[イエマガ更新!]屋根の選択次第で屋根裏スペースはどのくらい差が出る?

    イエマガ

    イエマガ「屋根裏収納がほしい」連載更新のお知らせです。

    前回は、いろいろな小屋裏収納の階段やハシゴについて取り上げてみました。

    階段といえば、小屋裏収納への階段スペースの確保のため屋根のかけ方に悩んだことを思い出します。
    結果的には、天空率を活用したおかげで、理想の方向に屋根がかけられて階段や小屋裏収納のスペースも理想通りのプランになりました。

    どこかの工務店で、「階段を建物の中央に配置すると、小屋裏収納を広く取ることができる」と言われて意識して間取りを考えていたのですが、斜線規制の影響はまったく頭になく、かなりハラハラしました。

    確かにわが家は、階段を真ん中に配置したことで、広い小屋裏収納を確保することは出来たのですが、規制ぎりぎりまで取れたわけではありません。

    そこで、今回は当時なかなか感覚がつかめず(今でも)苦労した、屋根のかけ方と屋根裏スペースの関係を、テーマとして取り上げてみました。

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    奥行きがなくても片流れなら屋根裏スペースが取れます@nao_foto工房さんによる写真ACからの画像

    片流れは安いのか高いのか?

    この話、以前も書いたのですが、当時困ったのが、片流れは安いという一般的なセオリーが、工務店によっては当てはまらない場合があることです。

    小屋裏収納のプランには、片流れ屋根が有利なうえに、ローコストで済むのであれば、わが家にとっては渡りに船だったのですが、期待していたローコスト工務店の見積もり例では、こんな明細になっていました。

    SBSH0009_片流れ追加

    固定階段式の小屋裏収納は、当時26万円ぐらいで格安で作れると聞いていたのですが、事実上採用が不可欠な片流れ屋根を取り入れると、このように追加変更工事費用がかかります。
    これは、ちょっとしたトリックだなぁと思いました。

    切妻屋根のままであれば、屋根の変更工事はもちろん不要なのですが、切妻屋根では、十分なスペースが取れませんしねぇ。

    とてもローコストな工務店だけに、片流れの変更で発生する外壁面積の影響もあるのかもしれませんが、会社ごとの積算ルールもきちんと確認しておく必要があると痛感しました。

    アコルデの場合は、岡本社長が「外壁の面積が広いとコストかかるんですよねー。まぁ、いいですけどねー」と太っ腹に言ってくれた、広大な屋根裏を作れそうだったプランも、未だに後ろ髪を引かれています(笑)

    片流れ屋根はコストアップかコストダウンか?

    [屋根にも色々]コストダウンシリーズの続きです。融資条件でコストダウン – コストダウンコストダウンシリーズの続きでございます。前回は、少々強引なこじつけっぽい話でしたが、コストダウンにも色々な考え方があるということが興味深いと感じておりました。とはいえ、我が家のような、そもそもハウスメーカーを選ぶ予算がない立場ですと、ほとんど妄想ですよね(笑)ハウスメーカーでコストダウンと言えるかたは羨ましいです(^^…

    屋根裏スペースの早見表?

    ということで、今回の更新はこちらです。
    01_屋根裏部屋がほしい
    第25回 よく検討したいところ②屋根の種類と角度の違い【屋根の勾配4寸】

    プランニングの際に、3Dパースや室内の様子をCGで見せてくれることはあっても、小屋裏収納の内部構造までは、再現してもらえない場合もあると思います。
    わが家が利用していたのは、3DマイホームデザイナーLS4でしたが、当時は屋根裏部屋の作成機能がなく、招き屋根の外観はなんとか再現したものの、小屋裏収納の室内の再現は諦めていました。
    その後、ブログを続けていたおかげで、LS4でもなんとか工夫すると、小屋裏収納を再現できる方法を見つけたのですが、なかなかやった人は少ないのではないかなと思います。

    最新の3Dマイホームデザイナー12では、屋根裏部屋が簡単に作れれるようになって、とても便利でおすすめなのですが、今回は間取りソフトを持っていなくても、ざっくり屋根裏空間がどのくらい取れるかがわかる早見表的なものを作ってみました。

    ちょっとでも屋根形状や勾配選びに悩む方の何かの手がかりになればいいな〜
    ということで、興味がありましたら、是非ご覧くださいませ。

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