかし、昨今の「2階建てでも構造計算をすべし」「高気密高断熱性能は標準仕様」などの、業界の方々の戸建て住宅の高性能化の意見が、本当に常識になると、これらは障壁にならなくならない気がしてきました。
最近では、建売住宅でも固定階段付きのロフトや小屋裏収納があるプランをよく見かけるので、もう1段の住宅性能向上と建築確認などのハードルを超えることで、屋根裏を広々した居室として使えるようにするのもセットで可能になるかもしれません。
そこまでするなら、3階建を建てるでしょうという声も聞こえて来そうですが、桧家住宅のアトリエが言うように総三階建にするよりも建築・設計コストを抑えることができるメリットはあるので、住宅性能を上げて屋根裏を隅々まで使うというのは、一つの選択肢だと思います。
[引用: 株式会社 ヒノキヤグループ NEWS RELEASE 「Atelier(アトリエ)」新発売]
お金をかけて、ひたすら住宅性能のスペック値を追い求めることは、ローコスト志向の我が家には縁遠かったのですが、トータルの建築コストを下げることに繋がるのであれば関係なくない話かも。
ただ、ローコスト住宅派としては、スケールメリットとローコストオペレーションで、やはり根本的な建築コストも、同時にお手頃価格を維持していただきたいところですが(笑)
狭小建築面積の屋根裏主寝室のプランを考えてみた
ということで、今回の更新はこちらです。
屋根裏部屋がほしい! sponsored by マイホームデザイナー13
「第20回 屋根裏ベッドルームプラン」
屋根裏を主寝室にすることで、階下の面積をどのくらいにコンパクトにまとめられるかを意識したプランを作ってみました。見る人が見ると、屋根裏への階段の付け方に無理があることに気がつくと思いますが、素人の妄想と温かい目で見ていただけますと幸いです(汗)。
この階段の付け方だと、片流れ屋根のほうが良いのですが、どうしても三角屋根にしたかったのです(笑)
よろしければ、是非見ていただいて色々ツッコミなどもらえると嬉しいです(笑
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